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#やさしい医療 の世界に寄せて ③

書きたいだけ書けば、そりゃいくらでも増えるわな……ということを少し反省している今の私。でも、本当に色々考えすぎて、雑になるのも嫌だし、どうよってくらい長々かくのもどうよ。

仕方ないから、いつものように、書きます。

8月23日、やさしい医療の世界、という一つのイベントが行われました。

上記がそのプログラムです。全部で7時間の長丁場。一部録画はあるものの、基本はライブ。それも中継あり。でも普段からいろいろと考えることも多かったこの話題、一日しっかり拝聴しました。その時に考えたあれこれです。

今までの話はこちらから

2コマ目

2コマ目はシャープさんとタニタさんという、Twitterの中の人の中でも有名なお二人のゲストと、ほむほむ先生。そして鴨さん。こちらも予定は1時間です(実際には50分)

シャープさんもタニタさんも、Twitterではよく見かける有名人だし、あとシャープさんについては「SNS医療のカタチTVウラ話」というブログ記事で「うわぁぁぁぁぁぁぁ」って思って読ませていただいたことがある分、ちょっとだけ身近。

そのブログがこちら

で、スタート。えっ、うわっ、顔出してる……
いやね、なんとなく……このお二人って顔を出さないイメージがあって(追っかけとかやってるわけではないので、特に理由はないし、本当に出しているのかいないのかも知りません)まずは顔出しにびっくり、してからの、カジュアルな服装に「わ、若い男子だ」からの「なんちゅーイマドキの好青年や」という感じでした。

で、シャープさんのいきなりの「届かない所から始まる」で、すでに置いてけぼり(笑) チャット欄のざわめきもすごかった気が……するんですが、実は頑張って思い出そうとしてるんですが、あまり思い出せないんですよね。

というか、自分でいくつか殴り書きしてるんだけど、意味が繋がらない……アーカイブ出たら、しっかり見返したい部分です。

ただ、(多分ずっと)繰り返し言っておられるんだけど、シャープさん、というのはやっぱり「一つのブランド」であり「一つのキャラクター」ではあるんだけど、彼自身でもある。
その「彼自身でもある」ことが「読んだ人に『近しい』と思わせる」ということなのかな、というのは改めて思いましたね。

印象に残ったこと

で、私が内容を引きずり、翌日ノートをまとめている時に一番引っかかったのが、タニタさんの「『体重計に乗るのも怖い』というのもコミュニケーションエラー」という言葉でした(最後らへんだったから、かもしれないんですが)

元はと言えば、確か鴨さんが、お話の途中で「いやだって、体重計載るの怖いもん」みたいなことを言われたことを、最後の方でタニタさんが「さっきそういわれましたけど」みたいな形で引き取って始まった話題です。

「ま、乗せるんですけど」というタニタさんの一言で、「それはやさしくないな」「やさしくない」と無事にオチがついたような話でしたが、やっぱり「体重計が怖い」も「分かっているけど」案件で、まだ「やさしく」する方法はあるのかな、とも。

ネットのコメントとか見てると、あれこれ案を書いておられる方もおられたし。
かくいう私も「怖くて半年載らなかったら、体重ががっつり増えてて、でも当然ながら『いつからどんな感じで』増えたのかが分からない」パターンを踏みました。移植前。
でもそのせいで「貧血が進んで、心不全からのむくみが出てるのかもしれない」と主治医を焦らせてしまい、深く反省。

その時に「体重測るのも、体調管理には大事なんだよ」としっかり諭され、入院中はもちろん毎朝計測があったため、太った自分の体重にも慣れたので退院してからも測っているんですが……例えば社会復帰してからも同じようにちゃんと測れるかな、とか。
あんまり自信はない。

やっぱり「重要性を分かって」「習慣づける」しかないのかなぁとぼんやり思っている所です。

3コマ目

……コマという言い方でいいのかどうかも不安。ということで、正午からは3コマ目。ちょうどお昼時、みながらの昼食になるなぁと思ってピザを用意していました。また、このコマは録画ということで、少なくとも機材トラブルなどはなさそうで、安心してお昼をいただきながら拝見しました。

ゲストは私が「医療者の書く本」を読むきっかけというか、最初の一歩になった、中山祐次郎先生と、矢方美紀さんです。矢方さんは元SKE48のタレントさんで25歳で乳がんを発症した、がんサバイバーの方です。

お二人での対談は3回目(でも直接対面ばかりで、遠隔は今日が初めてとのこと)ということなので、お話も通じやすいようで、さらに大勢ではなく1対1の対談なので、会話もシンプルなものが多く、流れとしては「患者として思うことや気づいたこと言いたいこと」を矢方さんが挙げ、それに対して祐次郎先生が答える、という形になっていました。

乳腺外科

さて、いくつかあった話題の中で、私が「あー」って思ったのは「乳がんって婦人科じゃないんですよね、乳腺外科なんです、分かりにくくないですか?」っていう話でした。

そうなんですよね。っていうか、私も言われたら「そういえばそうだな」って思うけど、つい婦人科だと思っちゃう。
どうしてかな? って思ったんですが、そもそも「市町村の定期健診」で「がん検診」あるけど、あれ、大体「子宮がん・乳がん検診」でひとくくりにされることが多いので(検診の場合、検診センターみたいな所だから、開催場所も大分かぶってるし)それも勘違いの元かなぁ、とか。

困った時には「婦人科」って割と広まってきたけど、乳がんはちょっと違うんだよねーがあまり広まってないのかも、とか。
実際今、ちょっと地元で「乳腺外科」で検索したら、総合病院が二つだけ出てきました(地元っていうのは、市町村レベルで、ってことですね)
そういえば職場の方もその片方に行ってましたが、手術は県庁所在地の大学病院で受ける、と言ってました。

そういえば、昔住んでたところでマンモ受けたけど、あれ産婦人科じゃなかったっけ? と思ったら、やっぱりそうだったし(ちなみにその街は県庁所在地ですが、今検索したら、やっぱり3カ所しかなかった)
今回の矢方さんの話にも出てきたけど、そもそも少ないし、ハードルも高いしで、それは「やさしくない」んじゃないかなぁ、という結論でした(少ないから、患者さんがそこに集中して、待ち時間が長くなるなどの問題もある)私としては「女の体」としてトータルで見て欲しい、っていうのはやっぱりあるんですよね、女の体の持ち主として。

それから、上に絡んで、待ち時間問題。それから「周りの無理解」問題、「標準治療じゃない治療法の問題」も。なんか、すごいこと言われた話を聞いて、びっくりしたことは覚えているんですが、チャット欄に書き込んだら忘れてしまいました。

15時からのコマも合わせて思ったのですが、やっぱり私が今、一番共感するというか、多分「近い視点」で見てるんだろうなぁ、と思うのはこのコマの矢方さんであり、15時からの幡野さんであり、だったのでやっぱり私の「立ち位置」は「患者」にあるんだなぁと感じたりしてました。

あ、あとね、この回に絡んで一つ思うのは「マンモグラフィーなんとかならないのかな」ですね。痛いでしょう、あれ。
今のところあれはやっぱりあれしかない特徴がある、ということなんですが(エコーや触診だけだと足らない)やっぱりあれ、やさしくないと思うんですよね。

と、ここまで書いて気づいた。ひょっとして、それがこの次の(4コマ目)カンブリアナイトのセンサーの話に続いていく……のでしょうか?

ということで、キリもいいので、本日はここまで。
本日もお読みいただきましてありがとうございます。




ここまで読んでいただき、ありがとうございました。お役に立ちましたら幸いです。 *家飲みを、もっと美味しく簡単に*