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繊細さん•HSPの恋愛と性。そして、わたしのこと。

恋をすると相手がなにを求めているのか気になって勝手に傷付いてみたり、悲しんでみたり、喜んでみたり。心も頭もいつも忙しい。

そんな自分を責めて苦しくなった挙句、また頭の中をグルグルさせて疲れている繊細な方はいませんでしょうか。

とは言え、繊細だから、HSP、エンパスだからと言っても、人によってみんな違います。
断定することは難しいので、ここではわたしの過去の恋愛話をさせてください!


わたしは相手の気持ちを汲み取り過ぎて、雰囲気にのまれやすいタイプで、いいように言えば「いい女」。

自虐を込めて言えば、


「都合のいい女」。ズドーン!

※今は懐の深い殿方に甘え放題、ワガママ放題させて頂いております~


そんな過去のわたしの恋愛は「勝手にFUJIYAMA(富士急ハイランドのジェットコースターです)乗り放題」状態でした。

幸せな時は、それはそれはドラマティック。でも、その後の急降下、そして急上昇、そしてまた急降下な恋愛は、スリルと恐怖とロマンに溢れており、乗り終わった後はヒィヒィゼェゼェ。


もう懲り懲り!!

ゼッタイこんな乗り物、乗らないんだから~!!!


と、降りたと思ったら束の間、また新たな恋愛ジェットコースターへ自ら乗り込んでいくというアリサマでした。

どうしてこうなってしまうのか。

当時から、わたしの好きなタイプは優しくて頼りになる人。

付き合ってきた男性も優しくて頼りになる殿方たちばかりだったのですが、共通して起こる怪奇現象がありました。


その謎の怪奇現象とは、


わたしと付き合った殿方が、自己中が止まらない俺様キャラへと豹変していく化現象・death!!!



ヒィー



付き合う相手を変えても繰り返されるこの、怪奇現象。

男運が悪いとか、見る目がないとか、努力が足りないとか、原因を上げたらキリがないのですが、一つだけわかっていることがあります。


相手は変えたけど、わたしは変わっていなかった・・・!?

周囲の感情に感化されやすく、常に相手の機嫌ばかり伺ってお付き合いしていた当時のわたし。

彼の幸せ=自分の幸せ。

これは今も変わらない思想なのですが、当時のわたしは少し度が過ぎておりました。

洋服、メイク、ファッション、デートの場所、メニュー決め、すべてにわたり、相手の好みや希望に合わせる、または推測して行動しておりました。

もちろん、


夜の営みも含めて♡


相手がどう思うのか気にするあまり、

「コンドーム着けて」という発言さえ伝えることが難しいアリサマ。

それは男性がするのが当たり前でしょ? と、思う方もいるかもしれません。

でも、それを言えないわたしのような女性が身勝手な男性を生み出しているのではないのだろうか。そんな風にも思うのです。

とにかく、性に関して「こうして欲しい」とか「もっと〇〇して」とか、口が裂けても言えないような人間でした。(この反動で今の活動を始めたと言っても過言じゃございませんんん・・・!)

今思うと本当に恥ずかしい、というか、自分の身体を大切にしていませんでした。ごめんね。わたしの身体・・・。

喧嘩や衝突が大の苦手なわたしは、常に相手がなにを望み、なにを期待しているのか把握して行動しているので気が休まりません。

おまけに、甘えることが大の苦手

相手がしてくれたことに感謝するどころか恐縮してしまい、ビビりまくった挙句の果てに、それ以上に彼に尽していました・・・。

これはもはや、「好き」という感情から生まれる行動ではなく、怖れ( ゚Д゚)


恋愛って、物凄く疲れる・・・。


疲れていくわたしに反し、どんどん王様になっていく彼。

そりゃぁ、そうです。

彼がいくらわたしをお姫様扱いしようが自らその何歩も下がり、相手の痒い所に手が届くよう常に意識を集中させ、へりくだった行動をしているワケですから。

距離が縮まるどころか遠ざかるばかり。
気が付くと、相手のペースに飲み込まれ、高い所から急降下。

これって、いつものパターンじゃないか!! 

気付いた時にはもう遅い!
加速するジェットコースターは止まりません。


た、助けて~!!!


と叫びながら、安全ベルトの存在を確認するわたし。

そして、気付きました。

安全ベルトが、ないっっっ!


ヤバい!
死ぬ!
誰か!!
助けて~!!!



「ヒャッホーイ!!!」


焦っているわたしに反し、どこからか楽し気な声が聞こえてきました。

王様になった、彼の声です。

安全ベルトをしっかり着け、わたしという名のアトラクションを楽しんでいる彼。って、


え!?


ジェットコースターって、


わたし自身だったの!?



・・・。



どうでしょうか。

怪奇現象のカラクリが、わかりましたでしょうか。


これはわたしのケースですが、繊細さん、感受性が豊かな人、HSPやエンパスさんは周囲を思いやる能力や才能が高く、その能力を生かすためにも他人と自分との境界線を引くことは生きていくために必須ですよね。

恋愛、そしてもちろん、セックスも

好きだからと言って相手を優先してばかりでは自分を消耗、犠牲にし、相手さえもダメンズや加害者にしてしまいます。

相手が大切であればあるほど、自分を大切にすることを優先に。

静かな時間を作り、自分に聞いてみてください。

「なにがしたい?」
「どこに行きたい?」
「なにが食べたい?」

自分を幸せにしてくれるのは恋人でも誰でもない、あなたです。

自分の身体と心の要求をすべて自分自身で聞いてあげて、どんなネガティブな感情が出てきても許して、抱きしめて欲しいのです。

あなたがどんな容姿で、どんな性格で、どんな年齢であろうと関係ありません。もちろん収入や地位があっても、なくても関係ない。

どんな自分も認め、許して、愛してあげて欲しい。


心配できるあなたは優しい人。
繊細だから共感できる。人の痛みがわかる。

だったら、同じように自分の心と身体の声を聞いてみてください。

あなたのことを本当に大切に思っている相手であれば、あなたの幸せも相手の方にとっての幸せであることを忘れないで。

自分の幸せは、相手の幸せにも繋がっています。

良くも悪くも、相手のエネルギーをグングン吸収するHSPやエンパスさん。

人間関係すべてがそうであるように、恋愛、そしてセックスは気の交換の最たるものだと思います。



どうせだったら、どちらか一方が疲弊する関係ではなく、お互いのエネルギーが高まり合う恋愛やセックスをしたいなぁって、わたしは思うのです。


恋愛ジェットコースターになるのも、ならないのもあなた次第!


あなたの価値を決めるのは、あなた。
あなたが自分の価値を認めるところから、新しい現実が創られていくことを忘れないでください。



応援しています(*´▽`*)



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