ヨーロッパ・ロシア墓地写真集
ヨーロッパやロシアの奇想に富んだ、美しい、沈黙の聖域である墓地を地域別に分けて、全４巻からなる写真集をアマゾンのKindle版から電子書籍として出版しました。
４巻に共通するタイトルはSanctuary of Silence（沈黙の聖域）で、Vol.1 Paris and Western Europeは主にパリの名高い墓地から芸術的な墓や墓地風景を撮影したもので、ルツェルンやミラノの墓もあります。 vol.2 United Kingdomはイギリスの主にイングランド、スコットランドの都市や郊外の墓地、大聖堂内のチャペルに威風堂々と彫刻され、彩色された16世紀あたりからの肖像の眠る墓を選びました。vol.3 Wien and Eastern Europeはバロック彫刻の白眉であるような見事な銅色に輝く皇帝、女帝たちの墓もあれば、無数の髑髏と骨を使って崇高な芸術にもなった骸骨教会、つまり納骨堂もあり、或いは広大な緑に囲まれた墓地の中の館のようなチャペル型の墓から、廃墟になった墓まで、チェコとハンガリーで撮りました。 vol.4 Russia, Ukraine, Armeniaは歴史的な修道院と隣り合った、由緒ある人々、演劇や映画のスター、バレリーナ、作家、画家、その他多くの芸術家の眠るモスクワのノヴォデヴィチ墓地やペテルブルグの様々な墓地を撮りました。ロシアの有名な音楽家たちの集まる墓地もあります。ウクライナは聖堂内にある、硝子の柩に収められ、恐らく木乃伊になっている聖人たちの墓を、アルメニアには地下の聖人の墓や石ばかりで建てられた乾いた墓があります。
墓地は最高の散歩道です。静かなところで、芸術的発見や、いにしえの偉人たちの記念碑と出会う場所。
少しでも関心を持っていただけたら、アマゾンのKindleに眠る墓地写真集を覗いて見て下さい。試し読みもできます。
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