見出し画像

怜菜(れな)というVtuberについて

 怜菜(れな)は2019年8月から活動しているバーチャルユーチューバーです。実在の人物や名称とは一切関係のない、架空の少女です。Youtube「_怜菜」の動画と、twitter「怜菜の日記」で構成されています。

怜菜が初めて喋ったのはこちら。(その前の、一本目の動画は歌動画でした。)


 怜菜が視聴者を認識することはありません。彼女が話しかけているのは視聴者ではなく、「みおちゃん」という一人の友達だからです。我々が怜菜について知るためには、動画や「怜菜の日記」から推測するしかありません。

 5本目の動画までで、彼女について判明しているのは以下の通り。

・怜菜は白い部屋にいる。

・「みおちゃん」という友達といるらしい。「みおちゃん」は大人であることは日記からわかるが、姿は一切登場していない。

・怜菜の体感でいうと1000日ほど「お外のみおちゃん」の帰りを待っている。

・怜菜は約100年後の未来に生きている。

・衣食住に支障はないようだが、システムに不具合が起きている箇所もある。

怜菜と哲学

 白い部屋部屋で暮らす中で、怜菜は様々なことを考えます。感情とは何か。人間とは何か。そして、自分とは何か。

 「みおちゃん」と話しながら、怜菜は自分なりに答えを探していきますが、その答えが皆さんにとっても正解とは限りません。是非、怜菜と一緒に思い巡らせてもらえれば幸いです。

怜菜の夢

 時折、怜菜の夢の中を覗くことが出来ます。怜菜の夢に現れる人々は、怜菜に様々な影響を与えます。


コンセプト

 そもそも私がVtuberに興味を持ったのは、仮想の人物がさも実在するかのように振る舞っている様に、面白さを感じたからです。それは漫画やアニメの登場人物にも共通していますが、彼らはフィクションの世界を生きています。Vtuberには漫画やアニメよりも、Vtuber自身が現実に近づいてくる印象が印象があるのです。

 ここで言うVtuberとは、三次元の人間が二次元キャラを装っているタイプではなく、例えば「鳩羽つぐ」のような(世界観系というのでしょうか)、まるで実在しているかのような架空のキャラクターを想像してください。「鳩羽つぐ」の動画はまるでホームビデオのように構成され、彼女は本物の少女のように振る舞いますが、あくまで「鳩羽つぐ」は作られた少女なのです。

 鳩羽つぐhttps://m.youtube.com/channel/UCGaUWM5OQ7hU1JwbqvNBR4w/about

 怜菜は、「そこにいるかのような仮想の少女」をテーマに始まりました。怜菜の顔は普段の私の絵柄よりリアルさを意識してあります。現実と虚構の狭間で、確かに彼女は、そこに「ある」のです。

 ちなみに、怜菜とみお達はワス"レナ"グサ("ミオ"ソティス)をモチーフにデザインしました。二人がお互いを忘れないように。

終わりを間近に控えて

以下最新話までの内容に触れております。動画をご覧になってからの読むことをお勧めします。

_怜菜(Youtube)

怜菜の日記(Twitter)https://twitter.com/RENA_514S?s=09















 怜菜の物語は、あと数回で終わりを迎えます。「みおちゃん」がイマジナリーフレンドであり、幻覚であることを自覚した怜菜は、今や一人です。白い部屋から出る方法もわかりません。

 これからどうなっていくのか。ヒントは既に出ています。

 これまでで公開された情報について解説しますと、怜菜が「里の秋」を歌っていたのは、戦争があったことへの暗示でした。時計やインターネットが止まっていたのは、インフラを整備する人間がいなくなったからです。「怜菜の部屋」は貯めてあった電力で動いています。

 怜菜自身については、もうお分かりの方もいるかもしれませんね。

 あとは、完結後にまた書くとします。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?