見出し画像

ストレスと女性ホルモンエストロゲンの関係

更年期って、症状がストレスの原因になることはもちろん職場や家庭環境など、何かとストレスが溜まりやすいですよね。
実はストレスには女性ホルモンであるエストロゲンが関係しており、相互に影響をしあっているんです。
今回は、ストレスとエストロゲンの関係について解説していきます!

1. ストレスがエストロゲンに及ぼす影響

ストレスを受けると、体内でコルチゾールというストレスホルモンが分泌されます。
慢性的なストレスによるコルチゾールの過剰分泌が、エストロゲンを生成するためのホルモンのバランスを乱したり、エストロゲンの機能を低下させることがあるんです。

2,エストロゲンがストレス反応に及ぼす影響

エストロゲンは、脳内の幸せホルモンと呼ばれるセロトニンシステムにはたらき、気分の安定化やストレスの軽減に役立つことが示されています。エストロゲンのレベルが低下すると、ストレスに対する感受性が高まり、ストレス反応が過剰になるといわれています。

女性は、思春期・妊娠・更年期など、ライフステージによってエストロゲンレベルは大きく変動します。これに伴い、ストレスの影響も変わることがあるんです。

年齢によるエストロゲンの分泌


特に、更年期におけるエストロゲンの減少はストレス耐性の低下や気分の不安定さを引き起こすことがあり、うつ状態に陥るリスクが男性よりも高いといわれています。
ホルモン補充療法(HRT)や投薬などの治療で改善する場合もあるので、ストレスや気分の落ち込みなどの症状がひどい場合には、婦人科や心療内科へ相談してみてくださいね。

3,ストレス管理とエストロゲンレベルの維持

適切なストレス管理は、エストロゲンレベルのバランスを保つのに役立ち、更年期症状の緩和にも繋がります。
・ヨガやウォーキングなどの軽い運動
・十分な睡眠
・栄養バランスの取れた食事
を基本とした、健康的な生活習慣を送ることはもちろん、友人とのおしゃべりや趣味でのストレス発散方法を見つけてみてください。

ちなみに、ぬいぐるみなどの柔らかいものをハグするだけで幸せホルモンであるセロトニンが分泌されるといわれています。

4,おわりに

いかがでしたか?今回は、ストレスとエストロゲンの関係についてご紹介しました。
エストロゲンの低下がストレスの原因になるほか、ストレスがエストロゲンレベルを低下させることもあるなんて、驚きですよね。
ストレスを上手く発散させて、少しでも穏やかな更年期を送りたいですね。

FemMoon更年期相談窓口🌹では
2023年9月より、同じ悩みを抱える更年期の方々が集う、LINEオープンチャットを開設しました!
匿名で相談できるのでぜひご活用ください^^

LINE オープンチャット
🔎『FemMoon🌹更年期相談窓室』

この記事が参加している募集