1HDN10月22日_パッケージニュース_No

近年頻出/英文を縦に読む力/(therapy dogs)段落整序ミニテスト/第7弾

今回の英字記事は英語要約や英語で意見を述べるではありません。

ここに英字記事4つの段落をばらばらに投稿してから、正しい順番を考えてみます。(制限時間は10分から15分ですから電車の中でも出来ます!)

いわゆる整序問題というものですが、整序にも、単語の整序、英文の整序、そして今回の段落整序は近年頻出です。

① Therapy dogs that comfort people are stationed at Inu Cafe Maera. The comfort brought by having contact with animals, called animal therapy, is believed to be effective for dementia patients. The cafe also has staff members who have learned about dementia.

② A therapy dog cafe in kanuma, Tochigi Prefecture in Japan, has recently operating as a "dementia cafe" once a month to offer an opportunity for elderly dementia patients and their families to enjoy conversation over coffee and tea.

③ On Oct. 2 at the cafe on the outskirts of the city, a woman in her 80s put a male Labrador retriever on her lap and petted it while smiling. A woman accompanying her said: "She hasn't developed severe symptoms yet, but we came here to prevent the progression of dementia.

④ "With dogs, psychological barriers between people are lowered. People with dementia may be able to open up to other people and enjoy conversation," a staff member at the cafe said.

(解答説明) 先ずはテーマとして、「セラピー犬のいるカフェ内容や場所の紹介」②⇒

次にテーマを受けての一般論として、「セラピー犬が高齢の認知症患者にもたらす癒しの効果」①⇒

さらに一般論の展開として、「その癒し効果の根拠・裏付け」④⇒

最後にその具体例として、「80代女性の話」③となりますので、

正解は②①④③になります。

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この段落整序問題は、まずは段落要旨を把握することから始めて、ストーリー展開(起承転結)の一般論or具体論を区別していく考え方は、マーク形式の試験にも国立二次試験にも多く出題されます。

結局、英文解釈・英文読解の根底にあるのは、「各段落要旨を縦串で刺したもの」です。それを普段からしっかり意識していれば、ただ英文を一語ずつ横に読むだけではなく縦にも読むという習慣が身につきます。

結果、下線部和訳、段落要旨を和文or英文で説明、段落整序、またマーク形式テスト必須の内容一致にも対処ができるように!!

※実際、2019年の九大前期二次英語に、段落要旨把握中心(全体の約3/4)の問題が英文解釈にも自由英作文にも出題されました。その一例を添付します。

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