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【ドイツ語】「zu 不定詞句」の作り方 #377

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Hallo zusammen!
Mein Name ist Hiromi Shirai.
『白井博士のドイツ語講座』へようこそ。
白井宏美です。


第368回から375回まで「未来形」について解説してきました。


今日からは「zu 不定詞句」について解説します。


作り方ですが、
まず不定詞の前に zu を置きます。

たとえば
kommen の前に zu を置いて zu kommen
sehen の前に zu を置いて zu sehen
のようにします。

これは zu 不定詞と呼ばれ、「~すること」という意味になります。


この zu 不定詞を使ってを作ります。

たとえば
「十分に水を飲むこと」という句は
genug Wasser zu trinken となります。

これが「zu 不定詞句」です。

この時、英語とは違って不定詞を最後に置きます。
そのため日本語の語順と同じになるのです。
私たち日本人にとっては嬉しいことですよね。


「流暢にドイツ語を話すこと」という句を作りたければ

「流暢に」が fließend
「ドイツ語を」が Deutsch
「話すこと」が zu sprechen
ですから、この日本語の順番のまま並べて

fließend Deutsch zu sprechen
となるわけです。


なお、分離動詞を zu 不定詞にする時は、前つづりと基礎動詞の間に zu を入れて全体を1語で書きます。

たとえば
statt|finden  stattzufinden
ab|fahren
 abzufahren
an|kommen
 anzukommen
となります。


「明日ハーメルンに到着すること」という句を作りたければ

morgen in Hameln anzukommen
となります。


いかがでしたか?
今日は、ここまでを頭に入れておいてくださいね。


それでは、また明日。
Bis morgen.
Tschüs!





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