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【ドイツ事情】すっきり暮らす #366

※ 音声はコチラ↓ stand.fm で平日の毎朝7時に配信しています。

Hallo zusammen!
Mein Name ist Hiromi Shirai.
『白井博士のドイツ語講座』へようこそ。
白井宏美です。


毎週水曜日はドイツ事情について、私の体験も踏まえてお話しています。


先週の第361回では「寝る前のチョコレートでぐっすり?」というテーマでお話しました。


今日は「すっきり暮らす」というテーマでお話します。


私の2件目のホームステイ先での話なんですが、10帖ぐらいの広い部屋を使わせてもらっていたんですね。

部屋には壁一面に腰ぐらいの高さの扉付き収納棚があって、私はその棚の上に小物を飾ったり、雑貨をのせたりしていたんです。

そうしたらホストマザーから「物は全て棚の中に入れてね。棚の上には何ものせないでね」と注意されました。
理由は「掃除しにくいから」とのことでした。


たしかに物をいろいろ置くと、ホコリをかぶりますし、それを一つずつ拭くのは時間も手間もかかります。

最初は、部屋にいろいろ飾れないのはつまらないし、殺風景だなぁと思っていたのですが、すっきりしているほうが気持ちよく感じるようになりました。


キッチンの流し台や調理台、テーブルの上にも何も置かないというのは1件目のホームステイ先でも同じでした。

洗面台の上にもハンドソープ以外は何も置いていませんでした。

もちろん玄関も、すべて収納されていて何も目にはつきません。

日本の家では靴や傘が目についたり、自転車やゴルフバッグなどが置いてある玄関を見かけることもあります。

ドイツの家と比べて玄関に収納場所が少ないからかもしれませんが、玄関がごちゃごちゃしていると印象が悪いですし、物を置くほど掃除も大変になってきますよね。


家中の物はできるだけきちんと収納して、外に出しておかないようにすると見た目もすっきりしますし、ホコリもたまりにくくなります。


なにより、地震が起こっても物が床に散乱することを防げるのが良いと思います。


皆さんはどう思われますか?


それでは、このあとも素敵な1日を!
Einen schönen Tag noch!
Tschüs!


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