その1【ボケ老人から学ぶこと】
おかあさまのことを
「ボケ老人」とか言ってはイケナイ
という、お叱りはさておき、、、
母が、骨折後のリハビリから
家に帰って来て、約1ヶ月
思ったよりも
穏やかに
日々が過ぎている
(以前はかなり
It's been a ハードデイズナイトの日々であった)
私の心中が荒れていた
(イライラ、ムカムカ)
・・・・・
母が変わったのか?
と言われれば、、、
「ひとつも変わっていない」
さらに
ボケ度は上昇してきている
まー
そりゃ、当然のように
アタシの心中が変わっただけである
=======
一言でいうと、ワタクシが
「過去をあきらめた」のである
=======
どうやら、以前は
あわよくば、、、
○元気だった頃、ボケてない頃の母に
「戻って欲しい」という
切ない願いがあった
(今も全然ないわけでもなく
すこしはあるだろう)
ただ
その割合がごくごく
少なくなったのである
もしかしたら
このような状態を
「今を受け入れた」と
言うのかもしれない
過去>今
だったのが
過去<今
に、なっただけである
苦しみのモトは
「今をそのまま受け入れられないことにある」
の、かも知れん
・・・・・
今の状態は
「本来ではない」から
もっと
「こうなる方がいい」から
「あー、、、もう!」と
苦しくなる
つまり、つまり、
今を無意識で否定している
(あるいは、そして責めている)
○「どうしてこんなことに?」と
キモチは、過去に行き
○「どうすりゃ、明日よくなる?」と
キモチは、未来に行き
○今は無視
(見たくもない)
まー
アタマで
「わかっちゃいるケド、やめられない」
クレイジーキャッツの
植木等の歌状態であった
(のであろう)
・・・・・
「あきらめる」というと
なんだか
「ダメなこと」っぽい感じがするが
過去は
「とっとと、
あきらめたほうがよさそー」
である
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