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【ドイツ語】「学習しなければならない」話法の助動詞 müssen #153

※ 音声はコチラ↓ stand.fm で平日の毎朝7時に配信しています.

Hallo zusammen!
Mein Name ist Hiromi Shirai.
『白井博士のドイツ語講座』へようこそ.
白井宏美です.

これまで、能力・可能性を示す場合の「話法の助動詞」können を紹介し、
第150回と152回では「話法の助動詞」文の作り方について解説しました。

今日は「話法の助動詞」の2つ目 müssen を紹介します。
(発音は音声をお聞きください.)

たとえば Ich lerne Deutsch. と言えば「私はドイツ語を学習している」という事実を表しているだけですが、
たとえばドイツへの出張が決まったので、「どうしてもドイツ語を学習する必要がある」と判断して話す方法として müssen を使い
Ich muss Deutsch lernen.
と言えば「しなければならない」というニュアンスが加わります。

第148回で説明したとおり、ich が主語の時の muss という形さえ覚えてしまえば、あとは主語が er, sie, es のときも同じく muss という形です。

「彼はドイツ語を学習しなければならない」は
Er
 muss Deutsch lernen.
となり、

「彼女はドイツ語を学習しなければならない」は
Sie
 muss Deutsch lernen.
となります。

そして、主語が du のときは、ここにいつもの語尾 -st を付けるだけなのですが、muss -st を付けると mussst と s が3つにもなってしまいますよね。
3つは多すぎで2つで十分ということから musst という形になります。

「君はドイツ語を学習しなければならない」は
Du musst Deutsch lernen.
となるわけです。

あとは規則的な変化でしたね↓

それでは、主語を「私たち」にするとどうなりますか?


Wir müssen Deutsch lernen.
ですね。

主語を「あなたがた」にすると?


Sie müssen Deutsch lernen.
ですね。

主語を「彼ら」にすると?


Sie müssen Deutsch lernen.
ですね。

主語を「君たち」にすると?


Ihr müsst Deutsch lernen.
ですね。

これらの例文を何度か音読して覚えてしまってくださいね。
続きは次回、月曜日に。

それでは,ステキな週末を!
Schönes Wochenende!
Tschüs!



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