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【ドイツ語】これなら分かる!「話法の助動詞」文の作り方(2)können #152

音声はコチラ↓ ※ stand.fm で平日の毎朝7時に配信しています.

Hallo zusammen!
Mein Name ist Hiromi Shirai.
『白井博士のドイツ語講座』へようこそ.
白井宏美です.

第150回では「話法の助動詞」文の作り方について解説しました。

今日はその続きです。
(発音は音声をお聞きください↑)

おさらいからいきましょう。

不定詞句から考えるのでしたね。

「テニスを(プレイ)することができる」は
Tennis spielen können
でした。

この不定詞句に主語 ich を与えて平叙文にすると
Ich kann Tennis spielen.
ですね。

テニスを強調したい場合は Tennis を文頭に置いて、
Tennis kann ich spielen.
でしたね。

このように「定動詞第2位の原則」と「枠構造」が見られるのでしたよね。


さて疑問文の作り方について解説しましょう。

「いつ」「どこ」「なに」などの疑問詞がつく補足疑問文にするには、疑問詞を文頭に置きますが、やはり話法の助動詞は2番目です。

たとえば「いつ」という意味の疑問詞 wann を文頭に置いて
Wann kannst du Tennis spielen?
とすれば「いつ君はテニスができるの?」という意味になります。

ja/nein で答える決定疑問文にする時は2番目にある話法の助動詞を文頭に移動させます。
Kann er Tennis spielen?
とすれば「彼はテニスができますか?」という意味になります。


それでは最後に前回の例も合わせて全体をおさらいしましょう!

Ich kann Tennis spielen.
のテニスを強調すると、どういいますか?




Tennis kann ich spielen.
ですね。


疑問詞「いつ」をつけた補足疑問文にすると、どうなりますか?




Wann kannst du Tennis spielen?
ですね。


「彼」を主語にして決定疑問文にすると?





Kann er Tennis spielen?
ですね。


いかがでしたか?
例文を覚えるまで繰り返しましょう!

それでは,また明日。
Bis morgen.
Tschüs!

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