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魔術師に学ぶ⑥教育

◯新しい時代に磨くべき能力は、ポートフォリオマネジメントと金融的投資能力
◯ポートフォリオマネジメント→複数の職業をもったうえで、どの職業をコストセンター(コストがかさむ部門)とするか,どの職業をプロフィットセンター(利益を多く生む部門)とするか
◯金融的投資能力→「何に張るべきか」を予測する能力.
◯日本人が時代を読むのが苦手なのは,専門性に分かれたから.ポートフォリオマネジメントをしたり,いろんなところに行ったりしないので,タコつぼでしかものを見られない。それを避けるには,ひとつの専門性でトップに上り詰めて、トップ・オブ・トップの人たちと横の交流をもつこと.
◯ポートフォリオマネジメントと金融的投資能力を育てるには
◯小学校に入るまで:五感をフルに使う,幼稚園や保育園に通わせるよりも、子どもが好きに能力を伸ばせるようカスタマイズした教育を.
◯小学校:好きなものや好きなアクティビティを見つけること
◯日本の問題点は高校,ポートフォリオと投資能力を教える適齢期.OJTによって少しでも社会のことを知るべき.高校を変えるには大学を変える。特にセンター試験をやめる.
◯大学生には研究をさせる=誰かがやったことは研究にはならないから,その分野のトップ・オブ・トップになれる。未知のテーマに挑む習慣もつく,この能力は社会人になってからも明らかに生きる.



教育について、良くも悪くも私は何かに本気で打ち込んだことがなかった。

勉強とは、他人が研究した結果を学ぶこと。
研究とは、他人が勉強可能にしてあげる状態にすることである。

例えば教科書でいうと、
勉強は教科書を書き写す作業で、研究は教科書を作る作業になる。

勉強と研究は繰り返さなければ21世紀のショア会には適応していけない。

つまり、トレンド(時代性)を読むことは重要
勉強することも重要
しかし、一番重要なのは
トレンドを作る側になることである。

先人がどこまでやって、今の自分の私たちではどこまでできるか、時代時代のオリジナリティを作っていくことになる。

研究も同じことで、先行研究と自分が目指したい世界との間で、何が研究になるかなるかを考える作業である。と落合氏は語っている。

オリジナリティとは今までのものを知って、そこに自分に何ができるか+1してあげること。これも一つの研究の成果である。

大学に行ったビジネスパーソンも大学に行っていないビジネスパーソンもこのように考えれば、研究の枠組みや考え方が少しでも変わってくるのではなかろうか。

大学まで行ったのにそうした考え方を学んでいなかった自分が恥ずかしいです。だからこそ、こうして学んだことは即アウトプットしていきたいと思います。


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