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#42:絵本を通して子どもたちと想像の世界を旅する

今回のテーマは

『絵本を通して子どもたちと想像の世界を旅する』

絵本についての話です。


僕自身も個人的に絵本が大好きで

自宅で絵本を作成したりします。

 一概に絵本といってもいろんな絵本がありますよね。

物語を楽しむもの、言葉を楽しむもの

動きを楽しめるもの

感が楽しむもの

いろんな絵本があると思います。

そして、

今回は、ストーリー性を重視した絵本についてお話しできればなと思います。

”3びきのこぶた”や”がらがらどん””桃太郎”などのような

ストーリー性を目的とした狙いを持つ絵本についてのお話です。

最近保育園で

”7匹の子ヤギとオオカミ”のお話をよく読んでいます。


7匹の子ヤギとお母さんが出てきて、お母さんがお買い物してる時に
”オオカミが来たらドア開けたらいけないよ”と言って
子どもたちがお部屋の中に入るんですけども
そこにオオカミが来て”お母さんだよ”って言って中に入ろうとするんですよね
食べようとして
でも、子どもたちは声や手と足の色を見て”お母さんじゃないよ”と気付き、
オオカミもいろいろ考えて声の高さを変えたり、色を白くしてお母さんに見立て
なんとかして中に入ります。
そして、子どもたちを食べてしまいます。そして1番小さい子ヤギが時計の中に隠れてお母さん帰ってきたときに説明して
お腹の中にいる子どもたちを助けるということで
ハサミと裁縫道具を持って助けに行って、お腹を切って子どもたちを助けます。
その後にお腹に石をいれて、オオカミはお腹が重くて、、、
というお話です。


なぜ今回のテーマが「想像の世界を旅する」なのかというと

絵本読んでいると、初見であると子どもは割と食いつくように見てくれたりします。

そして、2回目3回目になってくると

子どもたちも頭の中でストーリーがなんとなくわかってて

この後こういう展開が来るんだろうなとわかっています。

すると

僕らに”次こうなるんだよねー”とか”次をおおかみ出てくるんだよね”

とかそういう発言が出てきたりします。

その発言の中には、

”子ヤギじゃなくてうさぎだったらどうなんだ”とか

”オオカミが変装するためにはこれのほうがいいんじゃないか”とか

段々とみんなで一緒にストーリーを考えながら

新しいストーリーの中で絵本が進んだりしていきます。

そのように子どもたちと物語を頭の中で共有しながら

ここはこっちの方がいいんじゃないか

隠れるならこっちのがいいんじゃないかと

考えながら話していくのはすごく楽しくて

なかなか言葉で言い換えられないイメージが

創造性が広がっていてすごく面白いなと思います。

そして

その絵本の流れから、隠れる遊びをしてみたり

劇遊びなどをしてみたり

その話をもとにどんどん遊びが広がっていくこともあります。

乳幼児期の子どもたちは、言葉よりは絵を追って

イメージを広げているといわれていますので

絵本を進めていく中で

子どもたちと絵を共有しながら、絵本を進めていくと

イメージや想像力がどんどん広がっていくのかなと感じております。


これ個人的なオススメになりますが、

”大きなかぶ”や”3匹ヤギのがらがらどん”など

少し暗いイメージで絵描かれていているものがあると思うんですけど

子どもたちもドキドキワクワクするような感覚を

色からも発展させられる感じがあり

色の豊かさというところの視点で絵本を選んだりすると

子どもたちの世界に入っていける

前のめりになって見てくれるイメージもありおすすめです。

少しでも参考にしていただければうれしいです。

エピソード by あやと


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