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#14:子どもとの信頼関係の築き方

今日のテーマは子どもとの信頼関係の築き方というお話していきたいと思います。

親子でいいますと、特にあまり意識するようなテーマではないのかなと思います。

大体信頼関係が築けているんじゃないかなと。

一緒にいる時間が長くなればなるほど関係が深まっていくというのは
なんとなく解りますが、

私達みたいに、
保育園とか子どもに関わる仕事をしている人たちは、

毎年大体クラスが変わったりとかしながら色々なお子さんと関わる機会が多いです。
その中でどういうところに気をつけているかをお伝えできればと思います。


1つ目
”受け止めるということ”

2つ目
”同じ遊びをすること”

当たり前のことじゃないのと2つとも感じると思いますが、

まずは、1つ目の受け止めるという部分に関しては、

年度始めなどクラスが変わったりした際は
子どもも不安ですし、保育者もやっぱり不安があるんですよね。

それでも関係をちょっとずつ作っていこうというところから始まっていくのですが、
あれやこれやとこっちからガンガン提案するということも一つ手。
そこで
「あーいいねそれやりたい!」という子ももちろんいるのですが、

やっぱり不安が強いような子たちもいて、やっぱりいろんな子がいますから、
あれやこれや保育者が提案ばかりして、それに乗るというわけではないんですよね。

基本的にはやはり
”その子の興味のあるところを探すということが一番”で
その一番いい方法が【受け止める】寄り添うという部分ですね。

子どもが
あんまり遊んでいない、
何をしていいかわからない、
遊びが見つからない
こともよくあるんですけど

そういう時にこそ、その子のそばにいって
”何がしたいのかな?”というところや
その子がその子の視線
他のお友達の遊んでいる様子やその子が視線が気になっていそうなおもちゃ
など

そういう部分を声掛けしながら
「これをする?」など話しながら、
「ううん」「違うよ」
「うん!」とうなずいた時に

「ああそれやろうやろう!」と言って
そのこの気持ちをどんどん受け止めていくことを繰り返していきます。


二番目の同じ遊びをするというのは、

その第一段階の時点で興味が見つかればもう最高です。
これがやりたいんだな、これが好きそうだなというのが見つかれば、しめたものなのですが、

仮に見つかったとして、その遊びを一緒に遊ぶということになります。
では、その遊びが見つかったら良いのかというと、そういうわけではなくて

”大人と一緒に遊ぶことで安心する”

やっぱり、子どもたちにとって、新しい環境に来ることは不安だと思うんですよね。

大人自体が安心する場になるということに気をつけて

”とにかく大人が楽しく一緒に遊ぶ”

これでもか!というくらい子ども以上に大人楽しんでいる姿を
そこで一緒に遊ぶことによって感じてもらう

そうすると、子どもたちも
なんかこの人楽しい人だな
僕のこの好きな遊びに一緒になって楽しんでくれるんだな

大人でもそうですけど自分の興味のある遊びを
周りの友達が一緒に楽しんでくれていたら、すごい距離が縮まったりしますよね。

私もたくさんの趣味がありますが
やっぱり共通の趣味のある友達とかって
すぐにぐっと距離が縮まったりします。

それと同じなのかなと思っております。

ですので、
”ちょっとあの子との関係の作り方がうまくいっていないんです”など

保育者の方や
家庭でもなかなか兄弟がいたりとこの子となんかうまく、、、など、
もうちょっと距離をつめたいとかあるかもしれませんが、

まずはその子が
何を目的にしているのか、
何に興味があるのか
というところから始めたら良いのではないかと思います。

少しでも参考になっていただけたら嬉しいです。

エピソード by やなさん

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