YURI

中途難聴と痺れ(しびれ)は、永遠の個性として与えられました。でも諦めず楽しく生きたい!…

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中途難聴と痺れ(しびれ)は、永遠の個性として与えられました。でも諦めず楽しく生きたい! 出来ない事を嘆くより、出来ることを喜び笑いたい。 Always look on the bright side of life.

最近の記事

世界髄膜炎デーイベント

4月28日 大阪市立総合医療センターさくらホールにて行われたイベントで、ハンドヒーリング出店と、トークショーの依頼をいただいて、無事に終えました。 多くの出店や、ワークショップ、歌や踊り、様々な病気(ポリオやダウン症)から守る会もあり、とても盛大に行われました。 トークでは、私の髄膜炎体験談として、自己紹介含めた一人喋り、その後主催者の田中さん、進行役の小野さんを交えてQ&Aトークセッションでした。 自分の体験だし、原稿や流れは頭に入れて自然に話そう!って思ったけど、あ

    • 結婚・出産に勝ち負けなど無い

      結婚してる、子供が居ると勝ち組? 独身や、子供が居ないと負け組? それは違う!!   希望していて、それがまだ叶わない時、周りからのプレッシャーもあり、本人までもが負けてる感を表す。 そもそも そこに勝ち組、負け組なんて全く無いと思う。 それに、勝ち組、負け組の「組」っていう表現が苦手。「私達」というグループで群れてる感じがする。 人間は群れに属したい所属欲求があるから、仕方ないのか? でも、結婚、出産に勝ち負けはおかしい。 どちらが華々しいとか無いのに… 独身

      • 挑戦したい時

        「あなたには無理だろ?」 「やめておいた方がいい」 「まぁ、出来れば良いけど、難しいね」 人はどうしてマイナスの壁を差し出すんだろう… 身内なら心配でもあるだろうし、他人なら様々思いがあるのかな。 何かに挑戦する事は簡単じゃない。本人が一番しんどいし、不安で怖くて。 でもその心身の努力は、結果はどうあれ(挑戦した人に)幸せ、充実、納得を与えてくれる! 成功すれば これ以上ない達成感をかみしめるし、たとえ失敗しても 納得して、別の方法を考える知恵が身に付く。 本人が選んで

        • 人との関わり

          これ、よくある話。(一般的な場合) 人との関わりの中で、自分の話ばかりして、相手には質問しない。 こういう人たまに居る。 ストレス 質問しましょ? (嫌じゃなければね?) ね? 『この人と居たら会話が楽しくて、あっという間に時間がすきる!』 っていう人とは、 それぞれが質問し合い、話が膨らんでる。 ま、質問するか、しないかは シンプルに相手に興味が有るか、無いか? かもしれない。 言葉が交わせない場合でも、 心が向き合っていれば、なんか しっくり落ち着くものよね

        世界髄膜炎デーイベント

          伝え合うということ

          SNSの文を見た 「言いたい事は言った方が良い、言って離れて行けば、それだけの関係」というような内容 (ドラえもんの気持ちさん より引用) 察する事は素晴らしい でも、お互いに配慮しつつ、伝え合う事も大切だと思う(手段はメールでも何でも) 人と人、どちらかが我慢しすぎたり、何も言わないのは気持ちが離れてしまう図式 言い過ぎてもダメ この絶妙なバランスに絶対的に必要なのは 「信頼」 #ブログ #独り言 #コミュニケーション

          伝え合うということ

          第91回アカデミー賞

          昨日は楽しみにしてたアカデミー賞だった。 結果、 作品賞「グリーンブック」(日本公開は3月1日) 主演女優賞 オリヴィア・コールマン(女王陛下のお気に入り) 主演男優賞 ラミ・マレック(ボヘミアン・ラブソディ) 監督賞 アルフォンソ・キュアロン(ROMA ローマ) 助演女優賞 レジーナ・キング(ビールストリートの恋人たち) 他… レッドカーペットインタビュー 尾崎英二郎さん(9回目)、すみれさん(2回目) 私は尾崎英二郎さんファンなので、式典前のレッドカーペ

          第91回アカデミー賞

          映画『ビールストリートの恋人たち』

          恋人、家族の根底にある「信じる」気持ちが素敵。 お互いが言う言葉、 「私の心が揺らぐはずが無い」 ピュアなラブストーリーに人権問題が絡んでくる、でも どんな事があっても、「揺るぎない気持ち」があれば乗り越えようとがんばれるんだな! アカデミー賞助演女優賞ノミネートに、母親役のレジーナ・キング 2月25日アカデミー賞が楽しみだな✨ #ブログ #日常 #映画 

          映画『ビールストリートの恋人たち』

          思いを現実にする力   尾崎英二郎 著

          「無名は無力ではない」という言葉が目に飛び込んできます。 尾崎英二郎さんは、30代後半でハリウッドに挑戦し、様々な苦労や経験を経て、今やアジア人俳優として、多くのドラマそして映画に出演されているのです。 「思いを現実にする力」では、『ラストサムライ』や『硫黄島からの手紙』などで役を勝ち取り、多くの人が知る有名共演俳優、監督の知られざる姿がドキュメントで披露されています。 一方で、どの社会においても良くある事、私たち人間が持つ感情についても実体験を元に話されていて、とても

          思いを現実にする力   尾崎英二郎 著

          映画鑑賞

          映画「ヴィクトリア女王最期の秘密」 とても美しくてほっとする気持ちと、有色人種に対する偏見が悔しくてハラハラする場面もあった。 知られざる世界を見せてくれた、ヴィクトリア女王役のジュディ・デンチが素晴らしい✨ 今年の第90回アカデミー賞衣装デザイン賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞にノミネートされてる♡ #ブログ #日常 #映画

          映画鑑賞

          笑顔で共に生きたい!

          世の中には、色んなタイプの不自由がある。 その人それぞれに、対応する距離感がある。 私の様に中途難聴でも程度が違うし、聾(ろう)の方もいる。例えば、口述筆記はありがたいと思う。でも、(聴こえて理解出来る部分があるなら、その部分は書かないでも大丈夫ですよ)と思ってしまう。すみません。でも通り一遍では無い。 車椅子や、全盲の方でステッキで歩く場合、「大丈夫ですか?」と言ってしまうと、「はい大丈夫です」と答えてしまう。これを「何かお手伝いしましょうか?」と言うと、少し言いやすく

          笑顔で共に生きたい!

          嬉しかった&悲しかった言葉

          今振り返り、 とても嬉しかった言葉。 「人の認知能力は、眼で見たり、耳で聴いたり、触れたり、匂い、全て合わせて100%、耳が聴こえなくても、他で合わせて100は変わらない。だから悲しまなくて良い。あなたの個性としよう」 逆に 相手が何気なく言う言葉で傷ついた事がある。 「後遺症って言うと、周りが心配するよ?」 「症状を他人に隠した方が格好良いんじゃない?」 いえ、後遺症なのです… 病気によって二度と戻らない機能。 格好良さ、、そんな綺麗事では無い。 それは100%の身体

          嬉しかった&悲しかった言葉

          武史さん

          3年すぎてから、何か出来ることを見つけたくて、 今までの経験や資格を活かして、ハンド専門でリフレクソロジーをやろうと計画した。 ハンドヒーリングと名付けて、 全て自分1人で作ってイベントへ参加してる。 そんな中、カラーセラピーを受けに行き、セラピストかよさんから偶然出会いが繋がった。 月二回の出張。 武史さんは筋ジストロフィー症と闘ってる。 顔の表情以外は動かず、気管切開で声を失ってる。 でも、イベントを企画してポスターを作り、映画作り、作詞もしている。 私は不自由だけど、

          武史さん

          退院後の日常生活

          退院しても、普通からは程遠い。 コンロは火が使えない。 お風呂1人で入れないので、娘が見守る。 買い物は近所の友達がしてくれたり、 火を使う間 居てくれた。 チャイムが聴こえないし、来客に不安なので、ドアフォンを付けてもらった。 歩くのは少しずつ、 主人に捕まりながら。 目は二重に見えるので、目の運動も欠かさない。 少しずつ、亀の歩みほど。 家の中で6割ほど聴こえた。 あの頃(発症から1年半) やっと1人で過ごせるようになった頃 このまま、何もしないと全く成長

          退院後の日常生活

          根拠の無い自信

          相変わらず、聴こえないし、歩けない。 ある日、看護師さんが、筆談で書いた。 「聴こえない今 なのに、どうしてそんなに明るいの?」 って。 わからない、けど、 それは、 週に1度車椅子でお見舞いに来てくれた今は亡き父が『だいじょうぶっ』と言う口の形を見せる。 根拠ない自信の言葉が励みになった。 その気持ちが根底にあったのかも。 いつも通ってくれる、主人、息子、娘、父、母、姉妹、兄、義理姉、おい、姪、友達、知人。 励まされた。 #細菌性髄膜炎 #闘病 #リハビリ #自信

          根拠の無い自信

          リハビリ病院へ転院

          全く聴こえない。 筆談。 理学療法、作業療法、言語療法のチームが組まれて、私の担当になった。 リハビリ 車椅子で移動して、 抱えられて作業台へ座る状態。 歩けない。 私の担当の先生たちは とても明るくて、私の光になってくれた。 理学療法士さんは、 全く聴こえない私にホワイトボードに書いて書いて…コミュニケーションをとり、いつも励ましてくれた。明るい笑顔に癒される。 部屋に迎えに来てくれて、痛くてしかめてる私に「眉間のシワを伸ばして」っていうジェスチャー。それは、全く

          リハビリ病院へ転院

          発症

          2011年9月25日 それは急にやってきた。 その日、ヒップホップダンスの発表会。 寒気がして、頭が痛いけど、休みたくない(今思うと馬鹿)ので、鎮痛剤を飲んで挑みました。 風邪っ気は無く、頭痛なので、(あー、疲れが出たのかな?)と思い、何とか頭痛薬で乗り切る。 帰る頃、頭痛が酷くなり始めて、帰ってベッドへ。 次の日も頭痛薬を飲みながら、ひたすら寝ようとしてた。 3日目の朝には頭痛が酷く鎮痛剤も効かない、吐き気もあり、救急病院へ。 もう限界になって、自分から「救急車を呼んで下