[ADDress家守体験記 No.3]空回りに終始した、2023年始。
3人目にお迎えした男性Cさん、見た目30代後半〜ぐらいかな?クルマで来られて2泊していただきました。
Aさん滞在の時に理解したのですが、いろんな拠点を渡り歩く会員さんたちは、それぞれの家の設備やら家電やらに慣れる大変さがあるんですよね。
それで、Cさんにはわたしから「設備の案内をするので時間をとって下さい」と申し入れておきました。ご本人到着後、荷ほどきの頃合いを見計らって再度お声かけしておきました。
数分後、若干怒気を含んだCさんからの呼びかけが。。。
「この、清掃について、の内容、これどうゆうことですか?」
Cさんが仰っていたのは、清掃の仕方についてのPOP(ADDress側から室内に掲示してくれといわれている、利用方法のうちのひとつ)の内容について、です。
ADDressでは、会員(利用者)がリネン交換や個室・共用部の清掃を行うことになっているのですが、その説明をPOPにまとめてあります。
内容の編集・制作はADDressがやってくれていて、家守はプリントしてお部屋に置いておけば良いだけ、にしてくれてます。
Cさんが少しお怒りの理由は、どうも清掃の指示内容が細かすぎる、ということのようだった。
(事情はご存知なはず、とは思いながら)このPOPは、ADDressからもらったひな形をそのままプリントしただけ。そのことを説明して「ここまでしなくて良いですよ」というと、少し落ち着いた様子になりました。しかし、
「エアコンがつかないんですけど。」
「Wi-fiつながらないんですけど。」
大変申し訳ないことで、わたしの点検ミスで、リモコンの電池が切れていた。すぐに電池を入れ替え平謝りする。
Wi-fiもパスワードの変更を伝え忘れていたのです。
これは、Cさんが到着して30分ぐらいの間に起こったことですが、緊急を要する仕事でもあったのかもしれませんね。
この方は率直なのだな、とわかりました。しかしここで気持ちがひるんだのは正直なところです。
気を取り直し、
ちょうど2023年始1番で滞在してくださったお客様なので、香川のお雑煮をふるまおうと用意をしました。
Cさんは「あん餅の甘いお雑煮はちょっと勘弁してください。」
じつは、わたしもあん餅雑煮が苦手なので、普通の丸餅で作ってありました。それを伝えると、Cさんはほっとしたような笑顔になりました。
お互いの味の感性に似た部分があって、こちらこそほっとしました。
お雑煮は喜んでもらえたようで、満面の笑みで味も褒めてくれました。
このころから、わたしは各拠点への会員レビューを少し気にする様になっていました。一連のながれから、Cさんの酷評を覚悟していました
しかし、うちへのレビューはありませんでした。
それをもって評価と受け取ることにしました。
今回もここまで読んでいただき、ありがとうございます。