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セルフカットに挑戦。

そろそろ、いかないとなぁ……。
と思うこと数ヶ月。
だんだんと髪が伸び始め、ただでさえ嫌いな洗髪がさらに面倒になってきたのが、わたしの場合ひとつの目安なのかもしれない。

そろそろ、切らないと。

普段は仕事のときは髪はくくってしまうので、髪型にこだわりはないのだが、それでもあまりにも伸びてくると邪魔だなぁと感じてしまう。
そんなとき、
「そのうち、この髪を邪魔だなぁなんて思えないときがくる(少なくなったら)から、今文句をいうのはやめよう!」
と思うのだが、やっぱりうっとうしく思ってしまうのだから仕方がない。

独身時代は、近所の行きつけの美容室があったので、2,3ヶ月に1回はカットとカラー(たまにトリートメント)などしてもらっていた。が、結婚後は生活のリズムや経済的な理由から、そういう贅沢な時間とお金の使い方ができなくなった。だいたい、普通の美容室へ行ってカット(シャンプー)、カラーだけで2時間くらいは余裕でかかる(っていたと思う)。

今でも行こうと思えば行けるのかも知れないけど、なんとなく後ろめたさを感じてしまっていけなくなった。他にも優先したいことがあり、とりあえず美容院に関することは妥協することにした。ここ数回は、半年から1年の間に1回、職場近くのカット専門店へ行っている。1回2,000円、20分で終わる。

とくにこれといって不満はないけど、満足ではない、という感じ。
美容師さんは毎回違う人だし、同じ人が同じ店にいるのかどうかも分からない。以前のように、同じ人に切ってもらうこともないし、前回こんな風でよかった、とかそういう話をすることもない。
なんというか、ドライな感じだ。しかもこの流行病のおかげで「なるべくしゃべらないでください、マスクをしてください」な雰囲気のおかげで、髪を切ってもらっている時間は、はっきりいって楽しい時間ではない。

そろそろ、行かないとなぁ…
で、今月中にも切りに行こうと思っていた。

来月から値上げだというお知らせが届いたからだ。値上げといっても、他の一般的な美容室でカットするよりは安いのだが。

***

ここのところ、いろんなものが値上がりしている。
わたしは家の中の片付けをしている。いらないものは捨てて、とことん無駄づかいはやめようとしている。あるものを有効利用して、多少の不便ならそれを我慢しながら工夫して暮らしたいと思っている。

そんな状況で、ふと
「自分で切ってみれば?」
と思った。セルフカット、という言葉をどこかで耳にしたことがあった。

さっそく、ググってみるとさっそく動画がいくつか出てきて、気になったものを1本観てみることにした。


わたしの髪の長さもこんな感じ。
ちょうどいい参考になった。これなら、できるかも、と思った。
失敗したら、来週美容室へ行けばいい。

そう思って、家にあったハサミとクシ、クリップを使ってチャレンジしてみることに。

途中、キッチンクリップで髪を挟むのだが、どうやらクリップの大きさが十分ではなくわたしの髪がはさまらない(量が多くて)。途中まではこの動画どおりにやってみたけど途中からはてきとうに自分でアレンジしながら終えた。
意外といけるじゃん。
というのが正直な感想だ。
もちろん、プロにカットしてもらったようには綺麗にできていないけど、くくってしまえば気にならない。
それよりも、短くなってすっきりしたのが嬉しかった。

フローリングの部屋で、ちかくにiPadとゴミ箱を置きながらのカット。
終わってからの掃除もいうほど大変ではなかったし、これならまたやろうかなと思うくらいの手軽さだった。

子どもの頃、髪を切るのは母にやってもらっていた。
お風呂場や台所にイスを置いて、カット用のケープのようなものを巻いてカットしてもらい、終わったらそのままお風呂へ直行。首まわりのチクチクした髪を洗い流すというのがお決まりのパターン。
そのときの印象から、切った髪が散らばって大変だろうなとか、寒い冬は嫌だなとか思っていたけど、いまならたぶん寒い季節はカットしないで、暖かくなってきたいまくらいの季節にカットすれば済む話だ。

そもそも、半年以上、髪を切りに行っていないのだから、わたし。

次回は本格的に寒くなる前にカットするくらいで良いかも知れない。
もしくはもっと早い時期に、もっと上手にカットできるようになりたい、と切りたくなるかもしれない。

セルフカットなら、いつでも好きな時に好きなだけカットできる。
だってわたしの髪だもん。だれかに遠慮することなんて、ない。カットに失敗しても、髪は伸びるから。気をつけるのは、髪以外のものを切らないようにすることくらいかな。

ひとつだけちょっと気になったのは、顔から近すぎる距離にあるものは、老眼でよく見えないことが明確になったということか。近すぎるものはピントが合わないのよねぇ……。

次回のカットまでに、なにか良い策をかんがえたい。

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