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『オール讀物』2023年9・10月直木賞発表合併号 文藝春秋 2023年8月22日発売  中野京子「クリムトと黄昏のハプスブルグ」  松井今朝子(1953.9.28- )「一場(いちじょう)の夢と消え」  北村薫(1949.12.28-)「中野のお父さん」他

『オール讀物』
2023年9・10月直木賞発表合併号
文藝春秋 2023年8月22日発売
532ページ

https://www.amazon.co.jp/dp/B0CCK42Y7L
https://books.bunshun.jp/ud/book/num/49100210310362023


東海林さだお(1937.1.30- )
「男の分別学 特別インタビュー
 肝細胞脳梗塞腹ペコ入院記
「タンマ君」締切の朝[2023年6月28日]、
起きるとあらゆるものが二重に見えた」
p.136-140

「2015年に肝細胞がんで四十二日間入院してから、
七年と半年。
「入院は忘れた頃にやってくる」
と、寺田虎彦が言ったかどうかは知りませんが、
八年ぶりに入院生活をおくりました。
今回は「脳梗塞」。p.136

読書メーター
東海林さだおの本棚(登録冊数109冊 刊行年月順)https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11091206


伊藤理佐(1969.9.6- )
「妙齢おねいさん道 第179回
 年齢の先をいく」
p.142-145

https://note.com/fe1955/n/nef9f04230688
益田ミリ(1969.1 - )
「「ドル箱」との遭遇」
『文藝別冊 総特集 伊藤理佐
 おんなの人生、濃縮還元。
デビュー35周年記念』
新保信長・穴沢優子編
河出書房新社 2022年6月刊

読書メーター
伊藤理佐の本棚(登録冊数35冊 刊行年月順)
https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11091270


中野京子
「クリムトと黄昏のハプスブルグ
第10章 ユダヤ人問題」
p.287-291

「1890年5月1日にウィーンで初めてメーデーが開催され、
労働者が市民の憩いの場プラータ―をデモ行進した」
p.287

「ヒトラーの生年はウィーン初のメーデーの前年。
ヒトラーの生まれはドイツではなく、
オーストリアの町ブラウナウである。
彼はプロイセン人ではなく、
ハプスブルグ王朝下のオーストリア人だった。
 … 
18歳のヒトラーが
ウィーン美術アカデミーを受験した際、
成績よろしからずと不合格…
彼が建築家ないし画家になっていたら、
その後の世界はどうなっていただろう。」
p.288

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中野京子の本棚(登録冊数17冊 刊行年月順)
https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11442729

グスタフ・クリムトの本棚(登録冊数15冊)
https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11333645

松井今朝子(1953.9.28- )
「一場(いちじょう)の夢と消え
 夏安居[げあんご]の日々(三)承前
 出来秋(できあき)の善悪(よしあし)」
p.438-455

連載第六回
近松門左衛門(杉森信盛 1653-1725)
『用明天皇職人鑑』
(ようめいてんのうしょくにんかがみ)
人形浄瑠璃
宝永二年十一月(1705)初演 竹本座

宝永地震・大津波
宝永四年十月四日(1707.10.28)

https://www.artm.pref.hyogo.jp/bungaku/kikaku/chikamatsu/
ネットミュージアム兵庫文学館
近松門左衛門 略年譜

https://ameblo.jp/sakiju/entry-12374597320.html
早わかり!近松門左衛門
2020-05-01 19:50:52

「曽根崎心中の大成功を経験した
竹本義太夫
(受領してこの頃は竹本筑後掾となっていました)は
もうこれ以上の望みはないと芸能界引退を決め、
仏道に進むと言い出したのです。

スーパースターの引退は、せっかく体制を立て直したばかりの
竹本座には打撃が大きすぎます。
なんとか竹本義太夫を引退させないため、
当時からくりの方面で売れっ子だった
竹田出雲[初代 1691-1747.7.11]
が経営責任を引き受け、
さらに近松門左衛門が竹本座の専属作者の契約を結びました。
竹本義太夫の引退を引きとどめることに成功し、
この新たな経営体制の顔見世公演として上演されたのが
「用明天皇職人鑑」でした。」

https://note.com/fe1955/n/n07d2273a1a03
松井今朝子(1953.9.28- )
「一場(いちじょう)の夢と消え」
『オール讀物』2023年3・4月合併号

https://note.com/fe1955/n/n29b84073f5a3
松井今朝子(1953.9.28- )
「一場(いちじょう)の夢と消え
春永の暮らし(一)(二)」
『オール讀物』2023年3・4月合併号

https://note.com/fe1955/n/n2a2930999414
松井今朝子(1953.9.28- )
「一場(いちじょう)の夢と消え
第二回 春永の暮らし 三」
『オール讀物』2023年5月号

https://note.com/fe1955/n/nacaa08c07eeb
松井今朝子(1953.9.28- )
「一場(いちじょう)の夢と消え
 夏安居[げあんご]の日々」
『オール讀物』2023年6月号

https://note.com/fe1955/n/naf79bf345ce9
松井今朝子(1953.9.28- )
「一場(いちじょう)の夢と消え
 第四回 夏安居[げあんご]の日々(二)」
『オール讀物』2023年7月号

https://note.com/fe1955/n/nc9585ab4b874
松井今朝子(1953.9.28- )
「一場(いちじょう)の夢と消え
 第五回 夏安居[げあんご]の日々(三)」
『オール讀物』2023年8月号

https://note.com/fe1955/n/n8487b6123407
松井今朝子(1953.9.28- )
「一場(いちじょう)の夢と消え
 出来秋(できあき)の善悪(よしあし)(二)[承前]」
『オール讀物』2023年11月号

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松井今朝子の本棚(登録冊数7冊)
https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11929988

北村薫(1949.12.28-)
「芥川と最初の本 中野のお父さん
『羅生門』表紙の装丁に秘められた
師・漱石への深い敬意とは」
p.390-416

菅虎雄(1864.11.17-1943.11.13)
https://ja.wikipedia.org/wiki/菅虎雄

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北村薫の本棚(登録冊数16冊 発表年月順)
https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11607836


https://note.com/fe1955/n/ndf1a5b068a45
北村薫(1949.12.28-)
『中野のお父さん』
文藝春秋 2015年9月刊 288ページ

https://note.com/fe1955/n/n3a04834f8be5
北村薫(1949.12.28-)
『中野のお父さんは謎を解くか』
文藝春秋 2019年3月刊 336ページ


https://note.com/fe1955/n/nb330e32d0f1d
北村薫(1949.12.28-)
『詩歌の待ち伏せ(ちくま文庫)』
筑摩書房 2020年7月刊 592ページ


https://note.com/fe1955/n/n453b6ff0e41b
北村薫(1949.12.28-)
『雪月花 謎解き私小説』
新潮社 2020年8月刊 224ページ

https://note.com/fe1955/n/ncb226c0ed4ab
北村薫(1949.12.28-)
「中野のお父さん  漱石と月」
『オール讀物』2021年9月・10月号合併号


https://note.com/fe1955/n/n4539d8b0fcaf
北村薫(1949.12.28-)
『中野のお父さんの快刀乱麻』
文藝春秋 2021年11月刊 320ページ


https://note.com/fe1955/n/nfee90ee328bd
北村薫(1949.12.28-)
「中野のお父さん
清張と手おくれ [『点と線』]」
北村薫・有栖川有栖(1959.4.26- )
「『ゼロの焦点』を解き明かす!」
『オール讀物』2022年6月号


https://note.com/fe1955/n/n58b2b7088b0f
北村薫(1949.12.28-)
「中野のお父さん
[池波正太郎]「白浪看板」と語り」
『オール讀物』2023年1月号
六代目三遊亭圓生「白浪看板」

https://note.com/fe1955/n/na463e282640e
北村薫(1949.12.28-)
「中野のお父さん
煙草入れと万葉集」
『オール讀物』2023年3・4月合併号

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オール讀物の本棚(登録冊数24冊)
https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11092057

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