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金縛り

こんばんは、フェンリルです。

皆さん、人生で1度は寝ている時に金縛りにあった事、ありますよね?

多感な10代の時期になっていたのではないかと思います。

私は、金縛りには2種類あると思うんです。

一般的に言われているのは、身体は寝ているけど脳は覚醒しているレム睡眠から睡眠が始まる事で、睡眠麻痺という状態になる事だと思います。

まぁ、簡単に言うと動きたくても動けないってやつですね。

この状態でも、酷い時には身体が宙に浮いて天井が目の前にあるように感じたり、意識だけ動いて軽い幽体離脱のように客観的な自分を見る事があります。

急に話は変わりますが、皆さんは目を閉じた状態で、目の前に手を置いた時に、暗い影の様に薄らと見えますか?

人間の身体って不思議なもんで、電気を消して真っ暗な中でも、たとえ目を瞑っていても目の前にナニカがくると、見えるものなんですね。

今日はそんなお話です。

あれは私が15歳の頃の話です。

日常的に金縛りはあったんですが、あの日の怖さとは比べものになりません。

夜も更けてきて、2:00くらいでしょうか。

そろそろ寝ようと思って、電気を消して布団に入り、目を閉じた直後にそのプレッシャーはやってきました。

間違いなく、まだ起きていて、身体は動かせます。

目も開けられるでしょう。

ただ、余りにも目の前の影の大きさと、空気の重さが圧倒的で、怖くて何もできません。

目を閉じている体感なので、はっきりとはわかりませんが、ベットよりも大きな影が、明らかに自分の上にあります。

そして、凄まじい空気の緊張感で全く身動きが取れないのです。

どれくらい時間が経ったでしょう。

体感的には1時間くらい耐えていたんですが、実際には5分かもしれません。

あまりの緊張感に耐えられなくなってきました。

動くと殺されるかもしれない。

でも、このプレッシャーにいつまで耐えればいいんだ。

もう嫌だ。

耐えられない。

そんな気持ちで、なんとか右手の指に力を入れたその時。

なんと、バッ!と音を立てて影が一瞬で消えていきました。

嘘の様にプレッシャーも消えています。

恐る恐る起きて、電気をつけて状況を確認しましたが、身体にも部屋にも、何も変化はありませんでした。

その日は流石に怖くてリビングで寝ましたが。。

どうでしたか?

皆さんも同じような体験ありますでしょうか?

思い返してみると、見える影には黒い影と白い影があって、黒い方はとても怖かった記憶があります。

最近では、図太くなって全く見えなくなりました。

歳を取ると細かい事が気にならなくなって生きやすいですね。

当時は、遊びに来た友達が赤ちゃんが通り過ぎてく!(泣)と叫びだしたり、金縛りも起きてる状態であったりと色々と不可思議なコトが続きましたが。。。

それはまた、別のお話。



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