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オールタイムベストA-Z〜B編〜

古今東西、色褪せない名曲をアルファベット順にピックアップ。今回はBrian Enoの「By This River」をご紹介。

ブライアン・イーノは言わずと知れた「アンビエントミュージック」の創始者。そんな彼が「Ambient 1: Music for Airports」をリリースする前年の1977年にリリースしたアルバム「Before and After Science」は、後のアンビエントミュージックへと繋がっていく空気感の中でイーノのボーカルを楽しむことが出来ます。

中でも「By This River」は、名曲の呼び声高く、数多くのミュージシャンによってカバーされています。

ミニマルなピアノの旋律が何とも心地いいですね。

フランスの画家ゴーギャンもタヒチ島で『我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか』という作品を描きましたが、大いなる自然を前にすると人間はそういった感情が芽生えるのでしょうか。イーノもこの曲の中で、

Through the day as if on an ocean
Waiting here always failing to remember
Why we came came came
I wonder why we came

と歌っています。

さてさて、カバーVerもいくつかご紹介。

Alva Noto & Ryuichi Sakamoto

ノイズが何とも美しい…

You'll Never Get To Heaven

ローファイなサウンドがドリーミーな雰囲気を作ってます。

Matin Gore

こちらもAlva Noto同様エレクトロニカなサウンドプロダクション。無機的なサウンドと有機的なボーカルのバランスが良いです。

Serafina Steer

とにかく優しい!疲れた胃腸に効きます。

EGO-WRAPPIN’

日本からはエゴラッピン。終盤のノイジーなサウンドスケープがノスタルジックな気分にさせてくれます。

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