現実逃避といわれても。

動画編集がひと段落したところで、たまには別の話も。
職場はもちろん、家にいても座ってPCが使える環境なら迷わずPC作業を優先しなければならない状況が続くと、無性に本が読みたくなる。

本読みたい本があっても、そこがPCが使える環境だと、本を読むことはなんとなく後ろめたい気分になってしまうもの。そういうわけで、電車での移動時間は絶好の読書タイムになる。

読みたい小説もあるけれど、Macの使い方、Photoshopの使い方など実用的な本(たいがい大型で重たくて鞄が重たくなる)も読みたいから移動中に読む。もっといえば図書館で借りてきたロシア語の勉強の本もある。

日頃はDuolingoというスマホアプリで、勉強というよりはゲーム感覚で毎日ロシア語に触れてはいるものの、開始から100日をすぎるとそれなりに難易度も上がってくる。
耳でロシア語の音声を聞いて、その英訳を単語をぽちぽちと選んで解答するか、英語の文章が出てきてをそれに該当するロシア語の単語を選んで解答する、というパターンなので、本当に意味が分かっている場合はもちろん、いまいち意味がわからなくても、選択肢の中から適当に文章を組み立てれば正答できることもある。

こうなると本当に単なるスマホゲームだ。

間違えると❤️(ライフ)がひとつ減り、5個持っていた❤️が0になると、手持ちのポイントと引き換えに復活させるか、ある一定の時間が経過するとまた回復する(みたいな)ので、それを待つか。
このポイントは問題を解くたびに加算されていくので今まで足りなくなったことはないが。

でも、あまりにも間違いが続いて❤️が減っていくのは悔しいので、なるべく間違えないようには頑張っている。が、あまりにも疲れすぎていると、スマホでタップするのを間違えて、本当はわかっていたのに間違えた、ということも頻繁に起こる。

こんな疲労困憊しているのに、ロシア語の勉強って…?
単なる現実逃避なのかも、と思ったりする。

でもやっぱりロシア語じたいには興味があるから、図書館でおもしろそうな本を借りてきて、スマホゲームの代わりに電車の中で読むことにした。

それがこの2冊。
どちらも同じ著者の本なのだけれど、これがまた
おもしろいのと、勉強になる。

小難しいことは書いていなくて、読みものとして目を通しながらも、ちょっとした豆知識みたいなものが入ってくる。

ロシア語のしくみ《新版》

にぎやかなロシア語メモーあるいは眠られぬ夜の外国語のために

この本を読んでから、Duolingoで問題を解いてみたら、なぜだか急に曇っていた目がパッと晴れたような、急にロシア語の単語が身近に思えてきたのは驚いた。

今までは、たんなる文字の羅列、形だけなんとなく覚えているけど音声を聞かないとソレがどういう意味の単語だかわからなかったのが、文字をみてパッと意味が浮かぶようになった(単語が増えた)。


ただ、Duolingoもわたしにはとても良い学習になっていると感じている点があって、それはとにかく「音声」に触れていること。
その昔、英語を勉強していたころは、読み書き、というか文章を読んで書くことはできたけど、リスニングはめちゃくちゃ苦手だったし、もちろんスピーキングもめちゃくちゃ苦手だった。

文字を読んだり書いたりはできるけど、聞きとりができなくて話せない。

今のわたしのロシア語は、文字をみて理解するより、音を聞いたほうが理解しやすいと思う。そして書くことはほぼできない笑
まぁ、仕方がない。書く練習をぜんぜんしていないから。


学生の頃に、これくらい熱心に勉強したかったなぁ。
・・・というか、学生時代はそれなりに頑張っていたつもりだったけど、ここまで毎日継続できていなかった。

まだまだ初心者なので、学ぶことがたくさん。
伸びしろがあるぶん、わかるようになったことが増えて楽しい。そのうち、ぜんぜん成長した感じがなくて飽きてきちゃうのかな。



それに、いまはどちらかというと
仕事からの現実逃避
みたいに取り組んでいるから、がんばっている一面もあると思う。

ソレが良いかどうかは別として、もう少しロシア語の勉強を続けていこうと思う。何のために? と言われると困るんだけど、ただの趣味、かな。

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