「私らしさ」を大事にする私たちにとって、キャンプは"究極の私らしさ"を実現できる方法だ
昨晩、福岡は急に土砂降りの雨が降ってずぶ濡れになってしまいました...あなたは大丈夫でしたか?自然の力の前では人間は何もできないですね。
さて同じく自然の力を活用したものでこの時期がピークになるものがありますね。
キャンプ。
私はキャンプが好きです。行った回数はそれほど多くはないけれども、でも一つ一つのキャンプの思い出はなぜか鮮明に覚えていますね。なぜこんなにも覚えているのでしょうか?今回はキャンプについて考えたいと思います。
myキャンプスタイル
キャンプと言えばいくつものアクティビィティがありますが、中でも火を扱う瞬間が子どもの頃から好きです!調理用にコンロのを火を起こすことや、夜の焚き火やキャンプファイヤーでぼーっと眺めてるのが楽しい。いわゆる火の番人。
なぜ好きかというと、一つは「いけないことをしている感覚」があるから。子どもでも火を扱う経験は自宅のキッチンでできますが、火遊びはどこでもできません。それが、キャンプの時だけ許されるんです!!調理、焚き火という大義名分のもと堂々と火の管理(子ども心には火遊び..!)を任されるので、うまく需要と供給がマッチしています。
もう一つの理由は「ぼーっと」できるから。火を眺めているとみんなぼーっとしてしまうのはなんでですかね(笑)ぼーっとしながら仲間と話したり、ぼーっとしながら頭の中を整理したり、ぼーっとしながら無心になったり。何をしてもほどよい。
忙しすぎる毎日
これだけぼーっとしたりその体験を求めるのは、やっぱりみんな毎日が忙しすぎるからでは。朝早くから会社に行って夜遅くまで仕事をして、休みの時間や帰宅後はスマホかテレビを見ていますね。ずっと何か作業をしていて、ずっと誰かと繋がっていて、ずっと情報をインプットし続けています。これだけ休みなく活動していれば心身ともに自然と休息を求めるようになりますね。
先日NewsPicksの動画でsnowpeak社長の山井梨沙さんがこんな話をしていました。
デジタル、ITがどんどん進歩していく中で、効率性を求める世界にシフトしている。仕事をしていたら効率性重視のものは最短で目的を達成するとか、無駄なく最短でゴールに突き進むものがほとんど。無駄な時間がなくなっていったり、心の余裕がなくなっていく。余白がなくなることによって人間性が失われていく。
(中略)
唯一自然の中で自分と向き合う時間だったり、あえて無駄や不便を楽しむことで人間性が回復されている。
この動画を見ていて、「そうそう、それ!」と思わず共感。第一線で活躍している人の言葉は深く入ってきますね。
余白といえば、最近いろんなところで耳にするようになりました。例えばインスタで余白を意識して写真を撮るのがおしゃれポイントだったり、デザイン業界でも余白を意識したものがかなり増えました。断捨離がブームになり、インテリアにも余白を作っていますね。
これまで物や情報に埋もれていたところから改めて整理して「必要最小限のもので、不便を楽しんだり心の余裕を持つことが良い」という価値観を持つ人が増えてきました。
自然にふれよう
冒頭の問い、キャンンプの思い出を「なぜこんなにも覚えているか?」には「人が人らしくいられるから」という答えが今はしっくりくると思いました。
キャンプでは自然の中で体を動かしたり、火を起こしたり、ご飯を食べたりなど、すごく原始的な活動ができます。もっとも、今はグランピングやハイスペックのギアが増えて超快適になっていますが(笑)でもそれもok。いきなり身ひとつで山奥で一晩過ごすのは過酷だし危険。その人ができるレベルから始めるのが良いですね。
つまり「キャンプでなければならない」ということもありません。ドライブで海や山に行くのもありだし、もっと簡単なのは散歩して公園に行くこと。1日1回、せめて週に1回は自然にふれてほしいですね。そして、キャンプに全く行かない人は年2回くらいは大自然に1日身をおいて自然とふれあい、"無駄な時間"を楽しんでください。
それでは今日も
私らしく、楽しく、なんだか調子いい
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引用
NewsPicks(2021)スノーピーク社長と落合陽一が語る「人間性の回復」
https://www.youtube.com/watch?v=U1xrEve85lc
#キャンプの話をしよう #自然 #snowpeak #人間性
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