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【2024年ジャズ】Brasil / Lee Ritenour and Dave Grusin

ご存知かと思いますが念のため。Lee Ritenour(リー・リトナー)はアメリカのジャズギタリスト。Dave Grusin(デイヴ・グルーシン)はアメリカのジャズピアニスト。古希と卒寿というレジェンドたちは1985年に「ハーレクイン」で二人名義のアルバムを発表しています。

2024年の本作にもブラジルのシンガー・ソングライター、イヴァン・リンスが参加しています。彼の1988年作「LOVE DANCE」が大好きでよく聴きました。広く澄みわたるような歌声とブラジル音楽のコード進行、ポルトガル語のニュアンスが今でも新鮮に響きます。本作4.Vitoriosa でも健在で嬉しくなりました。

サンパウロの女性ヴォーカリスト、タチアナ・パーハが歌う1.Cravo e Canela や2.For the Palms でも聴けるハーモニカが郷愁なナンバーで気持ちよしです。6.Stone Flower では熱の入ったサンバ演奏とオーディオ好きも裏切らない高音質ぶり。これからの季節に部屋を爽やかで涼やかな音で満たしてくれます。

▼ブログ「音楽を聴くことの雑感」も書いています。


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