私の大学の4年間 4年 兵働透生
今回のブログを担当させて頂きます。4年の兵働透生です。
タイトルにもある通り4年間の大学生活を少し振り返ろうと思います。よろしくお願いします。
今回で最後のブログということで時の流れの速さを感じると共に練習前後のたわいもない会話も後少ししかできないと思うと寂しさを感じます。
佐賀県の田舎から親元を離れ上京をしてきて、同期はもちろん先輩にも知り合いがいなく、とても孤独感を感じていたのを覚えています。しかし、大学生活、部活など苦楽を共にすることで同期とはどんどん仲良くなっていきました。
1年生は大学生活、サッカー、バイトとても充実した1年間を過ごすことができました。
しかし2年生になりグロインペインという怪我をしてしまったこと、またコロナウイルスも流行り出したことにより、私のメンタルはとても下がっていきました。怪我については、練習中に思いっきりシュートを打ったときに恥骨に違和感を感じ病院に行ってCT、MRI検査を受けるも異常なしという診察を受けたので、長くても1ヶ月安静にしとけば治ると思っていました。当時は。
しかし、どんだけ休んでも治るどころかどんどん怪我は悪化していき、トレーナーに『これ7ヶ月コースだね』と言われました。いきなり7ヶ月の離脱を宣告されたときは頭が真っ白になり、大好きなサッカーを7ヶ月できないという現状を受け入れることができませんでした。
そこからはいきなり大好きなサッカーを取り上げられ地獄のような日常を過ごしました。小学一年生からサッカー中心の生活を送ってきた自分には毎日刺激のない日常、心の底から笑えない日常が続きました。グランドに行くと、仲間が一生懸命サッカーをしていてその中で一喜一憂している仲間が凄く羨ましく見え、サッカーがしたくてしたくてたまらない状態でした。
長いリハビリ期間で先が見えず何度もメンタルがグチャグチャになりました。しかし毎日毎日必死にリハビリをしました。理由はシンプルです。サッカーが大好きだから。大好きな同期とまたサッカーがしたいから。それだけです。この単純な理由が極寒のような寒い日も、暑すぎて溶けそうになる日もリハビリを頑張る源になりました。
復帰戦となったトレーニングマッチの順天堂大学戦。15分ぐらいの出場時間でしたが点を取ることができ、少し報われた気分になったのを覚えています。
そして4年生である最上級生となり、今年から1部昇格し私のモチベーションも最高潮でした。
しかし現在(11月2日)スタメン回数1回ベンチ入り回数は2回と決して充実したシーズを送れているとはいえない状態です。公式戦時はアップのサポート、会場設営、応援等はとても大事な事です。それでも当たり前に悔しかったです。今までのサッカー人生で出場機会で悩んだ事はほとんど無かったので、1番の挫折です。
しかし、練習で手を抜いた事はありません。サッカーが大好きだからです。また、怪我をした期間が長くサッカーをおもいっきりやれる当たり前のことに感謝する事が出来たからです。
もし怪我をしていなかったらこの状況に投げ出していたかもしれません。あくまでたらればなのでわかりませんが。
練習では常に自分にベクトルを向けて関東リーグに出る為に必死にもがき練習しました。国士舘戦連戦の影響もあり初めてスタメンで出た時は左サイドハーフで67分間の出場でした。結果は1対1引き分けでしたが、左サイドバックに同じくグロインペインで苦しんだ同期と一緒に出場できた事は最高に充実感のある楽しい67分でした。
この4年間で様々な経験をすることができました。メンタル的にも、人間性的にも少しは成長することができたと思います。
私が長いリハビリ期間経て復帰した経験を元に話すと同期の奥野新大がブログで言っていたように『やらない勇気』を持つという事です。
これも一つの技術だと私は思います。長いシーズンを乗り越える為には必要な技術だと思います。サッカーをやってきてやれる痛みなのか、やれない痛みなのかっていうのはある程度わかってくると思います。痛みを我慢して練習を続けても怪我は悪化するし、プレーのパフォーマンスを低下します。
その時の立ち位置、状況など色々難しい事もあると思いますが、私はこの『やらない勇気』が長くサッカーをやった行く上で大事になると思います。
リーグ戦もあと2試合チーム一丸となりインカレ出場権を掴み、このメンバーと1試合でも多く、1日でも長く一緒にサッカーができるようにチーム一丸となって頑張りますので応援よろしくお願いします。
わかりにくい文章ではあったと思いますが最後まで読んで頂きありがとうございました。
次回は東洋大学のムードメーカー、水戸ホーリーホック内定の松田佳大選手です。お楽しみに！
東洋大学体育会サッカー部 4年 兵働透生
兵働透生（ひょうどう・とうい）2000年7月17日生まれ
FC東与賀→サガン鳥栖U-15→サガン鳥栖U-18
過去のブログはこちらから⏬
兵働透生選手のPLAYER PLOFILEはこちらから
#東洋大学 #fctoyouniv #兵働透生 #東洋サッカー部ブログ2022
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？