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【ドイツ語】「不定関係代名詞」とは #473

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Hallo zusammen!
Mein Name ist Hiromi Shirai.
『白井博士のドイツ語講座』へようこそ。
白井宏美です。


stand.fm の音声と note でのスペルや書き起こし、この両方を使っていただくと効果的です。


第472回では「関係代名詞」のまとめをしました。 


今日から「不定関係代名詞」について説明します。


これまで説明してきた「関係代名詞」は「関係代名詞」とも呼ばれます。
この「定」は特、限です。

つまり「ドイツに住んでいる友達」のように人物や物(事)を限・特している関係代名詞ということで「関係代名詞」となります。


これに対して、の一般的な人や物(事)を表す関係代名詞は「不定関係代名詞」と呼ばれます。

たとえば
Wer zuletzt lacht, lacht am besten.
(最後に笑う人がいちばんよく笑う)
という、ことわざがあります。

この wer が「不定関係代名詞」です。
「(およそ)~する人は誰でも」という意味があります。
英語の関係代名詞 whoever に相当します。


もうひとつ、たとえば
Was sie sagt, stimmt immer.
(彼女の言うことはいつも当たっている)

この例文の was が「不定関係代名詞」です。 
「(およそ)~する物(事)」という意味があります。
英語の関係代名詞 what に相当します。


以上のように、

不定関係代名詞」には werwas があります。

これら「不定関係代名詞」は先行詞と一体化していますので、先行詞不要です。

定関係代名詞を使った関係文と同じく定動詞後置になります。


今日の例文をもう一度繰り返しておきましょう。

Wer zuletzt lacht, lacht am besten.

Was sie sagt, stimmt immer.


今日は、ここまでを頭に入れておいてくださいね。

それでは、また明日。
Bis morgen.
Tschüs!

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