懐かしの。

我が家の子ども達は、「ふくしまきっず」という原発で被災した子ども達のための支援を受け、当時長期休みの際には日本各地へ避難していました。10年経ち、団体の支援は終了していますが、本当にお世話になったなぁと、久しぶりにサイトを開いて見てみました。当時の写真が活動報告と共に載せてあり、懐かしく思いました。

あの当時は、どうしようもない不安と、目に見えない恐怖と、常に警戒して過ごしていたように思います。

今でも子ども達には、福島県から封書が届き、身体的な変化は無いか、精神的な不安は無いか、調査が続いています。甲状腺の検査も毎年受けていたと記憶しています。まるでモルモットのような、人体実験じゃないのか、と思いながら回答していましたが、前例のないことなので、調査し続けるしかないのでしょう。

そんな子ども達がお世話になった先は、北海道や、岐阜、京都など、多岐にわたります。少しでも御礼をと思い、ふるさと納税をしたりしたこともありました。子どもと2週間以上離れて暮らすことになったとしても、その当時はそれが子ども達のためだと思っていました。色々な経験をさせていただき、今更ながらに感謝しています。子ども達に聞いても、色々と記憶に残っているようです。

大学生のボランティアをしてくださった方や、ホームステイで受け入れ先になってくださったお宅など、改めて御礼に伺いたいものです。


さてさて。私はというと、少し過去を掘り起こす作業をしてみようと思っています。特に、過去の失敗談についてです。経営者をしていた時の失敗談、子育ての失敗談、親や兄弟との失敗談ですね。

誰しも経験があることなのでは?と思ったのですが、どうやらそうでもないらしく。今だから見えることがあるはずです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?