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祖父母の住む街でプロになりたかった #はじめてのJリーグ 原田 亘

世界で活躍する選手になる。高い目標を持ちプレーを続ける原田選手。祖父母の地元でプレーしたいと今治で過ごしたプロ1年目の話を語ってくれました。

はじめてJリーグの試合を観戦したときのことは覚えていますか?

小学校の頃にヴィッセル神戸の試合を見たのを覚えています。

自分は神戸市の出身です。小学生の頃に所属していたサッカー少年団が、ヴィッセルから試合観戦の招待を頂いたのがきっかけでした。

そんな縁もあってか、中学生時代はヴィッセル神戸の下部組織でプレーしていました。そうなると、チームメイトに誘われて、ホームゲームはほとんど行くようになりました。当時は、現在チームメートの橋本選手がヴィッセルでプレーしていました。観客として、橋本選手のプレー姿を見たことも、いまとなっては良い思い出です。

スタジアムに響き渡る応援歌や熱気はとても印象に残っています。それ以来、「こういう舞台でプレーできる選手になりたい」と漠然と思い始めました。

ヴィッセル神戸 公式 Instagramより)

プロになることを本気で目指したのはいつごろでしょうか?

プロを本気で目指そうと決心したのは、日本体育大学に入ってからです。

チームメイトの先輩がどんどんプロになる姿を目の当たりにしていました。一緒にプレーしていた人たちが、Jリーガーになってテレビの中で活躍している。自分も先輩たちのように、大学でプレーを続けていたらプロになれると確信したのです。

今治でサッカーをやろうと思った決め手を教えてください

伯方島に住む、祖父母の近くでプレーしたいと思ったからです。(伯方島は瀬戸内海に浮かぶ今治市の島)

大学のときには、J1を目指してプレーをしていました。実際に声をかけていただいたこともあったのですが、残念ながら、最終的にはその話はまとまりませんでした。

偶然にもちょうどその頃から、伯方島に住む祖父母からFC今治の話をよく聞くことになりました。祖父母は僕がサッカーをやっていることは知っているので、「岡ちゃんがね、岡ちゃんがね」と岡田さんが今治で挑戦していることを何度も熱心に話してくれました。

そんな祖父母の姿をみて、父の故郷でもあり、祖父母が住む今治でプレーしたいという気持ちが自然と強くなっていきました。

いずれは日本代表そして海外でプレーするという自分自身の目標も、FC今治が目指すものと合致していたと思います。

そしてFC今治のセレクションに参加し、無事にチームの一員になることができました。本当に嬉しかったです。

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選手として去年を振り返った感想は?

とても濃厚な1年でした。プレーの幅も広がったと思います。

大学までは、サイドバックのポジションだけを任されていました。しかし、FC今治に加入してからは、中盤のサイドハーフをはじめ、同じディフェンスでもセンターバックという新しい役割を任されることもありました。様々なポジションでプレーすることで、今までとは違う景色が見えるようになりました。

プレースタイルも変わったと思います。大学までは、しっかり周りの状況を見て、90分のなかで緩急をつけてプレーしていました。しかし、FC今治では積極的に攻め上がる、倒れるまでしっかり走るというプレーを求められました。

去年は全試合に出場することができました。その中で、今までにない積極的に攻めるスタイルを1年間やり続けて、新たな自分の良さを発見できました。

夢スタの雰囲気はいかがでしょうか?

みなさんがあたたかく見守ってくれているという印象です。

自分の知っているJリーグのサポーターのイメージは、試合に勝たないとブーイングや怒号が飛び交うものでした。しかし、今治では試合に負けても「次頑張れよ!」と常に前向きな言葉をかけてくれます。

個人としては、はじめてファンの方ができて、サインを書いたりしたのも嬉しい経験でした。ファン・サポーターのみなさんがチームを見守ってくれている、そんなあたたかい雰囲気が夢スタの特徴だと思います。

最後に開幕を待ちわびるサポーターへコメントをお願いします

チームの状態は良いです。えひめサッカーフェスティバルのときとは全然違うチームになっていると思います。個人的には今すぐ開幕してもいいぐらい準備は整っています。当然まだチームとしても個人としてもレベルアップできる部分はあるので、より良い状態に持っていきたいです。

選手、監督、サポーター。みなさん早く開幕して欲しいと思っていると思います。しかしそこはぐっとこらえましょう。開幕したときにこらえた分、サポーターは応援で選手はプレーで一緒に爆発しましょう。

そして勝利を一緒に喜びを分かち合いましょう。

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