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昔の思い出に浸る

母からFBメッセンジャーに大量の写真が送られてきた。
姉と妹、わたしの4人が入ったグループメッセンジャー。

17年前のいまごろ、カナダを旅していたようだ。
あ、そうだった!!!

2007年。
わたしは当時、都内に住んでいてちょうど仕事を辞めたばかりのころ。整体の専門学院の事務局で働いていた。
いま風にいえば、超ブラックな職場だったと思う。あまり悪くはいいたくないが、できないことは「できません」とはっきり言えなかったわたしは、深夜まででも残業して仕事をこなそうとしていた。
時給で働いていたので、きちんとその分のお給料はもらっていたものの、一人で何役もこなさなければならないのはしんどいな、と思っていた。
(いまになって分かるのだけれど、雇われの身というのは気楽で良いね)

同じ会社で働いていた当時の夫が、地元で開業するということで準備のために退職することになり、それを口実に同時期にわたしも辞めることにした。(ちなみに、過去のわたしに伝えることができるなら、ギリギリまで辞めない方がいいよと言いたい。多少面倒でも、休暇を取るとか出勤日数を減らすとかして、籍だけは置かせてもらったほうが後々のためには良かった)

開業準備に忙しい元夫を横目に、わたしは時間を持て余していたとき。
仕事を辞めたのが5月くらいで、特にこれといってすることがなくぶらぶらしているのは社会から隔離されてしまった気がして落ち着かなかった。あれほど忙しくて嫌だなと思っていた仕事も、離れてみると「もうちょっと働いていてもよかったかなぁ…」と思ったり。

それでも、ちょうどいい機会だから、ってことで女4人の家族旅行に行ったのが2007年の夏だったのだ。

姉は仕事を休んでいたのだろうか(休職中? 不明)
妹はまだ仕事を始めたくらいだっただろうか(ひとり社長)
母は早期退職していたんだっけか…?(不明)

いろいろ記憶があやふやだけれども、このとき4人そろって海外旅行ができたのは、今になって思えば本当によかったなぁと思う。


残念ながら、わたしのGooglePhotoには2007年の写真はなくて(まだスマホじゃななくてガラケー時代だったかな)、たぶんSDカードやCD-ROMにデジカメのデータが入っているんだろうけど、母から送られてきた写真は見覚えがあった。

PEI(プリンスエドワード島)の写真。
わたしはあまり興味を持っていなかったけど、「赤毛のアン」は姉の愛読書で、とにかく一度は行きたい場所だったらしい。

これはオプションのツアーで1日、PEIを回ったときの写真かな?
ここで買ってもらったステンレスのティーポットはいまでも現役


これどこだっけな?

このプリンスエドワード島の前に、ナイアガラ(カナダ側)のホテルに泊まったときカナダ🇨🇦デイ、とアメリカの独立記念日のあたりだったような…。ホテルの窓から見える景色、あの橋の向こうはアメリカ🇺🇸だよ、なんて言ってたかなぁ。

そのあとは、カナディアン・ロッキーのツアーも、だったかな。アサバスカ氷河。

このときが初めてのカナダ。懐かしい。


もう今となっては、そう簡単に「みんなで旅行しよう」って言えないんだろうなぁ…と思うと、あのとき思い切って気軽に誘いに乗って、行っておいて本当によかった。こうして昔のことを思い出してHappyな気分になれるなら、やっぱりいい思い出は作っておきたいねぇ。

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