Webサイトの修正で絶対に起きてはいけないこと
昨日から引き続き、Webサイトの修正作業を継続している。
今回、大幅に手を入れるのは、整体院のTOPページ。
テスト環境で修正箇所をざっと確認して、夫にもOKをもらっていざ本番環境へ修正を反映させた。
今回は、フクザツな修正はしていない。
HTMLを書き換えたくらいなもので、いわゆるプログラムを組んで動的に表示内容を作る、みたいなことはしていない。
WordPressの管理画面のテキストエディターに文字を打ち込む、というくらいの内容なので、ぜんぜん高度なことではない。
なのだけれど、今だに「本番環境(=いま実際に稼働しているサイト)」をいじるというのは、緊張するものだ。
どうしても昔、システムエンジニアをしていたころの記憶がよみがえってくるのだ。かつて、わたしが働いていたプロジェクトは、某金融系の会社のECサイトだったのだが、深夜に本番環境修正を反映させるときのあの張り詰めた空気感は思いだすだけで胃が痛くなりそうで、二度と経験したくはない。
ああいうシステムは、作って、テスト環境でさんざんテストして、バグをぜんぶ潰してから、本番に移行するのだけれど、時として予期せぬエラーが出てしまうことがある。小さなものならまだいい(本当は良くないが)、でも致命的なエラーが出てしまったら、その場で一刻も早く復旧作業にとりかからなければいけない。
あれはほんとうに最悪だ。
たまに、銀行のシステム障害のニュースなんかが流れると、「あぁ…」と担当者の置かれた状況に同情してしまう。あぁ……
そういう大規模なシステムと比較するのもなんだけど、わたしだっていま自分が関わっているWebサイトが飛んだら、焦るし、身体中を冷たいものが走るだろう。
今回じつは、少し手の込んだ修正にチャレンジしてみようか、というアイデアが一瞬あたまをよぎったのだが、辞めにした。
調べているうちに
「画面が真っ白になってしまったときのために、必ずバックアップを取ってから作業してください」
みたいな警告文をたくさん目にしているうちにひるんでしまった。
想像は、つく。
さー、修正したぞ、確認、ポチっと
したら…
えーっと
えーーっと
・
・
・
・
・・・・・
何も表示されないんですけど。
って、あるよね。
たぶん、いまのわたしだったら、パニックになるだろうな。
そんなリスクを冒したくない。
過去の経験でいうと
404
Not Found
よくあったなぁ~。絶対に出したらあかんやつ。
大きな企業のソレと比べたら、別にページが真っ白になろうとも
たいした被害はないのだが。いちおうサイトを任されている身としては、やっぱり本番エラーは出したくないもの。
仕事あがり直前に、エラーは出したくないもの。
休日のあいだじゅう、悶々とエラーの原因を考えたくないもの。
というわけで、今日はキリの良いところまでできたので作業はおしまいにしよう。
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