マッチングアプリで婚活しているのですが...

今回はマッチングアプリで絶賛婚活中である、40歳OLさんからのご相談。
最近はオンラインで知り合い、実際に結婚する方が本当に増えていますよね。
マッチングアプリは適切に利用すれば非常に有効なツールであると思います。
ただ便利な一方で落とし穴があることも間違いありません。
「ご利用は計画的に」というところでしょうか。
まずはご相談文から。

フェル先生こんにちは。最近転職したばかりの40歳会社員です。
私は現在マッチングアプリを使って婚活をしています。いままで10人以上の男性と連絡を取り、7人と実際に会ってデートもしましたが、恋人関係にはなれませんでした。
正直、会うまでのメールのやり取りが面倒くさいと感じています。
私はチャットの相手が欲しいのではなく、結婚相手を見つけたいのです。
最近、Teaser AIという、AIが事前の面倒なチャットを代行してくれる便利なアプリがあると聞きました。このアプリで相手とのやり取りを簡略化することができれば良いなと思っています。
ですがこの方法が本当に効果的なのか不安に思っています。このアプリは本当に有効なのでしょうか。危なくありませんか？何でもよく知っているフェル先生からアドバイスをお願いします。
40歳　女性　会社員　ichi

マッチングアプリは完全に市民権を得た段階に入り、普通に出会うのはもはや当たり前。
続々と結婚するカップルが生まれています。実際に若い人の結婚式に出ても、「お二人の出会いはマッチングアプリであり......」と隠し立てせずに堂々と事実を開示するようになりました。一昔前は「共通のご友人の紹介で......」と出会いの真実を濁して紹介し、意地の悪い女友達の席からは「本当はTinderなのにねぇww」などとヒソヒソ嘲笑する姿を見かけたものです（ちなみにその意地悪女子軍団は全員シングルでしたが）。

不勉強で申し訳ありません。ichiさんからご相談を頂くまで、Teaser AIなるものの存在を知りませんでした。仰る通り、デートに漕ぎ着ける前段階の長々としたやり取りを、AIが代行してくれる何とも都合の良いアプリがスタートアップ企業により開発されているようですね。ご自身のSNSとリンクして個人の趣味や嗜好を把握させ、当人に成り代わって会話を進めてくれる、と。なるほどこれは便利です。仰る通り「簡略化」にも繋がりましょう。AIの技術進展はめざましいものがあり、自然言語処理や画像認識の分野に於いては既に人間の能力を超えています。