2023年12月と2024年にポストしたお気に入りツイート(フォローしている人の素敵なツイートも時々) 4 20世紀の空の色 2024年7月15日 00:26 Latin 9471 時禱書の謎ラテン語で書かれ、15世紀に制作されたとしか記録のない時禱書の謎に迫ってみた。15世紀末に近づく程、写本はルネサンス色を強め、盛期ルネサンスの絵画と同様、比率、バランス、理想的な美を強調する。 pic.twitter.com/bRMsISw0lM— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) December 2, 2023 ストラホフ修道院プラハのストラホフという地に修道会設立の試みがなされ、失敗したのは1140年。その後、ロマネスク様式の大聖堂を備えた木造の修道院が建設され始めた。やがて、それは石造りの建物に置き換えられたが、1258年火災で大被害を受け、後に再建。 pic.twitter.com/G29jF9HMGS— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) December 1, 2023 聖グレゴリウスのミサグレゴリオ聖歌を多く作曲し、その名の由来ともなったローマ教皇グレゴリウス1世は中世の絵画や写本(主に時禱書)の彩飾挿絵の中で『聖グレゴリウスのミサ』という幻想的な1頁の中に登場する。 pic.twitter.com/BgoYPPqzNy— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) December 4, 2023 田舎の生活、お城の生活ペテルブルグからバスに乗って何もない平原を西へ、西へ、西へ、更に西へ向かうと、スタラヤ・ラドガという村に5時間ほどで辿り着く。 pic.twitter.com/gznEClylTD— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) December 3, 2023 本当は寒いところほど暖かい急に寒くなる。日に日に寒くなる。家の中も外も寒い。ペテルブルグはどんなに雪が降っても暖かかった。大きな建物はセントラルヒーティングでどの部屋も一日中ぽかぽか、洗濯物もその熱ですぐ乾く。 pic.twitter.com/fwMkPlvkyw— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) December 5, 2023 オラクル(預言)ヴェネツィアで1577年にギリシア語とラテン語で出版された写本Bodleian Library MS.Barocci 170 『預言』はローマ教会ではなく東方教会に属する。 pic.twitter.com/GcVU9KdmCD— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) December 8, 2023 終末論キリスト教にはヨハネの黙示録を始め、いわゆる終末論が存在する。そこに必ず登場するのが、「反キリスト」である。新約聖書の中では4回言及され、福音書の中では「偽キリスト」と呼ばれている。 pic.twitter.com/L76ZxOkvkm— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) December 6, 2023 ココシニクココシニクは英語ではヘッドドレスと呼ばれているが、ロシアの女性と少女が着用する伝統的な頭飾りである。ココシニクはロシアの古代都市に10世紀から存在していた。 pic.twitter.com/CVKPzkG4Px— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) December 7, 2023 王冠について王冠は美徳と殉教の象徴であると同時に主権の象徴でもある。この王冠は聖母マリア像のために作られ、イエス・キリストによる彼女の戴冠と「天の女王」としての彼女の高い地位を崇拝者に思い出させた。 pic.twitter.com/JGhMJp3jDp— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) December 9, 2023 楽器で装飾された写本1490-1521に制作されたスフォルツァアワーと呼ばれる時禱書は大きな彩飾挿絵だけでなく、テキストの部分もすべて彩度とコントラストの強い、ルネサンスのグロテスク装飾で彩られている。 pic.twitter.com/MCNy4RDwe4— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) December 10, 2023 最も高い塔の歌塔は先史時代から人類によって使用されてきた。知られている中で最も古いものは、新石器時代のエリコ(紀元前8000年)の壁にあった円形の石の塔かも知れない。 pic.twitter.com/tS04v2qZiM— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) December 13, 2023 天秤の話天秤は正義の女神像が持つ伝統的な正義の象徴の1つであり、司法関係の分野では公平さを象徴する印としてしばしば掲げられている。その起源は古代エジプトにある。また天秤は金融、商業、貿易のシンボルとして広く使用されており、古来より重要な役割を果たしてきた。 pic.twitter.com/xFFOzVVB7P— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) December 11, 2023 『羊飼いのカレンダー』『羊飼いのカレンダー』というタイトルのついた1491年発行のカレンダーは写本ではなく、印刷の始まった頃の珠玉の作品の1つである。 pic.twitter.com/RH7nJrLTGd— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) December 12, 2023 アルチンボルドの奇妙な肖像ミラノ出身のジュゼッペ・アルチンボルドは、ハプスブルク家のフェルディナント 1 世(1503-1564) に仕え、その後息子のマクシミリアン 2 世(1527-1576) に仕え、1562 年にウィーンに定住し、皇帝の宮廷肖像画家の役割を引き受けた。 pic.twitter.com/i8VhdeIQQg— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) December 15, 2023 3 人の天使が、朝課(聖務日課の1つで、夜明け前に唱える最も重要な祈り)に入っている「聖母マリア」の終わりに登場する賛美歌、Te deum (神よ、私たちはあなたを讃えます) を歌っている。天使は讃美歌の中で喜んで神を崇拝する人々のリストの最初に挙げられる。 pic.twitter.com/ETJIzX6qbJ— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) December 14, 2023 占星術の医学占星術の根本原理は星辰が人間の精神や行動に何らかの影響を及ぼす点にある。黄道12宮と諸惑星が特定の性質をもっており、その<星のもとに生まれた>人間にその性質を付与することが前提になっている。 pic.twitter.com/eTrpEb9tUS— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) December 16, 2023 社会の時間~働く車たち街を歩いていると、普通の車に混ざって、様々な形で社会に貢献する車を見ることがある。プラハはごみ収集車まで可愛らしい。他にも写真を撮っている観光客がいる。ロンドンの救急車はスリムで長い。でも、前には大型車が。 pic.twitter.com/npkMcCFFiv— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) December 17, 2023 旧約聖書と新約聖書の天使たち天使は新約聖書では無数に存在し、階級があり、悪魔や竜を退治し、死者の魂の重さを量る大天使ミカエルとか、受胎告知の天使-聖母マリアが救世主キリストを懐胎したことを、聖母マリア本人に告げた大天使ガブリエルなど、 pic.twitter.com/nPhJOnqTCX— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) December 18, 2023 ガラスのヴァージナルヴェネツィアン・グラスの歴史を知ると、この技術が他国に漏れるのを恐れ、ヴェネツィア共和国は強力な保護政策を取って、1291年には全てのグラス工房、グラス職人、商人、その家族までもムラーノ島への強制移住を決定したという。 pic.twitter.com/fhKrHUlLNM— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) December 19, 2023 イエスの降誕アドベントもいよいよ最後の週に入ると、気分が高揚してきて困る。だが、感動の絶頂のミサが終わると、天上的な夢から醒めたようで、どこか寂しい。いや、美しいハーモニーの余韻に浸れば辛い現世(特にJAPAN)も捨てたものではないと思う。 pic.twitter.com/xgppzZPwYJ— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) December 21, 2023 写本の挿絵を読む「カタリーナ・デ・クレーヴスの時禱書」は公爵夫人となった彼女のために依頼されたオランダの装飾写本であり、世界でも指折りの優れた写本である。最初の彩飾挿絵の中で、カタリーナは聖母子の左側で祈りを捧げている。 pic.twitter.com/BSGbVxIb7a— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) December 20, 2023 pic.twitter.com/OpeVukuq7n— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) December 24, 2023 街並みやインテリアの写真を「窓」「天井」「階段」「扉口」に分けて日本語版と英語版で計8冊、Amazon Kindleで出版するので、今、写真選びに忙殺されています。しばらく、Xのアップはゆっくりになると思いますが、これからも続けて行きますので、よろしくお願いいたします。皆さまのXは見ています。 pic.twitter.com/4R1KxaX0Ma— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) December 27, 2023 カンブレーの時禱書「カンブレーの時禱書」のような彩飾写本は1500年頃には盛んに制作された。大きな挿絵は別として、テキストの余白、章の変わり目には花や蝶や蛾、鳥、動物、宝石、司祭がミサの時に羽織るカズラのテキスタイルのような柄が非常に統一されて美しく描かれている。 pic.twitter.com/oCn0eMgJKk— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) December 23, 2023 お守りお守りか、ただの土産物かの境界は曖昧である。聖別され、明確に持主を病気や事故から守る意図で作られたものはお守りである。しかし聖地で買った土産物は特にお守りとは言われなくても、それを持っていることや、聖なる川や湖に投げ入れる行為によって pic.twitter.com/tQS9Yll24g— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) December 22, 2023 プラハの旧市街には個性的な博物館が集まり、各国語で呼び込むゴースト・ツァーも。博物館では人形博物館(これはチェスキークルムロフでかなり芸術的な展示を見た)、拷問博物館が面白い。これもあちこちに点在しており、拷問器具のみを見せるものから、蝋人形を使って、拷問風景を再現したものまで。 pic.twitter.com/C6ook0gxaC— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) February 29, 2024 アレクサンダー物語このページの彩飾挿絵には目を奪われてしまうのであるが、テキストを読んでみると、最初の数行はこんな感じである。原文では6行ごとに同じ韻を踏んでいて、最初の6行はUの韻、次の6行はLの韻。大変スケールの大きな素晴らしい韻文詩であるようです。 pic.twitter.com/yhFbzXqW1P— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) March 1, 2024 I am often left speechless by the beauty of medieval art. Much of medieval art remains preserved in illuminated manuscripts, and therefore they are less known and difficult to access.One of the purposes of this account is to bring the public closer to these treasures, one post… pic.twitter.com/e5edea4OXT— Learn Latin (@latinedisce) May 8, 2024 ベルリオーズ: 幻想交響曲 Op.14:サバトの夜の夢(ワルプルギズの夜の夢)[ナクソス・クラシック・キュレーション #ファンタジー] https://t.co/AhTh6MCuAJ @YouTubeより— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) April 30, 2024 The funeral of Elizabeth I was held #onthisday in 1603.Thousands of people turned out to see her funeral procession to the Abbey. She is buried in this magnificent tomb in Lady Chapel, with her half-sister Mary I.Discover more: https://t.co/J27PJONVDd pic.twitter.com/pwNAF34JxO— Westminster Abbey (@wabbey) April 28, 2024 There is a certain tranquility in reading the classics.The classics are what they have always been, sometimes for two or three thousand years.There is no eagerness to discover anything new: their stories are well known, their words ring in our ears with familiarity. In this,… pic.twitter.com/pQpkYcLu9p— Learn Latin (@latinedisce) June 30, 2024 Français 376ギョーム・ド・ディグルヴィル「人間の人生の巡礼、魂の巡礼、そしてイエス・キリストの巡礼」この三部から成る大変に長い韻文詩の中から、二部の「魂の巡礼」の一部を挙げてみます。主人公がひょんなことから路上で死ぬと、彼の守護聖人が現れ、まず地獄から案内してくれる pic.twitter.com/pSMMUIkLIr— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) March 3, 2024 ギュスターヴ・モローの最高傑作と思える作品の中から数枚と、チェスが置かれ、壁にびっしりと写真や同時代か古い時代の版画や絵画や自身の作品も飾られた美しい寝室。 pic.twitter.com/rKXGETLNhR— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) March 2, 2024 ソ連の映画監督、脚本家、画家、工芸家であるパラジャーノフのアッサンブラージュ作品の中から人形やそのヘッドを使った作品を集めてみた。アッサンブラージュとは立体コラージュのようなもので、二次元世界に一見無関係な絵や写真を貼りつけて意表をつく世界を作る技法が三次元で表現されたものです。 pic.twitter.com/Zb0oFGcp0s— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) March 2, 2024 #MementoMoriMondayメメント・モリと時計は歌と伴奏のように一緒に進行する。「人には必ず死が訪れることを忘れるなかれ」と警句を発するメメント・モリに、時計は正確に絶対的に秒を刻み、死が時と共に近づいていることを強調する。 pic.twitter.com/MWrhsPGsw2— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) March 4, 2024 Yates Thompson MS 13の「テイマス時禱書」が面白い。頁は殆ど上下に分かれ、上はテクストかミニアチュール、下はイラストっぽいタッチで福音書の世界がユーモラスに、とても詳しく描かれている。最後の審判後の天国行きの魂と地獄堕ちの魂の扱いも伝統的であり、かつ想像で描かれた死後の世界。 pic.twitter.com/iXhGNxGqP1— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) March 8, 2024 BnF Ms-5113 réserveに入っている詩歌選集の挿絵は味があって興味深い。死神の登場する挿絵と詩のテクスト。 pic.twitter.com/BKCpJIrhbp— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) March 6, 2024 宮殿vs城宮殿は今も昔も王族、皇族、その一族が居住する壮大な邸宅。外国の君主や使節団も訪れるので、外に開かれた印象がある。堂々たる門や、紋章の飾り、太い円柱が走っていたり、廃墟の聖堂や奇抜なオブジェのある広大な庭園に囲まれていたりする。 pic.twitter.com/fzw2z8sHES— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) March 7, 2024 中間発表③ Amazonのkindleで、奇抜で意表をつく、世界にまたとない個性的で魅力的なドームや天井を集めて「ドームと天井」と題した写真集を出版します。ストックの中から、最も眼に楽しい写真を選びました。最初は英語版でタイトルは"Dome &Ceiling"、Anna Btorvaの名で出版します。 pic.twitter.com/wfIyl33JDp— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) March 11, 2024 中間発表① Amazonのkindleで、美しく幻想的でユーモラスで珍しい形をした、或いは優れた装飾のある窓の写真を選んで「窓」と題した写真集を出版する予定です。写真の選択は終わりました。また、最初は英語版でタイトルは"Window"、Anna Btorvaの名で出版します。表紙は英語版用の写真を載せました。 pic.twitter.com/wIqQz9GQkD— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) March 11, 2024 中間発表② Amazonのkindleで、シックでお洒落で、古めかしく、威厳のあるドアとその周囲の佇まいが楽しい「戸口」と題した写真集を出版する予定です。今は写真の選択を終え、旅で出会った風景に嬉々としています。最初は英語版でタイトルは"Doorway", Anna Btorvaの名で出版します。 pic.twitter.com/Za7WNvHM1a— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) March 11, 2024 暴君の典型とされているローマ皇帝ネロだが、芸術的センスは優れていた。彼の造った黄金宮は発掘されて以来、ルネサンスや新古典主義、バロックのグロテスク装飾の源となった。 pic.twitter.com/PY5q2Mmquj— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) March 10, 2024 ガルシア=マルケス「東欧」を行く、を読了。マルケスのジャーナリスト時代の1950年代後半のルポである。非常に面白かった。彼はベルリンとプラハ、ポーランドとソ連とハンガリーを訪れたのであるが、偶然にも私も全部観光した国であり、 pic.twitter.com/1Zn0yWZugI— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) March 9, 2024 中間発表④ Amazonのkindleで、ゴシックなルネサンスなバロックなキュビスムな、古典的で伝統的な階段をさまざまな角度から撮りました。溜息の出るような華麗な欄干、飾りの彫刻に光が射したりする「階段」は一回性の写真です。最初は英語版でタイトルは"Staircase"、Anna Btorvaの名で出版します。 pic.twitter.com/xYt8UDh0TM— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) March 11, 2024 しかし、あなたがランスロットが旅を続けると話してくれた時、私は彼の偉大な魅力を感じ、彼に恋をしているという素晴らしい態度をとることが出来たと信じています。彼は余りにも多くのことをやってきて、何度も死にかけたのです。それで、旅に出ることをことを恐れていたことでしょうに。(抄) pic.twitter.com/VPtNrcoesi— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) March 15, 2024 天使の9階級で第1位に立つのが熾天使(セラフィム)である。イザヤ書6章1-4節で熾天使はおのおの6つの翼をもって、その2つをもって顔を覆い、2つをもって脚をおおい、2つをもって飛びかける、とある。しかし、写本では顔を覆っている熾天使を見かけない。 pic.twitter.com/hucPkl95Jf— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) March 13, 2024 目のミニアチュールは繊細かつ神秘的な芸術形式で、1700年代後半から1800年代初頭にかけて裕福な家庭の間で一時的に流行した。 pic.twitter.com/X0eC7KMmyC— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) March 17, 2024 変わった趣味でごめんなさい。 pic.twitter.com/HituqchoWf— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) March 14, 2024 眼の眩むような壮麗な本の表紙が集まった。 pic.twitter.com/MSWkDeuqdP— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) March 16, 2024 現在、世界的な美術館や博物館として一般公開されている美術品や珍品のキャビネットや館はもともと王侯貴族の何世紀にもわたる私的なコレクションの収められた「驚異の部屋」である。 pic.twitter.com/aDPAXtqDKz— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) March 20, 2024 ゴス様式中世のゴシック建築と、18世紀後半から19世紀にかけてのゴシック建築の復興であるゴシック・リヴァイヴァル様式は似て非なる様式である。中世の建築は聖堂の強度の点から石や木による補強が重要で、それはそれで趣のある形になっている。 pic.twitter.com/4LOm4xaVW9— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) March 22, 2024 吸血鬼殺害キットは文字通り、吸血鬼を殺害するための様々なアイテムが入った箱である。ヴィクトリア朝の優雅なアイテムが詰められた19世紀のもののイメージがあるが、実際は20世紀後半のものと考えられている。 pic.twitter.com/uGBy4F3oQl— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) March 21, 2024 エクスヴォートは、礼拝者が恵みを求めたり、感謝を捧げたいと願う教会や礼拝堂に置かれる。それは聖人または神への奉納物であり、誓いの履行を意味していたり、あるいは感謝や献身のために奉納するのである。 pic.twitter.com/4uCwUdo8ET— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) March 18, 2024 ガラス・アーティストのアンディ・パイコ氏(米)は30年近く硝子を手吹きしてきた。彼は硝子をハンマー、糸車、天秤などの奇妙な物体に変える錬金術師の才能を持っているが、この流体素材を扱う楽しみの多くは、彼にとってはその透明な性質にあるという。 pic.twitter.com/lMjlyzGjZE— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) March 19, 2024 ダンス・マカブル死のダンスとも呼ばれるダンス・マカブルは普遍的であることが重要な中世後期の寓話の芸術ジャンルである。 pic.twitter.com/6uzmthMa2Q— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) March 24, 2024 飾り棚の中の小宇宙世の中、何らかの収集癖を持っている人は多いだろう。金に糸目を付ける必要のないご身分だったら、アンティークだったり、新着のブランド品だったり。 pic.twitter.com/3t4O2OKZ1o— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) March 23, 2024 古い霊柩車霊柩車のことを英語ではハースと言いますが、フランス語ではコルビーヤールと言い、その語源は中世に食糧や建設資材を運ぶ平底の船がパリとコルベイユの間を往復しており、それらはコルビーヤールと呼ばれていた。 pic.twitter.com/4EUyAOu7J8— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) March 25, 2024 洗足式と最後の晩餐聖週間の木曜日は聖木曜日(Holy Thursday)とも洗足木曜日(Maundy Thursday)とも呼ばれる。洗足木曜日というのは、キリストが使徒たちとともに足を洗ったことから来ている。エルサレムのキリストのお墓のある聖墳墓教会で、私は長い時間、この洗足の儀式に預かった。 pic.twitter.com/z8anzTDC3d— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) March 28, 2024 棕櫚の日曜日に始まった聖週間に入り、イースターも目前に迫って参りました。さて、イースターのお祝いには明るく装飾されたイースターエッグが欠かせません。卵は新しい生命、多産、再生の象徴です。無論キリスト教徒にとってはイースターエッグはイエス・キリストの復活の象徴です。 pic.twitter.com/xuvmzzDxRh— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) March 26, 2024 柩の話ヨーロッパでは、柩(coffin)は伝統的に6つの側面と蓋と底部から作られ、肩の周りが先細になっているか(ドラキュラの柩もこの形)、4つの側面を持つ長方形で作られている。無論、サイズや形状には多くのバリエーションが存在する。 pic.twitter.com/tpBqwRtRKL— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) March 27, 2024 聖金曜日。イエスが磔刑に処された日。だが英語ではGood Fridayという。何故イエスの磔刑がGoodなのか? 昔はGod's Fridayだったのが、Good Fridayになったという説もある。しかし十字架自身、人類を救済した道具として崇められている。イエスが人類の罪を背負って死んだのだからGoodなのだろうか。 pic.twitter.com/5hearuRrGT— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) March 29, 2024 ホーリー・カードホーリー・カードは、愛によって磨かれた魂に天国への扉が開かれるというクリスチャンとしての希望を表している。聖なるカードの芸術(この観点から言うと、絵は綺麗だが、型にはまっており、芸術とは似て非なるものと感じる)が人々が熟考するのに役立つのは、 pic.twitter.com/NScP0msqET— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) March 29, 2024 カーニバルの衣装に身を包み、職人的、芸術的、商業的活動に使用される道具や器具で豪華に装飾された男女の実に贅沢であるアルチンボルド風のキャラクターがユーモアに富んだ肖像のように描かれている。 pic.twitter.com/puzAlAiTQg— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) April 3, 2024 7本の剣で心臓を突き刺され、悲しみのお顔をした聖母の絵や彫刻、或いはホーリーカードを見たことがあるだろうか。そうして心臓を貫く剣と同じ数だけ、何かの場面の絵が聖母を取り巻くようにしばしば描かれている。比喩的に巨大な心臓が描かれ、その心臓に7本の剣が突き刺さり、 pic.twitter.com/T4G7uH2N5u— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) April 2, 2024 薬瓶の魅惑18-19世紀の富裕な家庭にはマホガニーの薬箱や修道院の薬局を彷彿とさせる薬品棚があった。そこには美しい硝子にラベルの張られた薬瓶が入っていて、古いものは本当に趣がある。飾っておきたいものばかり。 pic.twitter.com/vBDhnZX0PL— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) April 1, 2024 華麗でエキゾチックな聖母像、あるいは聖母子像。スペインでは、ここに挙げたようなスタイルのマリアや聖母子像をしばしば見たけれど、スペイン以外ではほとんど見た記憶がない。 pic.twitter.com/pMgTNS1IZ5— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) April 6, 2024 古時計の文字盤ここに並べた時計は最初の7点を除いて、18世紀の作です。 pic.twitter.com/EcSu4xAofS— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) April 4, 2024 水差しは、水を入れて注ぐためのハンドルと注ぎ口を備えた卵形の足の容器である。洗面器と関連付けられて手や顔を洗うために使用されることもあるが、テーブルの上に置いて飲み物として使用されることもある。中世の水差しはアクアマニレと呼ばれていて、動物などの形をしており、清めに使用された。 pic.twitter.com/a8PyG4ZrZB— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) April 7, 2024 廃墟の愉しみ廃墟を眺めるのが好きである。取分け、聖堂や宮殿の廃墟は良い。床だったところに雑草が生えていたり、ごく自然に枯葉が散らばっているのも眼に楽しい。 pic.twitter.com/fDOtP6lJ3r— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) April 9, 2024 中世のハートの謎ハートにはさまざまな寓意が含まれている。写本のミニアチュールに、天使のグループと、王、聖職者、貴族、修道士などさまざまな階級を代表する人々が、鮮やかなピンクと金の光の輪の真ん中に置かれたキリストの 5 つの傷のビジョンを見つめている光景がある。 pic.twitter.com/med9eWAFvs— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) April 12, 2024 聖体の奇跡を見せるモンストランスここに挙げたモンストランスはカトリック教会で使用されていた16世紀から18世紀のものである。これらは教会の宝物であり、重要な祭具であるので、しばしば驚くほど豪華な装飾がなされている。 pic.twitter.com/IrRJZK6DfL— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) April 13, 2024 プラハの高台にあるストラホフ修道院は「神学の間」と「哲学の間」に分かれたバロックと新古典様式のストラホフ修道院図書館で有名だが、余り人には知られていない教会がある。何故か? 教会の入口は殆どの時間を鉄格子と頑丈な硝子から出来た扉によって固く閉ざされている。 pic.twitter.com/uIcT9pf04s— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) April 15, 2024 スイスのルツェルンには川も湖もあるので、多くの橋がある。 pic.twitter.com/jJ4JsJTZbM— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) April 16, 2024 アルメニアは301年に史上初のキリスト教国となった国である。国中に多くの古い修道院、教会が点在している。中でも古い修道院を求めて、首都エレヴァンから遠く離れた峩々たる山脈に囲まれたゲガルド修道院を訪れた。少し前の話である。 pic.twitter.com/UGhxFTVH2o— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) April 14, 2024 驚異の部屋〈写本篇〉彩飾写本の中には目も心も奪われて、ひたすらその美に、微かな立体感に,触感に歓喜の舌鼓を打つばかりの作品も多数ございます。彩飾画家の名も有名で、ジャン・フーケのように祭壇画を手掛ける画家もおられます。 pic.twitter.com/Ag74u98MwZ— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) April 20, 2024 イエス様が復活すると、クリスチャンはイースターの挨拶のためにイースター・カードを遣り取りする。手作りのカードもあれば、印刷された可も不可もないカードをお義理で送ることもあるだろう。 pic.twitter.com/nK1Nc7veDQ— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) April 18, 2024 アンティーク本の風景アンティークの本が並んでいる本棚には得も言われぬ美しさがあります。さらに、本のタイトルを見てゆくと、テニソンの詩、シェリー、ミルトン、バイロンの詩が凝った背表紙に愛と、知と、思想と放蕩じみた煌めきを与えています。 pic.twitter.com/BOjPq40tmz— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) April 17, 2024 アルメニア最大の湖、世界で最も標高の高い、海抜1900mに位置するセヴァン湖に登山をするように登る。嘗ては島であったが、湖の水位が下がったために半島になった場所に建つ2つの教会を見るためだ。湖の果てには緑のない山脈、典型的なコーカサス風景が広がっている。 pic.twitter.com/bjuxR6QrOY— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) April 21, 2024 心が疲れたら、最近、人とすれ違うのも困難な渋谷なんかではなく、プラハの墓地を訪れたい。 pic.twitter.com/cl8uqRN7Sj— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) April 22, 2024 13c-14cは文頭のイニシャルに凝った装飾を施している写本が目立つ。紐模様や幾何学模様だけでなく、ミニアチュールが描かれていて、どれもが絡まり、文字の部分は埋め尽くされているようだ。そこからどのイニシャルが出てくるのか。 pic.twitter.com/k1d8Pcxrzc— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) April 26, 2024 実はこれらはクラバットエンドというもので、ネックウェアの1つなのです。現在のネクタイにあたるのでしょうか。さて、レースは17 世紀から 18 世紀にかけて、美的目的と着用者が買える高級感を強調するために、よく利用されました。 pic.twitter.com/vJoG0vNv4Y— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) April 23, 2024 博物館でこのようなほぼ四角の豪華で精巧に作られたレースを目にしたことはありませんか? この状態で展示されているとテーブルに飾るものなのか、或いは身につけるものだとすると、どのようにセットするのかすぐにはピンときませんでした。 pic.twitter.com/I6ms1Ns4FI— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) April 23, 2024 「ゴシック・ウィンドー」から「ダーク・アカデミア」へこれらは殆どスタジオで撮られた写真でしょう。21世紀のゴシック。元祖のゴシックに倣って窓には凝ったデザインのトレーサリー装飾(元祖ゴシックでは石が使われていましたが、21世紀のゴシックには木や金属が使われている)が施されていたり、 pic.twitter.com/1MLmzghGVl— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) April 25, 2024 ロシアの玉ネギ型のドームについてロシアの教会のドームはアラビアンナイト風のエキゾチックな玉ネギ型というイメージがあるが、ロシアの教会建築は実に多様で、聖堂はドームと共に時の経過に連れて姿形を変えてきた。 pic.twitter.com/0scwheO8iz— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) April 27, 2024 ダーク・アカデミア以前、ゴシック・ウィンドーについて書いた時に、ダーク・アカデミアについても触れました。大まかに言うと、それはハリー・ポッターのようなファンタジーの世界です。 pic.twitter.com/zpSEQuOILC— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) April 28, 2024 聖母マリアのカンティガ集聖母マリアのカンティガ集は、中世ガリシア・ポルトガル語で書かれた、420曲からなる頌歌(カンティガ)集である。 pic.twitter.com/Amt6t00ilK— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) April 29, 2024 食虫植物薔薇の季節だ。お天気が良かったら、故エリザベス2世のお気に入りの庭園をアップしようと思ったが、露のような湿気の1日だったから食虫植物にしました。 pic.twitter.com/Wu1FYi6UwO— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) April 30, 2024 Charlemagne, the founder of the Holy Roman Empire, could not write. To sign imperial documents, he used to simply write an elegant monogram of his name in Latin, “Karolus.”The monogram is in the form of a cross, and the four points correspond to the consonants K, R, S, L, while… pic.twitter.com/Il1WIcjKn9— Learn Latin (@latinedisce) April 30, 2024 It’s Nos Galan Mai - the evening before May Day - & one of three great spirit nights or Ysbrydnos in the Welsh folkloric calendar. No better place to be on a night like this than in the magical shadowlands of Gwydir. pic.twitter.com/57muNwnh95— Gwydir Castle (@JudyCorbett) April 30, 2024 パラジャーノフは20世紀が誇る映画監督であり、芸術家だった。アルメニアを訪れる人の中にはパラジャーノフ博物館を訪れることが目的であることもあるだろう。セルゲイ・パラジャーノフはグルジアのトビリシでアルメニア人の両親のもとに生まれ、幼少の頃より芸術に触れることができた。 pic.twitter.com/xRQFQbvzCb— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) May 2, 2024 フランボアイヤン様式フランボアイヤン様式は火炎式とも訳され、言葉の通り、主に教会の窓やステンドグラス窓の石のトレーサリー(はざま)装飾を、めらめらと燃える炎のように彫った様式を指す。 pic.twitter.com/24qZJHdz31— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) May 3, 2024 14世紀は飾り文字の全盛期。1頁にぎっしり描かれた彩飾絵の中にBの文字が隠れており、文字の中もびっしりミニアチュールで飾られている。1頁をほとんど占領した巨大なBの中にはイエス・キリストの先祖を描いた「エッサイの木」がまるまる入っている。 pic.twitter.com/nOzOSLUFdF— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) May 4, 2024 今年は5月5日がロシア正教会の復活大祭。聖堂では前日の深夜から祈祷が始まる。5日のハイライトは司祭が「ハリストス復活」と唱すると、信者が「実に復活」と応じる胸の熱くなる瞬間。ウラジミール教会のドームには赤文字がXB(ロシア語でキリストは復活した)の最初の文字が貼られている。 pic.twitter.com/pvcLIHYKka— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) May 5, 2024 To the tomb of Christ in Jerusalem, we lined up and went inside. There were so many people inside, it was like swimming in a bottle of olives, so I wasn't able to fully enjoy everything, but it was filled with an overwhelmingly holy atmosphere, and my eyes were moist with emotion https://t.co/bF1F0DRSDH— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) May 5, 2024 Live Lesson (Latin For Beginners) with LearnLatin https://t.co/65G0Ldd8Bu— Learn Latin (@latinedisce) May 5, 2024 I burst out laughing! https://t.co/cdihZuBKID— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) May 6, 2024 #MementoMoriMondayパリの墓地も楽しい散歩道だ。初冬から初春の晴れた日に訪れると樹々の葉は落ち、弱弱しく薄い色の陽光がすべての墓の上に、夢の中で見る光景のように均一に白々と落ちてくる。夏に訪れると、緑の葉が微風にも強風にもそよいで靡いて、カサカサとかドッという音を立てる。 pic.twitter.com/lyEHXnK7L2— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) May 6, 2024 ビクトリア朝の葬儀への招待故人の遺族から配られるMourning cardとMemorial cardの違いはモーニングカードは喪中ハガキのようなもので、葬儀後に会葬者に配布されたり、参列できなかった人に送られたりする。これらは人々の家に飾られることが多かった。 pic.twitter.com/ePRLXpKLEa— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) May 7, 2024 世界一美しい図書館世界一美しいと言われている図書館はいくつもある。しかし客観的に、本当に世界一美しい図書館を決めることは出来ないだろう。 pic.twitter.com/W3jwgbpNhW— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) May 8, 2024 アンティーク・ショップこもごもアンティーク・ショップを覗いてみることと、教会や修道院を訪れることでは趣味や信仰は別として、さほど違いはない。そこで出くわす物は日常とはかけ離れた、実用品でないものばかりで、更に魔法のように一足飛びに何世紀もの過去へ遡っているのだから。 pic.twitter.com/fQZX6pUP2z— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) May 9, 2024 ''Omnia mors aequat'' - this Latin motto is indeed a great boon for me. From longtimes mankind were living in a so great unequal. https://t.co/mubucgrlPs— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) May 10, 2024 中世の写本には動物寓話(bestiary)という分野がある。古代世界で生まれた動物寓話が中世に人気を博したものだ。それぞれの獣の博物学やイラストには、通常、道徳的意味が伴った。世界そのものが神の言葉であり、すべての生き物には独自の特別な意味があるという信念を反映しているのである。 pic.twitter.com/r53w8diavH— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) May 10, 2024 Beyond Gaudi - Exploring the Lesser Known Architectural Gems of Catalan Modernism 🇪🇸 *Part 1 of 2*A Thread 🧵Considering Catalan Modernism, the architect Antoni Gaudi and his La Sagrada Familia cathedral in Barcelona is typically the first thought. Despite Gaudi being the… pic.twitter.com/SXwyjdaGo7— Iconic Settings (@IconicSettings) May 9, 2024 Beyond Gaudi - Exploring the Lesser Known Architectural Gems of Catalan Modernism 🇪🇸 *Part 2 of 2* A Thread 🧵Moving on from part 1 of this thread, let's continue exploring some of those other gems from the Catalonia region of Spain, beyond those designed by Antoni Gaudi. pic.twitter.com/985WFVmKPO— Iconic Settings (@IconicSettings) May 10, 2024 White bluebells are incredibly rare & only occur once in every 10,000 flowers - & guess what? - I’ve just found one on my walk! And now I’m ruined because when the bluebells come again, I’ll be forever searching for it: the mystical chimera of bluebelldom! pic.twitter.com/sBU74dXhgz— Gwydir Castle (@JudyCorbett) May 11, 2024 黒の時禱書米国のモーガン図書館にブラック・アワーと呼ばれる黒の時禱書がある。没食子インク※で黒く染めた厚い羊皮紙にフルページのミニアチュールが描かれており、隣合ったラテン語のテキストの文字は銀と金で刻まれており、深い青みがかった黒に染められたページに、 pic.twitter.com/6L9QvL30hB— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) May 11, 2024 Amazon Kindle にてAnna Btorvaの名で墓地の写真集を出版しています。「ウィーンと東ヨーロッパ」というタイトルのものは、ウィーンのカプツィーナー納骨堂、プラハの墓地やクトナー・ホラの納骨堂、ブダペストの墓地を中心に実に深遠。Kindleunlimited会員さんは無料で。https://t.co/LgiDUsUzZ8 https://t.co/ejdMVXLuU9 pic.twitter.com/8fU2NnBBPb— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) May 12, 2024 旅の途中で立ち寄ったカフェ、レストラン、バーの中で特に印象が強かった場所を幾つか。インテリアは宮殿のように豪華でも、料理はイマイチってところもあり、まあ値段もお高くはなかったので納得。同じブダペストで、マクドナルドの外装か内装が世界一と言われている店がある(マクドナルドの中で)。 pic.twitter.com/LFwCqKCeYg— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) May 13, 2024 ヨーロッパのドラゴンは、重なり合う文化の民間伝承や神話に登場する伝説の生き物である。ローマの詩人ウェルギリウスは、ラテン語の詩の1つで、大きな蛇と戦う羊飼いを描写し、それを「蛇」と呼び、また「ドラコ」とも呼んでいる。彼の時代には蛇とドラコは同じ意味であったのだろう。 pic.twitter.com/wg9EZM65XP— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) May 14, 2024 The Feast of the Ascension, as celebrated in Venice on Sunday, offered a fine display of a wonder hiding in plain sight over Saint Mark's Square.Indeed the great Astronomical Clock, completed in 1499, is a triumphant alliance of aesthetics and function!pic.twitter.com/2P2KpmSbZv— Western Exile (@westernexile) May 14, 2024 稀に見るロシアのユニークな墓地ロシアの墓地を東西ヨーロッパのそれと較べると、極めてユニークなことが分かる。ロシアの墓ほど個人の生前の姿が彫刻や浮彫、写真などに生き生きと再現されている墓はない。有名俳優の墓など、イケメン俳優が立ってそのまま演技をしているような彫像が建っている。 pic.twitter.com/rrdYNfAdYM— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) May 15, 2024 廃墟が好きなので、いろいろ写真を探していたら、廃墟の中に廃墟ピアノがある写真がけっこうある。廃墟と廃墟椅子なんていうのもカッコいいけど、ボロボロのピアノの存在感は圧倒的だ。 pic.twitter.com/IKJ8D5qZDS— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) May 16, 2024 ベリー公がランブール兄弟に依頼した写本は、あの最も有名な「ベリー公のいとも豪華なる時祷書」だけではなかった。むしろ、兄弟がベリー公の依頼で一番最初に作成したのは、今回紹介する「美しき時禱書」のほうだった。 pic.twitter.com/cp0ByaEWXZ— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) May 17, 2024 Latin For Beginners: Lesson 02.Familia Romana: Capitulum I, Lectio II.(Watch also on: YouTube, Substack and on the official website 🔗 Find all links in bio.)In this second lesson, we read the second reading of the first chapter, we see the plural of the three genders, some… pic.twitter.com/4xkwLOq906— Learn Latin (@latinedisce) May 17, 2024 Amazon Kindle にてAnna Btorvaの名でロシアの墓地の写真集を出版しています。「ロシア、ウクライナ、アルメニア」というタイトルのものは世界でも珍しい、故人の彫像が今にも動き出しそうなロシアの墓を中心に紹介しています。皇室の立派な柩もあれば廃墟の墓地もあります。https://t.co/E7OwLmZgqq https://t.co/gMy4SAIpjy pic.twitter.com/w7RpRVy2gG— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) May 17, 2024 2024年のペンテコステは5月19日である。 https://t.co/X1sxFNWhop— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) May 19, 2024 ヨーロッパ、ロシアの歴史ある建築物や由緒ある博物館、数知れない教会、どこを訪れても滅多に失望することはありません。壁も天井も、ただの白い壁紙が貼ってあるだけの手抜きと無教養の賜物である某国のデザインとは雲泥の差があるからです。 pic.twitter.com/3ryCAKB87o— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) May 20, 2024 黒いカズラ復活祭などの時の華やかなミサや礼拝の時に、司祭はアルバという装束と、首から掛けるストラという帯の上から、美しい刺繍や宝石で装飾のされたカズラという貫頭衣型の祭服をまとってミサをたてる。 pic.twitter.com/CV1zV1mEdy— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) May 21, 2024 Amazon Kindleから写真集「ドームと天井」(Dome & Ceiling)をAnna Btorvaの名で出版しました。豪華な、時には奇想に突き動かされた奇妙な天井や、聳え立つ聖堂のドームの頂を内側から見上げる快感は最高です。Kindleunlimitedの方は無料で好きなだけ見ることが出来ます。https://t.co/tCEarqDKxz pic.twitter.com/qZjK4oIB4q— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) May 20, 2024 pic.twitter.com/HjM6mgUIVE— Learn Latin (@latinedisce) May 21, 2024 「最初に言ったことは、車輪にかけられたラザロが山の非常に高いところにある地獄で、連続製粉機のやり方で殺されたら、次の男はその次の男と鉄の爪が付いた車輪が点在する、オルギレックス・レウスが吊るされている曲がり角を登るというものだった。」 pic.twitter.com/AXzDBrbZ6j— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) May 23, 2024 教皇のサンダル教皇庁の典礼用のサンダルの歴史は非常に古く、少なくとも 5 世紀には遡る。当時、典礼用サンダルの形状はスリッパのようなもので、革製でつま先とかかとを覆い、ストラップで取り付けられていた。 pic.twitter.com/QlrvAJG4Fv— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) May 24, 2024 The most based Latin phrases — that you should know 🧵—Tendit in ardua virtus.“Virtue strives for what is difficult.” pic.twitter.com/VKHfcJsO6y— Learn Latin (@latinedisce) May 23, 2024 時禱書とはキリスト教の祈祷書であり、聖務日課の時課を祈るために使用された。すべての写本と同様、時禱書の各本は何らかの点で独特であるが、ほとんどの場合、キリスト教の信心のために適切な装飾が施されたテキスト、祈り、詩篇のコレクションが含まれている。 pic.twitter.com/pHwRZwW9Ar— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) May 25, 2024 Wine opens your heart, invites you to dance, makes you loquacious and fills you with a divine frenzy... The ancient Romans and wine — a thread of the best Latin phrases 🧵 pic.twitter.com/p51Gdrzvbs— Learn Latin (@latinedisce) May 25, 2024 Live Lesson (Latin For Beginners) with LearnLatin https://t.co/faR5LRowWq— Learn Latin (@latinedisce) May 25, 2024 2枚のエリザベス女王の肖像画の胸元に注目して頂きたい。女王はフェニックスのペンダントとペリカンのそれを定期的に使用していた。左側の女王の胸元にはフェニックスの宝石。この肖像画が描かれるまでに聖母女王のイメージは発展しており、胸元の宝石の象徴は、再生と純潔である。 pic.twitter.com/zVL8WM55Y9— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) May 26, 2024 5月に入ってから、豪雨ばかりと思ったら、後半から急に7月並みの暑さになった。と思ったら、27日には梅雨のような湿気。5月は割に爽やかな月かと思っていたのだけどね。そんな時は透明硝子に青硝子の装飾の施されたヴェネツィアン・グラスを眺めて、地中海の素敵な天候に郷愁を感じることにしよう。 pic.twitter.com/qOirQpd06W— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) May 27, 2024 ささやかなアンティーク・コレクションの中に非常に価値のありそうな、珍しいルリケールがある。誰のルリケールなのか。聖人の名が記されてはいるのだが、擦り切れてしまって判読不可能だ。このルリケールで最も貴重な部分は寄り添っている2つの心臓である。左側の心臓には十字架が刺さり、 pic.twitter.com/RdOI6eWnxE— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) May 29, 2024 The Power of Nature — 10 Latin Words You Should Know 🧵1. fulmen, -ĭnis (n): “lightning, flash” pic.twitter.com/P5vdXwzKIC— Learn Latin (@latinedisce) May 29, 2024 規模の大きな1頁を使った彩色画になると、大きく描かれた中心となるミニアチュールの周りのマージンにも内容の関連する小さな絵がたくさん描かれている。一例として、「ベリー公のいとも豪華なる時禱書」の中から「死者のための礼拝」の章にある葬儀の場面のミニアチュールを選んだが、 pic.twitter.com/sdGS6HDPbK— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) June 1, 2024 イコンというと、アンドレイ・ルブリョフの「三位一体」とか聖母子とかキリスト、聖人の肖像のように、板にテンペラで描いたようなイメージがありますが、少々変わったスタイルもあるのです。 pic.twitter.com/AHUf0aPwro— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) June 2, 2024 14世紀のページ下のグロテスクを見ると、創意に富んださまざまなハイブリッド・クリーチャーが描かれている。輪郭ははっきりしているが、平面的で影はない。 pic.twitter.com/joVbGF5AFg— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) June 3, 2024 タキトゥスによると、国家が腐敗すればするほど、法律が増えるそうです。 https://t.co/P0sHXF2sGl— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) June 4, 2024 天文時計。まずはヴェネツィアのもの。中に使徒像が動く仕掛けがあって、時間になると窓から見える。時計は時間がローマ数字で、分がアラビア数字で示される。次はプラハの天文時計。時間になると上の窓が開き、12使徒が順番に2人ずつ姿を現す。 pic.twitter.com/10xB7vDRz5— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) June 4, 2024 ジャン・ド・ベリーの偉大な時間1407年、ベリー公ジャン・ド・フランスは分厚い時禱書を注文した。といっても、これは「ベリー公のいとも華麗なる時禱書」のことではなく、『ジャン・ド・ベリーの偉大な時間』のことである。 pic.twitter.com/beCz2Uewlq— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) June 5, 2024 ミトラミトラはキリスト教において、司教や特定の修道院長の伝統的な儀式用の頭飾りである。カトリック教会、東方正教会、英国国教会などにおいて、重要な儀式の際に着用され、また、カトリック教会では、すべての枢機卿によって着用される。 pic.twitter.com/EC7zz9umeK— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) June 6, 2024 教皇のティアラ昨日、司教や枢機卿のミトラについて書きましたが、もう1つ、とても重要な被り物がある。それは教皇が重要な儀式の時に被るティアラである。教皇ティアラは、8世紀から20世紀半ばまでカトリック教会の教皇が着用していた冠のことだ。 pic.twitter.com/vUb9merEWk— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) June 7, 2024 「3人の生者と3人の死者」という一種のメメント・モリ・ストーリーの起源は謎に包まれているが、多くのバージョンの中でも13世紀にまで遡るイギリスとフランスのものがよく知られている。物語は基本的に、狩りに出かけた3人の若い貴族が、突然3つの死体に出くわすというものだ。 pic.twitter.com/cx0QYGV28l— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) June 8, 2024 たくさんの聖人像や紋章で飾られたゴシックの建物を見た時の感動! ヨーロッパ、ロシアの建築物は、そのインテリアの優れたセンスも然ることながら、外装も凝っていて、周囲の建物と調和しつつも、それぞれの様式を踏まえた上で、独創的で、壮麗なので、眼を奪われずにはいられない。 pic.twitter.com/xZGzLapKx4— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) June 9, 2024 写本を眺めているうちに、たまにひどく幻想的なミニアチュールと出会うことがある。取分けグレゴリウス1世は不思議な幻影を見ることで知られている。グレゴリオ聖歌の編纂で知られるローマ教皇グレゴリウス1世のことである。さて、最初に挙げた幻影はシュールですらある。 pic.twitter.com/al5UomsSax— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) June 10, 2024 以前に容器の美しいルリケールをアップしたが、今回のものは内容や、祀られているものの濃厚さに驚かされるかも知れない。最初のものはシャルルマーニュのルリケールである。2番目はアヴィアの聖テレサの心臓のルリケールだ。豪華に装飾された容器の中に確かにハート型をした心臓がある。 pic.twitter.com/MiaYen0MZj— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) June 11, 2024 運命の女神は、いろいろな姿で描かれます。運命の車輪を回していたり、運命の操作は一切しておりませんとばかりに眼を布で覆っていたり。誰かを訪問する時には沢山の腕を持っているのですが、あれは漫画風に手をぶん回しているのではなく、それだけ多くの能力を持っているということを意味しています。 pic.twitter.com/efRZAPHZ2e— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) June 12, 2024 火縄銃の天使たち17世紀後半にペルーで生まれた独特な天使、アンヘル・アルカブセロは、伝統的な武闘派の天使(大天使ミカエルなど)の剣の代わりに火縄銃を持ち、レース、羽、金の錦織り(スペイン植民地支配を司った先住民のエリートたちの装いに似た装飾品)をまとっていた。 pic.twitter.com/lwQlNwRRxP— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) June 13, 2024 パリュールパリュールというのは、イヤリング・ブレスレット・ネックレスなど、一揃いの宝石・装身具のことです。大英博物館で見た印象的なパリュールについて書きます。最初はフレンチ・ジェット(黒く塗装された金属で裏打ちされた濃い赤色のガラス)の箱入りセット。 pic.twitter.com/9A3qOP6We0— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) June 14, 2024 Français 1654の写本の中に3葉の「盲目のダンス」のミニアチュールがある。一つ目は恋人たちの神であるクピドを囲んだダンス。クピドは目隠しをしているので、彼が射る矢が誰に当たるのかわからない。ミニアチュールの下に美しい手描きの説明があるので、少し読んでみる。 pic.twitter.com/KIYFt1RBTP— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) June 15, 2024 Amazon Kindleから写真集「ドームと天井」(Dome & Ceiling)をAnna Btorvaの名で既に出版しております。豪華で、時には奇想に突き動かされた奇妙な天井や、聳え立つ聖堂のドームの頂を内側から見上げる時の壮観は言葉には尽くせません。Kindleunlimitedの会員さんは無料で。https://t.co/WZxWIx60Tx https://t.co/2TlqZdkhF7— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) June 16, 2024 夜景怖れていた猛暑が空から、樹のないところから、光を四方八方に反射するガラスの建物からやってきた。遠い雷鳴は好きだ。少しずつ近づいてきて、ドラマティックな雲を引き連れ、小さな雨から次第に激しい雨を見舞ってくる。 pic.twitter.com/lpeVa5qmlw— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) June 16, 2024 墓地の写真集もAmazon KindleにてAnna Btorvaの名で既に4冊出版しております。その中の一冊が東欧の墓地の特集で、プラハの墓地もたくさん載せました。タイトルは"Sanctuary of Silence vol.3 Wien and Eastern Europe"です。Kindleunlimited会員さんは無料で。https://t.co/Nnojo33Kc5 https://t.co/ejdMVXLuU9— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) June 18, 2024 カフェ・フローリアンは1720 年にヴェネツィアに設立され、現在も営業している最古のコーヒー・ハウス。世界でも最古のものの 1 つ。Caffè Florian is a coffee house in Venice established in 1720 and is the oldest coffee house in continuous operation, and one of the oldest in the world pic.twitter.com/i3kUnhkJNO— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) June 18, 2024 見事なルリケールを追加します。ハンガリー王国の初代国王で、聖人として列聖された聖イシュトヴァーンの右手の木乃伊が聖イシュトヴァーン教会にある荘厳なルリケールに納められている。ガラスケースに入れられているので、いろいろ写り込んでいるが、写真を大きくしてみると、指まではっきり見える。 https://t.co/jykg8zryJW pic.twitter.com/H5VTbOarzw— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) June 20, 2024 死体記念碑中世後期に特徴的だった二階建ての墓は上階には生前の華やかな姿の彫像が正装し、眼を見開き、祈りを捧げるために手を合わせて横たわっている。一方、下段には同じ人物の腐敗した死体の彫刻が施されており、こちらを死体記念碑という。どういう意味なのだろうか。 pic.twitter.com/ExFOzgz8bT— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) June 20, 2024 この風変わりなミニアチュールはキリストの脇腹の傷跡を表したものです。 pic.twitter.com/Yt6MoPPnjH— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) June 22, 2024 17世紀前半から19世紀後半の間には、ため息が出そうな美しい時計ケースが生産され、携帯用の精密な時計を包んでいた。それらで時間を見るためには、その都度ケースを開けなければならないが、ケースは蓋も裏蓋も驚異的な芸術で装飾されている。 pic.twitter.com/jip1Pm1dre— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) June 23, 2024 #31daysofgravesDay 31 - SpookyHaunted-like porcelain doll and old shaped but shiny vases. A silk-like spiderweb sparkled in the fleeting sunlight filtering through the foliage.Père-Lachaise Cemetery, Paris pic.twitter.com/88grnmMXGY— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) October 31, 2023 #31daysofgraves Day 24 - ChapelST.MICHAEL'S CHAPEL for long known also as THE WARRIORS' CHAPELCanterbury Cathedral pic.twitter.com/TppKZhP0Pd— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) October 24, 2023 #31daysofgraves Day 20 - IronworkGlasgow Cathedral. At churchyard stands grave surrounded by a grid to protect against former body-snatcher. And a gate with splendid ironwork. pic.twitter.com/LJzZh1iueP— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) October 20, 2023 #31DaysOfGravesDay 28 - Born/died abroadThe greatest male dancer of the early 20th century, Vaslav Nijunsky, born in Kiev in 1889, died in London in 1950, and his tomb in Montmartre Cemetery, Paris, shows Nijinsky in the role of the puppet Petrushka. pic.twitter.com/sQDyW09neP— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) October 28, 2023 #31daysofgraves Day 23 - OccupationHe must have been splendid pianist. I feel his music in the air.Highgate Cemetery pic.twitter.com/G7nu9hikr5— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) October 23, 2023 #31daysofgraves Day 23 - OccupationHe was surgeon. Gripping transparent blood, skilled fingers.Novodevichy Cemetery, Moscow pic.twitter.com/HDI3fluL1C— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) October 24, 2023 #31daysofgraves Day 22 - MammalDevoted dogs. Dogs are best friend of human when they live, and after death, became close friend for soul.Highgate Cemetery, London pic.twitter.com/tFTWP84rCJ— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) October 22, 2023 #31DaysofGraves Day 27 - Cemetery landscape Visiting many country, various cemetery, founded that cemetery landscape changes face everyday. Olšany Cemetery, Prague Abney Park Cemetery etc. pic.twitter.com/ArHgfOgpp2— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) October 27, 2023 中世の15世紀には、聖人が殉教し、聖遺物が納められ、奇跡が起こった場所で、ピルグリム・バッジを始め、様々な記念品が売られていた。それはヨーロッパ全土の現象である。 pic.twitter.com/jH6X6fBKD7— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) June 24, 2024 大英図書館に未完成の家系図がリーフの形で保存されている。どれも、美しい肖像が描かれているのだが、名を入れるべきところが空白になっている。何かの原因で、写本を制作する必要がなくなったのだろうか。その後、バラバラにされ、独立したリーフとして切り離されたのかも知れない。 pic.twitter.com/dNF2IWK8Zo— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) June 25, 2024 聖遺物箱(ルリケール)のさまざまな形の中でも、頭部または胸像聖遺物箱は特に印象的である。これは、芸術家が人間の顔を描く必要があったためである。胸像型のルリケールには、聖人の身体の一部が収められている。 pic.twitter.com/3X6n3cjZ8C— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) June 26, 2024 写本のミニアチュールの『カナの婚礼』は極めて質素で、石の水甕も1個だけ、婚礼の宴というよりは、日常生活のよう。一方、ヴェネツィア派の画家パオロ・ヴェロネーゼ制作の『カナの婚礼』は大勢の招待客、楽師も控え、残り物を待っている犬もいるという、所謂、王侯貴族の宴会である。 pic.twitter.com/ZroEHlZgTv— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) June 27, 2024 6月29日は聖ペテロの祝祭日です。聖ペテロはイエスに天国の鍵を約束されたので、アトリビュートは鍵です。イエスの重要な使徒であり、初代ローマ教皇でした。 https://t.co/jSze1JqtFD— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) June 28, 2024 ヨーロッパではすべてが装飾になる。コンソール・テーブルは普通のテーブルぐらいの高さで、壁に取り付けられている。それだけでも、美しい飾りになるのだが、その上に時計や壺や花瓶を置いて、豪華に飾られる。 pic.twitter.com/mqqyqHDJD6— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) June 29, 2024 ページの殆どを占める巨大で細緻な装飾のなされたBのイニシャル。このページはサルター(典礼用詩篇)という、時禱書が出る前の形式の写本の中の、詩篇の部分の最初のページであり、Beatus pageと呼ばれている。イニシャルの中にはエッサイの木(詩篇1篇)のミニアチュールが描かれている。 pic.twitter.com/z0PrvfhAjE— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) June 30, 2024 宝石だろうが、卵型やピラミッド型に磨いてあるオブジェだろうが、石は原石が一番好き。 pic.twitter.com/vXXpCl2IkB— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) July 1, 2024 さまざまな王冠がある。最も驚いたのはリエージュの王冠と呼ばれる聖遺物冠だった。宝石と、スタンプされたオークの葉で強化された8つの花柄の飾り板で構成され、天使の小像によって互いに区切られている。 pic.twitter.com/oO1rRrRGL7— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) July 2, 2024 『ヨハネの黙示録』の中に「アポカリプスの女」と呼ばれる謎の妊婦が登場する。太陽をまとい、月の上に立っている。7つの頭を持つ赤い竜(悪魔、サタン)が彼女を追っている。女は子を産み、それを天使に託し、天使は子を神に手渡す。間違いない。その子は神の子だ。では、イエスであろう。 pic.twitter.com/xrmv69GJcX— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) July 3, 2024 ルネサンスの迷宮のようなキャビネット、柱と柱の間に奥行があって、そこに、沢山の引き出しがある。引き出しの横に扉があって、そこを開けると、まだ何か隠されているようだ。一体、どれ程の宝石や装身具、オブジェなどが仕舞われていたことか。 pic.twitter.com/ZwornQOyaZ— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) July 4, 2024 マリー・アントワネットの旅行用ネセセールこの豪華なセットには食事、筆記用具、洗濯に使用するものが縞模様のあるマホガニー製の大きな長方形の箱に入っている。 pic.twitter.com/88H7E5XXUV— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) July 5, 2024 「3」は三位一体の神聖な数である。アブラハムを訪れた天使も3人であり、ヨナが大魚の腹の中にいたのも、イエスやラザロが墓の中で過ごした日数も3日である。また、キリストは父なる神に向かって苦い杯を取り除けてくれと三度言った。 pic.twitter.com/K7gnBG4ewQ— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) July 6, 2024 ダゲレオタイプダゲレオタイプという写真撮影法はフランスのルイ・ダゲールにより発明されたが、それは簡単に言うと、銀メッキをした銅板などを直接感光させる技法である。ネガもないので、銀板に感光したポジが、ただ一枚の作品であり、焼き増しして何枚もプリントするのは不可能だった。 pic.twitter.com/kDOWNZxqoT— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) July 7, 2024 シェボーン・ミサ典書シェボーン・ミサ典書は国際ゴシック様式で制作されたイギリスで最高の写本の1つ。極めて大きな写本で、1ページの中に1つのミニアチュールとテーマが入っているのではなく、沢山のミニアチュールが鏤められている。イギリスの可愛い鳥の絵もあちこちにある。 pic.twitter.com/eZgVR9rA8f— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) July 8, 2024 ダウンロード copy #Twitter #ファンタジー #教会 #装飾 #写本 #ミニアチュール #OnThisDay #31daysofgraves #MementoMoriMonday 4 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート