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【ドイツ語】「zu 不定詞句の名詞的用法」まとめ #398

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Hallo zusammen!
Mein Name ist Hiromi Shirai.
『白井博士のドイツ語講座』へようこそ。
白井宏美です。


第377回から「zu 不定詞句」について解説してきました。


昨日の第397回では、zu 不定詞句の副詞的用法について練習しました。


今日から3回にわたって「zu 不定詞句」のまとめをしたいと思います。

zu 不定詞句の
名詞的用法
形容詞的用法

副詞的用法
の順で振り返っていきましょう!


まず「zu 不定詞句」の作り方からおさらいすると、不定詞の前に zu を置くのでしたね。
たとえば
zu trinken
は「飲むこと」という意味です。


この zu 不定詞を使ってを作ったものが「zu 不定詞句」ですよね。
たとえば
genug Wasser zu trinken 
なら「十分に水を飲むこと」という意味になります。


この時、英語とは違って不定詞を最後に置きますので、日本語の語順と同じになるという話もしました。


分離動詞を zu 不定詞にする時は、前つづりと基礎動詞の間に zu を入れて全体を1語で書くのでしたね。

たとえば
an|kommen
anzukommen
となります。


そして、名詞的用法とは「~すること」という名詞的な使い方をするものでした。

十分に水を飲むことは、健康のために良い」と言いたければ

Genug Wasser zu trinken, ist gut für die Gesundheit.
となります。


書くときは原則として「zu 不定詞句」はコンマで区切られることも覚えていますか?


また、このように「zu 不定詞句」を主語として使う場合、仮主語の es を文頭に立てて「zu 不定詞句」を後ろに置くこともよくあるのでしたね。

たとえば
Es
ist gut für die Gesundheit, genug Wasser zu trinken.
となるわけです。


「zu 不定詞句」を述語として使う場合も思い出しましょう。

たとえば
「私の夢は、いつか宇宙旅行をすることです」と言いたければ

Mein Traum ist, eines Tages ins Weltall zu reisen.
でしたね。


「zu 不定詞句」目的語にする場合はどうだったでしょう?

たとえば
「私は君に、ニュルンベルクで焼きソーセージを食べることを勧めるよ」と言いたければ

Ich empfehle dir, in Nürnberg Bratwürste zu essen.
でしたね。


いかがでしたか?
忘れていたところは復習してもらえると嬉しいです。


それでは、また明日。
Bis morgen.
Tschüs!


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