『パディントン発4時50分』
久しぶりに読書の記録です。
以前から好きだったアガサ・クリスティーの小説を読み始めました。これがまた、始まりからおもしろくて、ぐいぐいと引き込まれるように読み進んでいます。(が、読むのはいつも通勤電車の移動中なので、20分弱で強制終了。まだ最後まで読み切ってはいません)
数ある中でもわりと知られたタイトルだと思うのですが、わたしはこれまで読んだことがなかったのです。
ミス・マープルシリーズの7番目。
こういうシリーズものは、順番通り読みたいと思いながらも、実際は気になったタイトルはポツポツと順番を無視して読んでいたみたい。
アガサ・クリスティーの他の小説にありがちな
登場人物がたくさん出てきて、人間関係を整理するのに苦労する
ことは割と少ないかな、という感じ。
もちろん、たくさんの登場人物が出てくることで、意外な人物が犯人だったとか複雑な人間関係が物語を面白くしていることは間違いないのだけれど、あまりにもたくさんの人が出てくると、それを把握するのが大変なのです。
『パディントン発4時50分』
ひとつ前に読んでいたのがこちら。
登場人物が多すぎて複雑で、最後の最後まで今ひとつピンとこなかった。もう一回最初から読んでも新鮮な気持ちで読めそうです。笑
『チムニーズ館の秘密』
そもそもなぜこの「パディントン〜」を読もうと思ったかというと…
こちらの本で言及されていて、気になったから。
『にぎやかなロシア語メモーあるいは眠られぬ夜の外国語のために』
ちなみにこの本も、単語集としても読みものとしても楽しい本でした。
アガサ・クリスティーのこの「パディントン〜」の内容に触れられていたのは、148ページ
раз(らース)
の項目。ロシア語の本なのに? と思いつつも、わたしの好きなアガサ・クリスティーだったので印象に残っていました。意外な場所での出会い。
意外といえば、そもそものわたしがロシア語を思い出したのは、ほかでもないアガサ・クリスティーの小説を読んだことがきっかけだったのですが。
アガサ・クリスティーの小説、ポアロシリーズは全部読み終わったので、今度はミス・マープルシリーズもぼちぼち読んでいこうかな。
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