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日本発!コンドームケースを開発したCosmos様にインタビューしました!

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”Cosmos”ってどんな人たち?

『人生に、多様性とチョイスを』
をビジョンに掲げるセクシャルウェルネスブランド『Cosmos(コスモス)』。

カナダやニュージーランドの在住経験を活かし、海外のジェンダー・セクシャルヘルスに精通する古川さくらさん(右)と橋本阿姫(あき)さん(左)のお二人を軸に活動しています。

想いを形にするブランド立ち上げ支援サービス「FEMMA」と共に、コンドームケース開発を行い、この度12月4日(土)12:00から1月10日までクラウドファンディングを行います。

リターン情報や詳細が気になる方はこちらのURLからどうぞ!

プロダクトについてCosmosの2人にインタビュー!


開発で大変だったことは何ですか?

阿姫さん:
デザインの面はメンバーみんなで紆余曲折をしながら考えました。
ジェンダーレスを軸にしたいという気持ちがありましたが、誰でも持てるデザインや誰でも持ちやすい素材ってどういうものだろう?とすごく悩みましたね。

さくらさん:
やっぱりコンドームって言葉自体に、
未だスティグマ(偏見)だったりタブーがかなりあるので、コンドームケースとして打ち出すのか、それともおしゃれなケースを開発していくのかというところからたくさん悩みました。
日本では、避妊方法としてコンドームを使うことが主流ですが、
女性の身体を持つ方も主体的に避妊ができるということをこのケースを通して伝えられればと思っています。


フェムテックフェスでの来場者の反応はどうでしたか?

阿姫さん:
ジェンダーレスコンドームケースと伝えたときに、「私には必要ないわ」とはっきり仰る方もいました。
避妊だけではなく性感染症や性犯罪などの観点からも、普段から持ち歩くことの大切さを説明させていただき、
「なるほどね」と興味を持ってくださった方も多く、嬉しかったです!

さくらさん:
たくさんの反応がありましたが、
愕然と「なぜ必要なのか」っていう質問は多かったです。
しかし同時に、しっかりとCosmosのコンセプトやコンドームケースの用途をお話する機会も頂けました。
「自分は使わないかも」という方には、
「親御さんが性教育の一環でお子さんにプレゼントするのも素敵ですね」
というような提案をしてみたりもしました。

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FemtechFes!2021の様子


2人の海外経験の中で、日本や外国の性教育に対して何か思ったことはありましたか?

阿姫さん:
私はニュージーランドにいたのですが、
女性がパワーに溢れている方が多く、男女の性の差をあまり感じなかったということが印象的でした。
日本だと、女性が二歩三歩後ろで歩くのが良いとされている空気感がありましたが、
ニュージーランドでは女性と男性が同等に扱われ、フラットな感じがしました。

それが凄い不思議というか、私にとっては新鮮でしたね。

さくらさん:
私はカナダのバンクーバーにいました。
街にはレインボーストリートというLGBTQフレンドリーな道があったり、各レストランにレインボーの旗やトランスセクシュアルの旗がぶら下がっているのを見かけて、性に関することが日常に溶け込んでいるのを感じました。
性教育に関しても、ただ単に”セックス=挿入”っていう教育だけではなくって、
性暴力やコミュニケーションのこと、性的同意なども含まれてのセックスエデュケーションだったので、レインボーストリートなどの街並みも、そういった性教育からの影響があるのかなと感じましたね。


最後に、Cosmosが実現させたい社会について教えてください!

阿姫さん:
私たちがコンドームケースの開発を始めたころ、コンドームを持ち運ぶ文化をつくるには、「意識改革から必要だよね」って話してたので、本当にその意識を変えていくために、コンドームケースを武器に頑張りたいです!

さくらさん:
Cosmosの活動が、性に悩む人たちや性の情報を知らない人たちにとって情報提供・アウェアネス(気づき)となる場になればいいなと思います。
社会自体を変えていくっていうのは本当に難しく時間のかかることだと思いますが、Cosmosのジェンダーレスコンドームケースをきっかけにコンドームを持ち運ぶ文化や、性的同意だったりコミュニケーションがしっかりととれたり、NOとかYESをしっかりと言える・それが理解される文化を私たちが創っていければなと思います。

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応援してくださる方はこちらから!

クラウドファンディングは
12月4日から1月10日まで行います。
2500円の【Cosmos応援プラン】からご支援可能です!

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ブランド制作に興味がある方は、
下記URLを覗いてみてください。

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株式会社KOHAKU 広報担当:緒方雅楽
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あなたの 「叶えたい世界」 教えてください (2)

Writer:MANA(株式会社KOHAKU)

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