今回は対人関係でお悩みの34歳OLさんからのご相談。お急ぎでは無いと控えめなリクエストですが、いえいえ、こちらも回答に急を要する内容です。優先的にお応えいたしましょう。銀行員のお嬢さんの回答は、次週に必ず行いますね。ではご相談文を。
自分の事を棚に上げて申し上げますが、感情的になる人は私も嫌いです。今回は久しぶりに一問一答形式でお答え致しましょう。
世界の悩み、対人関係。ヒエラルキー下位を自認されて居られますが、いったいどのようなものでしょう。
職場の意地悪グループに目を付けられやすい。しかしその内容はハブられ虐められるというよりも、面倒ごとを押し付けらる所謂“損な役回り”。つまりは職場の便利屋さん扱いで、究極の“良い人扱い”という事ですね。「羽衣ちゃんコレよろしくね~」なんて言いながら雑務を貴女に押し付けておいて、自分たちは茶菓子を食べながら談笑している。能力もさほど変わらず、学歴や職歴にも大した差は見られない。それではどうして小さな職場内で、かような扱いの違いが生まれてしまうのか。そこにはあなたと件の意地悪グループとの間に決定的な「違い」があるからです。そうした連中は、その小さな「違い」を目敏く見抜き、(無論決して口には出しませんが)その差をえぐり出し嘲笑してあなたを軽く扱う。しかし被弾するあなたの方は、その「違い」なるものの理由が分からない。彼らとの分かり難い違いはどこにあるのか。それは体型かも知れないし、主義主張かも知れないし、あなたのオドオドした話し方や態度かも知れません。冷静になって彼ら彼女らとの違いを分析してみて下さい。ご自身ではなかなか見つけ出しにくいでしょうが、彼らに気に入られようとか、何とか仲良くしようとかの考えをすっぱり捨てて、昆虫を観察するようなつもりで「違い」を見つけ出してください。そこに必ずヒントが隠されています。
その人は単なるキチガイです。しかも救いようのない重度なコンプレックスの持ち主です。相手にするだけ時間のムダです。特別に仲が良くもない人に対して、わざわざ時間を割いて「なかよしのフリ」なんぞする必要は1mmをありません。「や、ごぶさた」「あ、どうも」以上!で良いじゃないですか。仕事の事を聞かれたら、「単なる事務仕事で、大したことはしていません」と答えれば十分です。そうした手合は相手にマウントを取って喜ぶ低レベルの人間です。あなたから予想外の答えが返って来たので、それを受け止められずに突然キレる。惨めなものじゃないですか。あなたが余程のボランティア精神をお持ちなら、付き合って話を続けても良いですが、そうでないのなら「どうも」の一言で終了です。