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すべてが報われた昇格 #はじめてのJリーグ 今川正樹

Jリーグ元年の1993年生まれとJリーグに縁を感じる今川選手。大学3年生までは教員になろうかと進路に悩んだものの、FC今治に加入することを決めました。それから4年間今治で経験したこと学んだことを語ってくれました。

はじめてのJリーグ迎える今の気持ちをお聞かせください。

ひとつの節目と感じています。

僕は今治で四国リーグからプレーをはじめて、JFL、J3とひとつずつカテゴリーを上がって来ました。それから、Jリーグのクラブとなると今までと注目度も違うと思います。サッカーを良く知らない人でもJリーグという言葉には反応してもらえます。

Jリーグが開幕した1993年に僕は生まれたので、Jリーグに縁があるというか、運命を感じるところもあります。地元は神奈川で、湘南ベルマーレが身近にありました。中学生の頃には下部組織でプレーもしていました。今季Jリーグの世界にやっと入れて、その一歩目をこれから歩めると感じています

少年時代に憧れや好きだった選手はいましたか?

川口能活選手です。

川口選手は自分がゴールキーパーになるきっかけとなった選手です。日本代表で活躍する姿に憧れ、川口選手のようなゴールキーパーになりたいと思い中学生からゴールキーパーをはじめました。

公益財団法人日本サッカー協会(JFA) 公式 Instagramより)

プロになりたいと思ったのはいつ頃からでしたか?

大学4年生のときでした。

もちろん、サッカーをはじめた小学3年生の頃から、プロになりたいとは思っていました。しかし、現実には将来のことも考え、大学3年生の頃には教員になろうと考えていました。

大学4年生のときに、このまま教員になるのか、サッカーを続けプロを目指すのか本気で悩みました。

悩んだ結果、今できることをやろうとサッカーを続けることを決めました。

決断してからは卒業後にプレーするチームを探しました。Jリーグのチームから声はかからなかったのですがFC今治を知り、チームのビジョンや将来性にやりがいを感じて加入しました。

Jリーガーになることを考えていなかったのですが、今治でひとつずつ上がって行き、結果的にJリーガーになれたと思っています。

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今治で過ごした4年間を振り返っての感想をお聞かせください。

この4年間で、クラブに対する街の人の反応が変わったと思います。クラブも段々大きく成長して、注目度も上がっていくのを肌で感じています。僕自身はそれを楽しみながら4年間過ごしてきたと思います。

このクラブには高い目標を持って集まった選手や、実績のある選手がそろっています。そのような選手と一緒に過ごしていると、ピッチで100%のパフォーマンスを出すには、練習だけではなく、ピッチ外での過ごし方も重要であると学ばせてもらいました。

今治で一番印象に残っている出来事は何でしょうか?

2度経験した昇格の瞬間です。2016年にJFL昇格を、そして昨年はJ3昇格を味わうことができました。

どのカテゴリーでも昇格するというのは非常に難しいことと実感しました。昇格するには非常にパワーが必要です。選手、スタッフだけでなく、サポーターのみなさんすべての人の力で掴み取れるものだと思います。

もちろん苦しい時期も経験しましたが、昇格した瞬間はその全てが報われる何事にも変えられない喜びがありました。

最後にファンのみなさんへメッセージをお願いします。

選手も開幕を待ちわびています。この期間をチームの力をつけていく時間として前向きに捉えています。僕らも、更にパワーアップして開幕を迎えられるように頑張りますので、もう少しだけ待っていてください。

開幕した際には、昨年よりパワーアップした新チームをみなさんに披露できると思います。応援をよろしくお願いします。

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