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"何故か"ストーリーが面白いと感じたファイナルファンタジー7リメイク【感想編】

どうもこんにちは。エフです。

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(時間が)足りないと、嘆く者ほど浪費する。byプレジデント神羅

プレジデント神羅いいこと言うな〜と思いました。(戒め)

【出会い編】の続きとなります。

できれば【出会い編】を読んだ後にこっちを見てほしいですね。
2000文字ぐらい使って保険かけてますので。



スタッフロール中に思ったこと

「いやー面白かった。いやー濃い。めちゃくちゃ濃い。」って最初に思いました。最初から最後まで濃厚な体験を味わえましたし、ダレることなく最後まで突っ走れました。

良いゲームの典型的"あるある"の、先が気になりすぎて毎日寝不足になりながらプレイしてしまうも発動しましたし、
しかもエンディング。なんですか。あれは。ああいうのやめてもらっていいですか。(最高です)

謎の匂わせ方とかセリフ回しが少しキングダムハーツシリーズと似ているように感じたのは自分だけでしょうか。野村さん(野島さん)の作品って感じで好きです。

早速本題に入りたいのですが、今この熱い感じで感想を書いたら作品に向けたラブレターみたいになりそうなので、普段RPG(ARPG)をプレイする際に特に気にしている部分をピックアップして項目毎に感想を書くことにしました。

1.ストーリー
2.キャラクター
3.グラフィック
4.戦闘システム
5.BGM
6.ボリューム(やりこみ要素等)
7.フィールドマップ(世界地図等)

ちなみにネタバレ満載(原作FF7のネタバレも有)になります。一応確認するけどゲームをやらないでこの記事を読んでる人いないよね?もしいるなら今すぐにブラウザバックするんだ!
もう一度言う。

今 す ぐ に ブ ラ ウ ザ バ ッ ク す る ん だ !

買うの迷ってるから参考にしたい?気持ちはわかる…!

ただ、FF7リメイクは「大丈夫」なのでご安心ください(笑)

常々思っていたのですが、ゲームに限らず「初見の感動」って1回しか味わえないと思っていて、どんなに好きなゲームでも2周目以降で上回ることは難しいんじゃないかな。と勝手に思ってます。

例えば、他の方のプレイ動画を見たり、感想を見たりして断片的にでも情報を入れてしまうと、実際にプレイした時に100%の驚きや感動ができるか?というと中々難しいと思います。(あ、PVで見たシーンだ!とか、このシーンミスリードだったんかい!みたいな楽しみ方はありますけど)

なのでFF7リメイクを少しでも気になっているなら、できる限り情報を入れずにプレイしてほしいです。(今の時代追ってなくても勝手に目に入ってくることが多いので超難しいですけど…)
損はさせない素晴らしいゲームです!

偉そうなこと言ってますけど全然好みじゃない!合わない!とお怒りになっても苦情は受け付けておりませんのでご了承ください。笑

感想に関しては思ったことをかなり勢いで書いてますし、他の方の考察や感想も見てませんので結構間違いもあると思います。

めちゃくちゃ暖かい目で見てください。これはお願いです。

わかったな!

それでは感想いきまーす。



1.ストーリー

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【 ポイント 】
・原作FF7をプレイした人向けとしか思えないフィーラー関連
・原作をしっかりと大切にしている

これ一番言いたかったんですよね。記事タイトルでも「"何故か"ストーリーが面白いと感じた・・・」って付けましたけど、何度か原作をプレイしてるのに続きが気になるんです。何度かプレイしたストーリーのはずなのに初見の感動があるんです。

理由は色々とあるんですけど、原作を大切にしつつも一度FF7原作をプレイした人向けに追加されているとしか思えないフィーラー関連の部分が本当に素晴らしかったです。

このフィーラー関連って原作FF7を「プレイ済み」「未プレイ」で全く体験が変わると思います。

「未プレイ」は単純にストーリーの一部という形で楽しめますし、「プレイ済み」は原作FF7のストーリーを再体験していると思ったら、ちょっとずつ外れていく、運命が変わっていく様を楽しめると思うんです。

これってある意味原作FF7のストーリーをちょっとメタ的扱ってるような気がするのは自分だけでしょうか初めてプレイする人でも、原作FF7をプレイした人でも、別々の体験にはなるけど同レベルの「初見の感動」が味わえるようになってるのがとっても良いです。

正直FF7リメイクをプレイする前は、「一度やったストーリーだしなぁ〜」って感じであんまり乗り気ではありませんでしたが、フィーラー関連は原作FF7をプレイした人が感じてしまう可能性があるマンネリや飽きをうまく無くすどころか、原作FF7のストーリーを知っていることを逆手に取っての展開が過去に無いような素晴らしい体験をさせてくれました。

原作FF7のストーリーを知っていれば知っているほど楽しめると思います。

今までのゲームの「リメイク」って、映像をバージョンアップ、各種システム周りを改修といった今の技術やトレンドに合わせる内容と、追加イベント等による作品を深堀りするような要素がほとんどで、あくまでも原作の軸(ストーリー)は変えないのが普通という認識でした。(自分は)

そもそも原作のストーリーを変えてしまうと、ファンから「これじゃない!」「こんなのリメイクじゃない!」と言われてしまう可能性があるのも開発者の中に少なからずあるんじゃないでしょうか。そのぐらい手を入れるのにハードルが高い部分ではあると思います。軸ですし。

FF7原作に関してはある意味伝説的ゲームとして語り継がれてきてますし、ファンも多いし、更にはストーリーも評価されているのでかなりハードルは高いかったと思います。が、おもいっきし手を入れてくれました。笑

ファイナルファンタジーシリーズのチャレンジ精神を感じられて嬉しかったですし、新しい「リメイク」の形を提示してくれたのが本当に拍手です。

パチパチパチパチ(スタンディングオベーション)


じゃあ具体的にどういう部分が?って話なんですけど、フィーラーって最初出てきた時は「あ、追加要素かな?」って思うか、「なんだこのおばけ」のどっちかの印象を持つと思うんです(笑)
ストーリーを進めていく中でちょいちょいで出てくるんですが、邪魔をしてきたかと思えば、逆に助けてくれたり「敵なんか?味方なんか?んんんん?????」みたいな気持ちになります。

最終的にツンデレなんだなと勝手に解釈して愛着が湧きます。よく見ると可愛らしい顔してますよね(棒)

フィーラーってただ邪魔をしてるわけじゃなくて何か目的を持って行動してるのかな〜とは思いつつ深くは考えないでプレイしていて、原作との違いを、おーこういう解釈なんだー。とか、ここ深堀りするとこうなんだー。みたいな楽しみ方をしていました。が、

進めていくうちに、流石になーんか違和感を感じるようにはなってきてます。

(原作と結構違うな…解釈の違いや深堀りにしては違いすぎないか…?)

みたいな。

あと、違和感という意味ではエアリスさんは違和感のオンパレードと言っていいでしょう。可愛すぎるという違和感ではありません。
(どうでもいいけどエアリスの「ねっ」って言い方好きです。どうでもよくないか。)

そもそもクラウドがフィーラーを見えるようになったのは、エアリスに(たぶん)触れられたからですし、言ってないのにクラウドの事をなんでも屋って知ってたり、教会で戦うレノにとどめをさそうとすると、

エアリス「ちがう クラウド」

って言うんです。

「ちがう」ってなんですか?「やめて」とかだったわかるんですけど。
「ちがう」ってなんですか?(2回目)

咄嗟に出た言葉だったというのも考慮して、ちょっとかっこいいと思ってるクラウドに「貴方は心の優しい人。だからそういうことはダメ!」の意味で「ちがう」と言っていることも考えられなくもない…(厳しいw)

こんな感じでその後も色々と意味深なセリフを多数言ってくるのですが、
チャプター14の花畑でのエアリスとの会話に関してはもう、自分が死んでしまうことをわかってるような言い回しをします。もう完全にエアリスは将来起こること(原作FF7のストーリー)わかってて話してるようにしか見えないんですよね。

しかもクラウドに(自分のこと)好きにならないでねって…言うし…かなC…

それと、おかしな人はまだいます。

クラウドとマリンです。

まず、クラウドに関しては"頭痛"がおかしいです。
クラウドの頭痛って2種類あると思うんです。
1つ目は自分が本当はただの一般兵だったことに繋がる話とか本当の過去を思い出しそうな時に、

アーアー聞こえない。もっと後で聞くから。アーアー。

みたいな感じで入る場合で、これは原作のストーリーに沿っています。

でも、もう1つのパターンの頭痛っておかしいんですよね。
未来が見えてるんです。原作FF7の。

エアリスが忘らるる都で白マテリアを落とすシーンとか、崩落前に7番街プレートの崩落シーンとかを頭痛で見たりしてるんです。

ざっくりとしか原作設定を覚えてないですけど、魔晄中毒のクラウド君も流石に未来予知できる設定はなかったはずです。(曖昧)

マリンに関してはド直球で言いますけど、古代種じゃないですよね?
そんな設定なかったですよね?
エアリスと触れた時に何かに気づいて伝えようとするけど、エアリスが止めるシーンはかなり意味深です。
エアリスの今後の悲惨な運命を見たんじゃないかな。と勝手に解釈してますけどどうなんでしょうか。

それにしてもマリンとエアリスのシーンは尊い…非常に尊い…
自分でも予想外にうるっと来てしまいました。深夜2時頃に…

てな感じで、基本は原作FF7のストーリーなぞって「多少」の肉付けや補足はあるだろうな〜と予想しながらFF7リメイクをプレイし始めたボクの精神状態をお察しいただけてますでしょうか。

更にここからです。怒涛の展開です。神羅ビル到着以降の展開なんなん?

まず、フィーラーについて語られます。が、
その前にこれを触れないわけにはいかないので言わせてください。

神羅ビルのエントランスに着いてカードキーを手に入れたら、上層階まで登る方法をエレベーターか階段か選べるんですけど、RPG中毒のボクからするとこういう思考回路になるんですよね。

ボク「キツそうな方がいいアイテムがありそう。まぁどっちみち両方通るけどな!!!」

って思って最初に階段から行ったんです。そしたら、

本気で階段を59階分登らせる苦ぎょ…修行を強制させられました^^

まず戻れないのなんでなんだよ!(笑)しかも途中からリアル人間みたいに階段登るのが遅くなってくるシステムなんなんだよ!(笑)

こんなん実装すな!!(笑)
測ってないけど体感15分位は掛かってるんじゃないでしょうか。

ランナーズハイじゃないですけどリアルリアル(^_^)と思いながら、「上にはさぞいいアイテムがあるんだろうな〜(キレ気味)」と思って無心で登りました。

〜59階〜

なんにもないじゃん!!!!!!!!!!!!!!!


話を戻します。

フィーラは「運命の番人」と呼ばれていて既に星の運命(終わり)は決まっているので、その運命から外れそうになると修正に動くとのこと。

もうボクはここでカタルシスを味わえました。
いままでフィーラーの行動原理がわからなくてモヤモヤしてたんですけど、今思えば全部原作FF7の流れに合わせるよに動いてると考えると辻褄が合うんですよね。

例えば北条がクラウドの過去のことを言いそうになったら超速で口封じしたり、(恐らくですけど)ジェシーを怪我させてクラウドを5番魔晄炉爆破作戦に参加させたり(そうしないとエアリスと出会えないから?)等々。

てことは「原作FF7のストーリー=星の運命」ってことになるので、フィーラーからしたらクラウド御一行は頑張って星を助けんかい!ってことですよね?星がセフィロスに破壊されるのは望んでないってことでいいんですよね?

そう考えると敵ではないですけど、クラウド達からすると中々酷ですよね…

(ちょっと小話)フィーラー激務問題
「ここでこの人はこういう行動を取っちゃだめ」「この人はこの人にこの言葉を言っちゃダメ」等、誰がどんな言動をするかわからない状況で常にスタンバイしてるの大変すぎワロタ

更に話を進めるとバレットがセフィロスに刺されて死にます。
おいおい、フィーラー仕事してくれって思ったらマジで仕事しました。
生き返らせます。(しゅごい)

FF7の原作ストーリーどこ行ったレベルでもうひっちゃかめっちゃかになってます。ただ、まだギリギリセーフな段階ではありますけど、最終チャプターではエアリスが「運命の分かれ道」ってハッキリ言葉に出していいます。恐らく原作FF7に沿うか逸れるかという、とんでもない選択をさせられているとボクは認識しました。

希望はどっちも見たいんですけど。ダメですか?笑

クラウド達は運命を変える=原作FF7から外れる=フィーラー&(フィーラーが化けた?)セフィロスを倒すことを選択するんですけど、エアリスが一度クラウドを止めたことが意味深です。

全部が変わってしまうことの不安っていうのも考えられますけど、未来が見えてるであろうエアリス的には何か引っかかりがあるのか…?
自分の死んでしまう未来(原作FF7)からは外れようとしているのに何故だ…逆に星を救うという観点からは茨の道とか…?

ラストセフィロスを倒してから少しは謎が解明されるのかと思ってましたけど、もっと謎をぶっこんできました。そのスタイル好きです。

セフィロスの「終末の7秒前」とか「未来はクラウド次第」とか、匂わせまくって消えていきます。

セフィロスもエアリスと同じような感じがしますよね。星の運命を俯瞰して見ていて自分の思想に合わせて動いてる感じ。

結末から見ても原作FF7のストーリーから完全に外れたと思っていますが、この先の未来はわからないから「クラウド、お前次第だぞ〜」ってことですか?セフィロスめちゃくちゃ遊んでる気がするのは気のせいでしょうか。


しかも最後の最後にザックスが(恐らく)生存しているような描写がされてます。

ザックス生存となると、FF7の歴史がすべて変わってしまうと思うんですけど。バスターソードは?クラウドの記憶は?ザックスもミッドガル行きますよね?エアリスとの再会は?等

時系列的にクラウドがミッドガルに着く前の話なので、今までプレイヤーが辿ってきたFF7リメイク内容自体も無かったことになりませんか?

ただ描写的に別の世界のようなので、FF7リメイクのストーリーの裏ではザックスが生きている場合の全く別のストーリーが始まっているんでしょうか。

ぐぬぬぬぬぬぬぬぬ…わからん!!!!!!!!


お手紙

開発者様へ
ザックス生存verのFF7リメイク(ミッドガル編)をもう一本作ってください。よろしくおねがいします。

しかもミッドガルを脱出したFF7リメイクのクラウド達が(多分)別世界のザックス&クラウドとすれ違いますが、エアリスだけ何かを感じ取ってるようでした。

マジでエアリスは何者なんだ…

ここでスタッフロール…

マジでどうなってるんだああああああああああああああああああああああああああ

謎が謎を呼ぶ展開で次回作にお預けって鬼畜すぎる(笑)

スタッフロール中はずっと頭の中を整理するので必死でしたけど、
最終的に、
「続編はよ!!!!!!!!!!!」と、
「素晴らしいリメイクをありがとう!!」

に落ち着きました。いやー本当に楽しかった。


あ、
フィーラー関連でハッスルしすぎてしまいましたが、アバランチ組の深堀りとか、みんなが期待していたウォールマーケット編の"完璧"な再現とかまだまだ言いたいことが沢山あって、

ジェシーなんてチャプター丸々渡されてメインキャラ級の扱いされますし。アバランチ組はみんな良いやつで…(´;ω;`)ウッ…思い出したくない…ジェシー…(´;ω;`)ウェッジ…(´;ω;`)

ウォールマーケット編のクラウドの女装は女装というかドレス着ただけのクラウドだし…(´;ω;`)エアリスは綺麗かわいいし…(´;ω;`)ティファか綺麗かわいいすごいし…(´;ω;`)…すごい…

全体を通して期待以上の再現と深堀りが丁寧にされています。こんな丁寧なリメイク見たこと無いよ!本当に!

ってな感じでまだまだ沢山見どころがあって紹介したいのですが、ストーリー項目だけでとんでもない量になってしまうので、一旦ここまでにします。

一番言いたいことは言えたので。

「FF7リメイク感想パート2」みたいな感じで出すかもしれませんし、出さないかもしれません!笑

ちなみに腕に番号がついた黒いローブの男とか、ちょいちょい出てくるセフィロスとか、恐らくリユニオン関連は結構見て見ぬ振りしてます(笑)

そもそも考察ではなく感想だからな!!熱い思いで書いてます!!(笑)

こんな感じで伏線というか謎が散りばめられていて、とても深いというのがおわかりいただけたかと思います。

是非自分で考えてみてくれよな!(大丸投げ)


2.キャラクター

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【 ポイント 】
・エアリスがかわいい。ティファもかわいい

・味方はもちろん敵役も個性が強く、魅力的

全員魅力的なのは昔からわかってるわ!って人多いと思いますけど、今作は魅力が溢れてるどころか、突き刺しにきてます。

全体的に言えることですけど、フルボイスになり、体の動きや顔の細かい動き(表情筋とか眼球とか)までしっかり作り込まれてることで、とても感情移入できました。

元々のキャラクターデザインが素晴らしいのはもちろんですが、キャラクターの個性がより強調されて見ていて全然飽きませんし、新キャラクターも完璧に溶け込んでいて、実家のような安心感すら感じます。

ローチェなんかは言動が面白すぎでしょ。部下のバイク壊しながらヒャッハーしてからの"キリッ"は流石に笑っちゃいました。顔とか性格とか含めてファン結構ついてそうな気がします。
レズリーなんかは初見の時、キングダムハーツ3のヨゾラとかノクティスが一瞬頭によぎりました(笑)なんかちょっと暗めのイケメンって感じで。

もちろんクラウドかっこいいとか、セフィロス美しいとか、バレットが思いの外お笑いキャラだったとか色々ありますけど、ティファ&エアリスは想像を超えて魅力的だったので、心を奪われた方は多いのではないでしょうか。

申し訳ないですけど、一瞬ですよ?一瞬恋愛ゲームをしてるような気分になりました。

ストーリーの項目でも我慢できずに言いましたけど、エアリスの「ねっ」の破壊力たるや。

みんな。列車墓場は覚えているか?

〜クラウドの腕ギュー〜
エアリス「だ〜いじょうぶ!凄腕のボディーガード いるから ねっ」

は?

エアリス声優の坂本真綾さん。一言言わせてください。

ありがとうございます。

天真爛漫というか天然というか。でもミステリアスな所もあってお姉さんキャラでもあり、とても魅力的に仕上がってると思います。
動きも非常に良いです。メチャクチャあざといです(笑)
なんか狙ってあざといんじゃなくて、素であざといんですよね。これはもう兵器レベルといっていいと思います。

それにしてもクラウド君手のひらでゴロンゴロン転がされすぎでは?

教会で再会してから5番街スラムまでの会話なんかは面白いものが多くて、例えば「ソルジャーの素質あるかも」のくだりとか、「早く慣れてねっ」のくだりとか、「弱い奴から狙うから新種だねっ」のくだりとか、「今支払い中ですけど」のくだりとか。

とにかく必見です(笑)

ティファはスタイルもいいですけど声質といいなんか儚い感じがして魅力的です。ここで突然ですかティファ&クラウドの個人的ドキドキランキングを発表します。

第3位「ティファの部屋で二人きり」
クラウドの主観視点になってさながら恋愛ゲームをしているような感じになります。ティファの仕草がもうね。。
ちなみにここでウォールマーケット編のティファの衣装を選べるので、初めての方は黙って「大人っぽいの」を選択しましょう。何がとは言いませんけど。

第2位「列車からの飛び降り」
顔近いのもそうなんですけど、クラウドの大丈夫か?の後の「うん」が素晴らしいです。あと君たちそんなに早く離れなくていいんやで?

第1位「花畑での決意」
これまでの流れとかティファの悔しさが伝わってきて涙腺ゆるめだったんですけど、みんな思ったんじゃないでしょうか。

クラウドさっさとギュッとしろおおおおおおおおおおおおおおおお

って。

以上です。

エアリスとクラウドがイチャコラしてる時のティファの反応もなんかよくて、内に秘めた嫉妬というか、残念がったりムッとしたり、匂わせ方は薄いんですけどわかりやすいって所も好きです。
ただ列車墓場はだいぶ大胆な行動に出てましたよね。クラウドさん…羨ましい…

エアリスと違って、あざとくな…って書こうとしたんですけど、思い返すとティファも結構あざといなと思ったので書くのをやめました(笑)

腕後ろに組んで屈んで下から顔を覗き込むポーズなんなん?可愛いけどあざとすぎるだろ!自分の武器を最大限わかっているし、無駄のないポーズだと思います。


あと一番ビックリというか印象に残っているのが神羅組です。
どう見ても会社員の風貌じゃないし、個性強すぎなんだよなぁ〜(笑)

まずプレジデント神羅は原作FF7から威厳がかなりアップしてるように感じられました。所々名言も放り込んでいきますし「ザ・(容赦無い)経営者」って感じが凄い出てて良いです。(最後は小物感すごかったですけどw)

良し悪しは置いておいて、魔晄エネルギーを実用化させて、ミッドガル作って、世界をほぼ牛耳るとか天才的な経営&政治センスとバイタリティと運の持ち主だと思うんですけど(笑)ただ、部下の意見とかはあんまり聞かなそう。リーブ、どんまい。プレイヤーはみんな同じ気持ちだ!

幹部の面々も元々あった個性をより尖らせてる感じで、見ていて楽しかったです。ガッハッハと宝条は出番が多いせいか幹部の中でも結構強めに印象残ってます。

ガッハッハなんか部下へのパワハラでもう色々アウトだけど、優秀な俺様と口に出しちゃう所とか最後ルーファウスに"副社長"とか言っちゃう脳筋具合は結構好きです。

宝条は気持ち悪さを凝縮しきったデザインと思想ですよね。
エアリスに話しかけてる時のガラスに張り付いて喋ってる所とかゾクゾクしました。悪い意味で(笑)最重要人物ですし次回作以降でも気持ち悪い持ち味を遺憾なく発揮していただけると大いに期待しています(笑)

(スカーレットは出番多くないですけど、部下を足置きにしたり、犬扱いしてたり、失敗わかった瞬間速攻切り捨てたり、すごい格好だったりで大概ですけどね(笑)スカーレットのテーマ好きです。


ほんとキャラクター関連は敵も味方もモブも含めてキャラが立ってて単純に凄い。原作の印象も壊していませんし、FF7関連の作品は色々出ていますが、それとの整合性も取りつつキャラの性格とかモデリングは集大成と言っていいぐらい丁寧に描写されています。

初めてプレイする人はお気に入りのキャラが絶対見つかると思いますし、原作FF7とかコンピレーション作品を通ってきた人は新しい発見だったりと、魅力を再認識できると思います。

ちなみにですが、ボクはメインキャラ全員好きなので選べない(大嘘)のですが、モブで言うと電車で会う「神羅課長」とか好きです。電車の中では片腕銃で筋肉ムキムキサングラスのどう見てもヤバい人にしか見えないバレットを前に結構男気見せたと思います(笑)


3.グラフィック

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【 ポイント 】
・プリレンダとの差がより縮まったリアルタイムレンダ
・ロケーション毎にその場の空気を感じられる絵作り

素晴らしいの一言です。PS4のゲームはそれなりにやってきている方だと思いますが最上位クラスに入るのは間違いないです。

オープニングから度肝を抜かれます。原作と同様エアリスのカメラ目線から段々とカメラが引いていってミッドガル全景からのロゴばーーーーーんは正直震えました。これは熱い。
その後休みなくクラウド登場からの爆破ミッションBGM〜って"ボクの大好き"詰め込み過ぎかよ。
更にもう少し進めると七番街スラムで上空300メールにあるプレートが見れるんですが、見た瞬間にミッドガルの規模とプレートの恐怖感と美しさが一発でわかるようになってて凄すぎました。

とりあえずこれを見てくれ。

プレート

ゲームだと遠くのものの描写って結構簡略化されがちなんですけど、パイプの入り組んでる感じも細かく描写されていて、開発者チームから「このクオリティで作ったったから覚悟しとけよ!」と言われてるような気がしてワクワクします。ちなみにストーリーを進めるとそのプレート内部にも行けるのも良いです。プレートのデカさが分かります。

ふと思ったんですがスラムからプレート見ながらバレットが散歩する「バレット散歩」みたいな番組作ったら人気出そうな気がするんですけど、どうでしょうか。美しいプレート見ながら神羅をボロクソに言うだけの1時間番組。

FF7リメイクでは様々なロケーションが出てきます。例えばネオンだらけの歌舞伎町みたいな街とか、金属金属してるビルとか、瓦礫だらけの教会とか、汚いスラムとか、閑静な住宅街とか。
どのロケーションも総じて言えることなんですけど、とにかく細かいんですよね。看板やポスター、駅の時刻表や地面の砂利、砂埃のエフェクト等挙げるとキリがないんですけど物凄いディティールにこだわってるのが見れば見るほど感じられます。

モブの造形一つ取っても、ウォールマーケットなんかあんなにモブが沢山いて且つ動いているのに違和感がないんですよね。
モブが浮いてる(顔が変だったり、操作キャラと差がありすぎたり等)パターンってありがちなんですけど、それもないですし単純にすごいです。

FF7リメイクのグラフィックって、ぱっと見の画面が綺麗なだけではなくて、その環境を構成する要素すべてが細かく綺麗なので、「豪華」という表現が一番しっくりくるような素晴らしい出来栄えだと思います。

たぶんダッシュで通り過ぎていた場所等もゆっくり歩いて注意深く見ることで新しい発見があると思うので、ハードモード等、2周目以降は散歩感覚でマップを動き回ることをオススメします。

……めちゃくちゃRPGにおけるミニマップの必要性を語りたくなってきたけど話が長くなりそうなのでやめておきます(笑)


人物のグラフィックに関しては本人ですよ。これはクラウド本人です。生きてます。エアリスもティファもバレットも登場人物みんな生きてます。
というわけで、人物のグラフィックに関してはメインのキャラは3つのパターンで描写されているような気がしたので勝手に分けてみました。

プリエアリス

①プリレンダ
これはオープニングや7番プレート崩落、神羅ビルでの古代種紹介PV、エンディング等に使われている綺麗なムービーです。


カットエアリス

②リアルタイムレンダ(重要な会話等のカットシーン)
エアリスと初めて会う時とか、タークスと会う時とか。
表情とか眼球がグリグリ動いていてるシーン。


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③リアルタイムレンダ(移動時のモデル)
なんでも屋クエストの依頼者に話かける時等、移動や戦闘時のキャラクターモデルをそのまま利用してるシーン。

ちょっと前までは①と②と③って結構わかりやすく差があったんですけど、FF7リメイクだと①→②、②→③に切り替わった時に一瞬わからないぐらい出来が素晴らしいんですよね。

スクエニ作品は①が素晴らしいのは昔からなのですが、②もすばらしくて個人的に造形で言ったら②の方が好みですし、③もアップにしたら②と遜色ないレベルで細かくモデリングされています。

もちろん間違い探しをすれば違う部分とかは見えてきますけど、ここまで違和感なく切り替わってるのは凄いです。あ、ここもう動かせるんかい!っていうシーンが結構ありました。

グラフィックとはちょっとズレるかもしれませんが、一個だけ気になる部分もあって、超絶グラフィックのせいなのかはわかりませんが裏で読み込みしているんだろうなっていう部分が結構ありました(笑)

例えば、狭い所を通る時に強制的にゆっくり移動させられたり、しゃがんでゆっくり歩かされたり等です。
頻度はそれなりにありますが、違和感はありませんし許容できる範囲だと思います。ただ、周回プレイする際にはちょっと煩わしさは感じるかもしれません(笑)
(ドレスを全種類見る為に周回してた時は正直面倒くさかった…w)

ただ、PS5等ハードの性能が上がればある程度解消される部分だとは思いますし、正直そういう部分もモーションしっかり作ってあるな!と自分は楽しめるので無くなったら無くなったで寂しく感じるかもしれません。(なんだそれ)

個人的にはこれ以上伸びしろはあるのか?と思うぐらいグラフィックが綺麗なのが心配です(笑)


4.戦闘システム

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【 ポイント 】
・触って楽しい&気持ちいいアクション
・奥深さを与えてくれるマテリア&武器、アクセサリー

楽しすぎワロタ。触り心地が最高に気持ちいいです。
どんなゲームも戦闘が楽しいと「早く戦わせてくれ〜!」って気持ちになるんですけど、まさにそれになりました。

基本的にリアルタイムで動かす必要があるのは「移動」「通常攻撃」「回避」「ガード」の4種類だけでシンプルですし(もっと複雑でもええんやで^^)、アビリティや魔法、アイテム等はコマンド画面開いてゆっくり選択できます。

そしてアクションとコマンドのバランサーとして機能してるATBゲージがいい仕事してます。
コマンドで選択出来るものはすべて強力なので連発出来てしまうとバランスが崩壊してしまうのですが、コマンド選択が必要なものはすべてATBゲージを消費するので、協力な技連発ー!とかポーションガブ飲みー!とかはできません。(ただちゃんとマテリアや戦い方を考えればある程度連発もできる調整になってます)

しかもこのATBゲージの溜まり方が憎たらしいんですよねww
逃げ回ってるだけだと少しずつしか溜まらないので、早く溜めるには通常攻撃を当てる必要があるんですが、HP少なくて回復したいのにATBゲージ溜まってない時なんかは、敵に近づきたくないけど、近づかないと…みたいな状況になることもあります。(笑)

メインキャラのクラウド、バレッド、ティファ、エアリス全員操作できるのも嬉しいんですけど、操作感がキャラ毎に特徴があって動かしていて楽しいです。気分的に操作キャラを変えたりするのもありですけど、遠くの敵はバレッドとか、ヒートゲージを溜めたい時はティファとか、戦闘中にキャラを切り替えながら戦うとより有利に進めることができるので、キャラをチェンジする意味合いがあるのもいいですね。

コマンド選択やキャラ切り替えはサクサク行えるのでストレスが全くありません。というか気持ちいいです。
(余談ですけどコマンド選択中のスローモーションかっこよすぎる件)

また、アクションが苦手な方向けにも配慮されていて、単純に難易度を下げる方法もありますし、リアルタイムで動かす部分はすべて自動でやってくれて、コマンド選択に集中できる原作FF7に近い戦闘方法も選べます。

さらにこの触り心地が良くて楽しい戦闘に、マテリアっていう神システムが加わっちゃうんですよね。

単純に魔法が使えるとか、HP、MPがアップするみたいなマテリアもいいんですけど、キャラのモーションが変わったり、組み合わせで遊べるのが特に好きです。

例えば「うけながし」とかティファに付けると脳汁ドバーーーできます(笑)
"回避回避パンチパンチコマンド回避パンチパンチ"みたいに超高速ヒットアンドアウェー戦法が気持ちよく使えるのでオススメです。

「ぞくせい」マテリアなんかは強敵相手だと武器に付けるか防具に付けるか迷う所です。ちなみに自分は9割ぐらいは防具に付けてました。
流石に属性攻撃"吸収"は強すぎる(育てるの大変ですけど)

あと強敵で便利だったもので言うとATBゲージを増やす系は操作キャラに付けるとコマンドバシバシ使えるので重宝しました。

こんな感じでマテリアをあーでもないこーでもないって考えてる時間含めて楽しかったです。

次回作では戦闘時のモーションが変わるようなマテリアが増えると嬉しいなぁ〜(スクエニをチラ見)

武器も種類はそこそこですけど、この武器一択というのはなく武器強化することで特徴が出るのもいいですね。なによりバスターソードが数値的にも最後まで使えるのが最高でした。どう考えてもカッコいいので背中に背負っておきたいですし(笑)

このゲーム脳筋でシバくのも楽しいんですけど、アクションゲームにしては敵のHPが多めなので、特に強敵は戦い方を考えたり、準備がかなり大事だったりします。初見の敵は「みやぶる」しとくのは基本です。

そして"ヒート状態"と"バースト"の仕組みは肝なので絶対理解しないとダメですね。これ理解してないと「戦闘時間長過ぎる」とか「敵が硬すぎる」とか不満になってしまいそうなので。

基本は「みやぶる」しておけば、ヒート状態になるヒントが出てますので、そこまで詰まる敵はいないと思います。大体は殴り続けてればヒート状態になるんですけど一部の敵は弱点魔法を当てるとか、◯◯行動中に攻撃を当てるとか条件があったりします。

ルーファウスに関してはリロード中にブレイバー当てるが正解だったんですけど、「わかるかーーーー!笑」って思いました。

「操作+武器+マテリア+ヒート&バースト」がうまく絡み合って、シンプルだけど奥深くて戦略性がある戦闘システムに仕上がってると思います。

ただ、召喚獣は積極的に使わなかったな〜(サーセン)
ATBゲージを召喚獣技に使おうというモチベーションがあまりありませんでした(笑)
個人的に召喚獣は颯爽と現れて、カッコいい動きして、ワンパンして去っていくスタイルが好きです。


5.BGM

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【 ポイント 】
・偉大な原曲の素晴らしすぎるアレンジ
・新曲も印象に残るの多数

そもそも原曲が素晴らしすぎて最初からハードル高めなんですけど、余裕で超えてきました。これはちょっと原曲の方が好き。っていうのがないんです。どっちも良さがあるから選べない…!ってぐらいアレンジが良いです。

原曲のテイストを壊さずにしっかり残しつつ、オーケストラ演奏でより豪華になってました。曲の構成とかも本作仕様になってるので、原作FF7の曲や、コンピレーション作品の曲とか何度も聞いてますけど、新鮮な気持ちで聞くことができました。

しかも全体的にBGMが流れるタイミングも完璧なので、感情を揺さぶられます。気づいたら流れていて主張しすぎないけど耳に残ってたり、焦らして焦らしておなじみの曲キター!だったり。

エアバスター戦なんて、その前のプレジデント神羅との会話からもうBGMの助走が始まってて、戦闘始まった瞬間「更に闘う者たち」が流れるんで、めちゃカッコいいです。

ジェノバ戦もあのフレーズ(ティロリロ)を第三形態に持ってくるあたり気が利いてます。曲がマジでかっこよすぎる。

ここまで語っておいて言うのもなんですけど、あーだこーだ言っても伝わりづらいと思うので公式サイトで試聴してください。そして黙って買いましょう(笑)

わかったな!

FINAL FANTASY VII REMAKE ORIGINAL SOUNDTRACK
公式サイト

曲数が膨大なので個人的なオススメをディスク毎に3曲縛りで挙げておきます。本当は全部オススメなんですけどね。

※上で貼り付けたリンク先で記載されてるディスク番号と曲順に沿って書きます。
【Disc1】
3. 爆破ミッション
13. 闘う者達ー強行突破ー
20. FFVIIメインテーマー七番街スラムー

【Disc2】
5. 旅の途中で
13. RUN RUN RUN
14. ジェシーのテーマ

【Disc3】
14. エアバスター
16. タークスのテーマ
21. エアリスのテーマーただいまー

【Disc4】
1. 真夜中のまちぶせ
19. 勝利のファンファーレ
22~26. クラウドのダンス関連(セコいw)

【Disc5】
3. お先まっくら
5. クライムハザード
16. 3ギル芝居

【Disc6】
5. ワイルド・デ・チョコボ
15. スカーレットのテーマ(好きですw)
21. 思い出の部屋

【Disc7】
2. J-E-N-O-V-A ー胎動ー
3. ルーファウス神羅
10. 片翼の天使ー再生ー

特別枠 Hollow

曲単体で聞くと新しい発見とか、また違った印象を持ったりするので楽しかったです。

ちなみにですけど、この記事FF7リメイクのBGMを聞きながら書いてるんですけが、使われてた場面が鮮明に蘇ってくるし、その時の感情まで思い出してしまうのでエアリスのテーマとか聞いた時はもうあれです。(´;ω;`)ウッ…

今回新曲も多数含まれてるんですけど、これまた良いです。
特に「スカーレットのテーマ」なんかは、楽曲がいいのはもちろんなんですけど、曲調と流れる場所が面白かったからか強烈に印象に残ってます(笑)

スカーレットが部下を犬扱いしてる研究所のシーンもそうですし、ストーリー項目でも触れた、神羅ビルの地獄の階段登りが終わって59階のスカイフロアにこの曲が流れてた時は笑いましたw
完全に高級ラグジュアリーホテルの上層ラウンジの顔してますよ(笑)
あの、すみません、一応オフィスビルですよね?w


6.ボリューム(やりこみ要素等)

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【 ポイント 】
・分作だけど過去のFFと比較しても遜色のないボリューム
・「ハードモード」でもう一周する価値がある

1周目のクリアタイムは約49時間でした。プレイスタイル的にサブクエストは見つけられた限りすべてやりましたし、無駄に歩いたりファストトラベルできる所を敢えてしないで徒歩で戻ったりするのが好きなので普通にプレイする方よりは少し長めになったと思います。一般的なクリア時間は40時間強ぐらいになるんじゃないかなーと予想してます。

このクリア時間を長いのか短いのかは人それぞれだと思いますが、一つ言えることは、プレイ体験が"濃い"んですよね。ダレる所がなくてあっという間に終わってしまった感じです。楽しいことをしている時は時間が早く進むあれです。久々に「もったいなくて先に進めたくない病」が出ました。

感覚的に一周目に関しては、メインストーリーが35時間位、その他ミニゲームとかサブクエとか寄り道要素で+15時間って感じでしょうか(自分の場合)

ミニゲームは結構豊富で、正直こんなにあるとは思いませんでした。
思いつくだけでも「ダーツ」「スクワット」「けんすい」「バイクゲーム」「闘技場」「召喚獣バトル」「クラッシュボックス」「ダンスバトル」等、ほとんどに報酬があるのでモチベーションを保ってプレイすることができます。

印象に残ったもので言うと「けんすい」の最高レベルは冗談だろ…?って思うぐらい最初難しかったですし、ダンスバトルは画面が豪華なのは良いんだけど、ボタンを押させる気があるのか無いのかわからなかったです(笑)
ダンスを堪能してるとボタンを押すタイミングが難しくなりますし、ボタンを押すことに集中してるとダンスをちゃんとみることができなくなってしまうと言う…(笑)

初見でダンスを堪能しながらフルパーフェクト出せる人間いるんですかね?笑

なんでも屋サブクエストに関してはモンスター倒してこい!といったお決まりのお使いクエストから、猫探してこんかい!というお散歩クエストもありますが、モンスター討伐がほとんどを占めていましたので種類という意味ではそこまで多くはないです。ただ、目的はシンプルですけどストーリーは考えさせるものや笑えるものが結構あります。モーグリコスプレ君は「ちょっとこいつ大丈夫か…?」って思いましたけどゴールドソーサーのBGMでどうでもよくなりました。

初回クリア後に高難易度の「ハードモード」が開放されるんですが、敵の大幅強化、アイテム禁止、ベンチでMP回復なしというルールで、1周目が終わった段階だと絶望しか感じない縛りになりますが、マテリアやレベル等は引き継がれるのでご安心ください。それでも歯ごたえありますけどね(笑)

ただこのハードモード、ストーリーの観点からも、もう一周やる価値があると思ってます。初回プレイでは終盤までわからなかったフィーラーの目的を知った上でフィーラーイベントを体験できるので理解が深まります。なのでムービースキップはあまりしませんでした。というか2回目なのに見入ってしまってスキップするの忘れてました。(キャラクターの造形と動きが良すぎる)

キャラクター関連でも新たな発見があります。

まずチャドリー君。神羅の研究員ながらクラウド達に強力してくれる聖人ですけど、ハードモードで初めて正体がわかる仕組みが中々チャレンジングな試みですね。そもそもハードモードというか2周目プレイする人って全体の母数から考えたらかなり少ないと思いますし。

ハードモード限定の特別シュミレーターすべてクリアしたら正体がわかるイベントが流れるので、最強アクセサリーの「神々の黄昏」と同等の価値ということになります(笑)チャドリー君が自由になった今、次回作でどんな形で関わってくるか楽しみです。

ちなみに特別シュミレーターの「トップシークレット」かなり大変でした(笑)
シヴァ、デブチョコボ、リヴァイアサン、バハムート、プラウド・クラッド零号機との5連戦がかなーーーーりきつい。

リヴァイアサンとバハムートは絶対に許さん。マジで許さん。

そしてデブチョコボは唯一の癒やし(ニッコリ)


あと、キリエがかなり序盤から登場していたのもビックリしました。電車の中にいたり、七番街スラムにいたりと相変わらずしょーもない噂広めてるみたいです(笑)

個人的に気に入ったゲームは時間がかかってもトロフィー(PS4)をコンプリートするようにしてるんですけど、FF7リメイクもトロコンしました。
時間的には100時間弱です。
これは先程も言った2周目でもムービーをあまりスキップしなかったのでその分も上乗せされてます。

普通にトロフィーを目的に周回する場合はもうちょっと短くなると思います。

トロコンに関して一つ言えるのは、最後まで作業感があまりなくモチベーションを保ってプレイ出来る珍しいゲームだということです。
難易度が丁度良いんですよね。
簡単でもなく、かと言って難しくもなく、アホみたいなカウント系のトロフィーも(たしか)ありませんし、楽しみながらトロコンに向かっていけます。

トロフィー厨の皆様も大変満足出来ると思います。


7.フィールドマップ

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【 ポイント 】
・リニアな進行ではあるが広い範囲を自由に移動できる
・一度行ったら再訪できないマップもある

どうも。オープンワールド大好きマンです。
こう言うとFF7リメイクは基本リニアだけどどうなん?と思うかもしれませんが、結論から言うと素晴らしいフィールドマップでした。

RPGのフィールドマップに求めてることってなんだろう?って改めて考えた時にやっぱり「没入感」が大事なんじゃないかと。ふわっとした言葉ですが、その世界を違和感なく旅できるかどうか?という意味です。

オープンワールドってマップを作っていると言うよりは、世界を作ってる感が強くて見えてる所以外もちゃんと動いてるように感じられるんですよね。マップが繋がっているので自分の意思で好きな所に行っても、ちゃんとそこで世界が感じられるところが没入感に繋がっているんじゃないかと思います。

リニアなマップではどうしても自由度の制限や行けなくなってしまうマップも出てきてしまうので、没入感という意味では少し劣ってしまうのかな〜と個人的には思います。ただ、リニアのほうがしっかりストーリーを見られるだったり、グラフィック面で無理が出来る等のメリットもありますので一長一短なんですけどね。

FF7リメイクに関してはしっかりと没入感を感じられました。
やっぱりマップの細部へのこだわりとか空気感が完璧な上に、超絶グラフィック&カットシーンも相まってしっかりとミッドガルにトリップすることができました。
しかも、リニアとは言っても教会から七番街地下研究所までの大きいマップを自由に動けるタイミングもありますし、その中のコンテンツも十分な量があったのも個人的にポイント高いです。


どこを切り取っても最高のRPG

ここまで万人におすすめできるRPGは中々珍しいです。

原作は1997年のゲームなのに未だに人気があることで、幅広い世代に知られていてハードルをグッと下げています。

未だに人気があるのは作品自体の素晴らしさはもちろんですが、様々な作品とのコラボレーションやコンピレーション作品等、どの年代でもFF7に触れていられる環境を作ったスクウェア・エニックスの功績だと個人的には思っています。

これが取っ付きやすさにも繋がり、先が気になるストーリー、超絶的ななグラフィック、魅力あるキャラクター達、奥が深い戦闘システム、初心者への配慮、適度なクリアタイム等、ゲームから離れていた人は多分驚きを持ってプレイできますし、RPG初心者にもRPGの楽しさ・魅力を伝えてくれると思います。もちろんゲーマー向けにもハードモード等歯ごたえのあるやり込みもあり、完成度と言った意味ではこれを超えるゲームは中々思いつきません。

ファイナルファンタジーシリーズは毎作システムも変わりますし、挑戦的なことを続けてくれています。ボクはそれが一番好きな部分でありFFシリーズの肝だと思っていますが、途中からFFに入ろうとしてる人やあまりゲームをやらない人からすると少しハードルが高い部分であることは事実だと思います。

実際FF7リメイクの戦闘システムは基本アクションですし、正直初心者には難しい部類だと思います。

それでも「万人におすすめできる」と言ったのは、しっかりと初心者向けの配慮もあることもそうなんですが、魅力あるキャラクター達と魅力あるストーリーで全てのプレイヤーを引っ張っていってくれると思うからです。

多少の苦戦があったとしても、キャラとストーリーの魅力で苦戦しても頑張って先に進みたい。クリアしたい。と思わせてくれるということです。

この感覚は、映画「アナと雪の女王」を初めて見た時の感想とリンクする部分があるな〜と個人的に思っていて、
細かいツッコミどころがあって多少減点されても、楽曲が1億点なので100点満点超えるアレです(笑)

FF7リメイクはその位キャラとストーリーが魅力的です。


FF7R-2への期待

ユーザの声を聞きすぎるのも良くないと思ってるタイプの人間なので、野村さん、北瀬さん、開発の皆さんが思ってるように作ってくれれば嬉しいです。そもそもFF7リメイクが最高の出来だったので不安は無いんですけどね。

個人的にワールドマップのスケール感がどうなるのかがとても楽しみです。

その前にPS5で「FINAL FANTASY VII REMAKE INTERGRADE」が発売されるので、それをやりつつまったりと待ちたいと思います。

それにしても何故ユフィがミッドガルにいるんだ(笑)
追加ストーリーめちゃくちゃ楽しそうですし、ユフィの操作感とか気になって夜も眠れません。

ちなPS5未所持。


感想を書いてみて思ったこと

ここまで読んでいただいてありがとうございます。嬉しいです。
いかがでしたでしょうか。長文&酷い構成&誤字脱字多くて結構読みにくかったんじゃないかと思います。(笑)
noteには記事の文字数が表示される機能があるんですが、19806文字でした。申し訳ないですけど校正する前に力尽きております(笑)

ゲームは昔から好きでずっとやってきてるんですけど、感想は友達とか趣味仲間で喋るぐらいで、こうやって公開されるような形で書いたのは初めてだったのですが、

無茶苦茶大変でした(笑)

振り返ってみると、

・構成は一旦置いておいて書きたいことをまず考えたこと
・熱い気持ちを持ちすぎていたこと

記事を書く前に書きたいポイントを箇条書きにしてみたんですけど、30項目ぐらいになった段階で書くのを辞めましたw
そして取捨選択しないで、できる限り入れよう!っていう考えがまず間違ってました(笑)
「よし書こう!」と思ってから公開までだいぶ時間がかかったのは反省してます…w

なんだかんだ書いてる間は大変でしたけど楽しかったですし、FF7リメイクの感想を喋ってくれと言われたらそれなりに喋れる自信もつきました(笑)

やっぱり何か思った事とか感じた事を自分の中から出すことって大事ですね。

今後はゲーム感想をメインに、【ちょっと小話】シリーズ&日々思いついたネタを挟みながら自分のペースで書いていこうと思います。

最後までありがとうございました!

エアリス置いておきます。

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