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大好きなサッカーを大好きなままで 4年 平田駿佑

こんにちは。今回ブログを担当させていただく平田駿佑です。自分のことについて少し長い文章になりますが、書かせていただきました。最後まで読んでくれると幸いです。





2023年6月17日、練習試合が終わった後、
「卒業後、サッカーは続けない」
と決めた日は今でも強く覚えている。

サッカーは父の影響で始めた。もう記憶が無いぐらい小さい時からボールを蹴るのがすごく好きだった。

小学生の時は、学校から帰宅すると宿題もせずに、すぐ家の裏でボールを蹴り、暗くなってボールが見えなくなるまで蹴るのが日課だった。

中学生になるとJクラブの下部組織に入ることが出来、サッカー漬けの毎日を送った。

高校生では、目指してたトップ昇格は叶わなかったけど、とても充実したサッカー人生を歩んでいた。

大学に進学してからはとても苦しい毎日が続いた。1,2,3年の頃はAチームには全く絡めず、Bチームでも試合に出れない日があったりもした。

以前、同期から1番良かった公式戦は何って?聞かれた時は、全く頭から出てこなかった。

そして、4年になってラストシーズンになり、就活をして一般企業からは内定は貰っていたが、卒業後もサッカーを続けるつもりだった。でも、なかなか試合には出られず、出たのもほんの数試合。「もっと俺を出せよ」とも思えなかった。

それほど自分に実力がないと感じ、6月17日の練習試合が終わった後、なぜか心が折れたというか、ぽっかりと穴が空いた、喪失感に苛まれた。

「卒業したらサッカーから離れよう」と試合が終わった後のジョギング中にそう考えてた。それはこの先サッカーを続けても上手くいく未来が想像できなかったから。そして将来、「サッカーをやってて後悔した」と絶対思いたくなかったから。

大好きなサッカーだからこそ大好きで終わりたかったから。

これまでの人生の中で、サッカーに費やしてきた時間は計り知れない程だ。この歳までサッカーをしてる人は大体そうだと思う。

大学卒業後、ひとつの区切りとしてサッカーを辞める人は多い。毎年ブログなどを見ていると、その一人ひとりに沢山の想いや、葛藤などがあり、サッカーから離れていくんだなと思ってた。自分もそのうちの1人になったんだ。


周りから見ればずっと続けてたサッカーを辞めてしまう悲しい人に見えるかもしれない。でも、現在サッカーから離れることに後悔はない。自分への未来だってどうなるか楽しみなところではある。

ただ、1つ心残りなことは、これまで自分を支えてくれた家族、知人、指導者の方達の期待に応えられず、最高な形で恩返しできなかったことだ。

家族には、何不自由なく、ここまでサッカーをさせてもらえて、自分は幸せ者だと感じている。一緒に高め合ってくれたチームメイトや指導者の方々にはサッカー以外のことでもいろんなことを学んで、感謝してもしきれない。この先、自分が、何か違う形で恩返し出来ればと思っている。

残り少ないサッカー人生を悔いなく楽しもうと思ってる。個人としてもチームとしても最高の終わり方が出来るように日々努力していきます。


長い文章になってしまいましたが、最後までまで読んでいただき、ありがとうございました!そして、今までのサッカー人生で関わった多くの人に感謝しています!ありがとうございました!

最後は笑って終われるようチーム一丸となって残りのシーズンを闘います!



次回は、審判兼マネージャーで東洋大学サッカー部を支えてくれた萩野谷旭洋です。
お楽しみに!

東洋大学体育会サッカー部 4年 平田駿佑

平田駿佑(ひらた・しゅんすけ)2001年12月27日生まれ
CSP→徳島ヴォルティスジュニアユース→徳島ヴォルティスユース

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