#18:あなたの気持ち、子どもにちゃんと届いていますか?
人間は、もちろん喜怒哀楽がある生き物ですよね。
子どもに対してや大人でもそうですが、
なにかしてほしい時
なにか感情的になって少し怒っているとき
なにか要求するとき
なにか伝える時など、
嬉しいや楽しい、美味しいなども含めて、
そのような時、
自分が思っていること、感情が果たしてイコールで相手に伝わっているか?
というところをちょっと疑っても良いのかなと。
いくつかの本を読んでいて、心にささったことがありました。
心理学者のメラビアンのメラビアンの法則というものです。
「メラビアンの法則」
言葉というものはどのように伝わっているかというと、
3つに分けられています。
分類すると、
言語情報、要は言葉そのものが伝わる与える影響というのが7%だそうです。
言語情報と聴覚情報と、視覚情報という3つがありますが、
言語情報が7%、言葉そのものが伝わるのは7%。
”そんだけしか伝わってないの?”って思ったんですよね。
そして聴覚情報、声のトーンとか声の声量ですね。
それが伝わるのが38%
まぁまぁだなって感じですよね?
そして、視覚情報、見るというところですよね。
表情とか態度とかしぐさとか、そういう目で見て解るようなところが
55%を締めているんですよね。
なので、
ほぼほぼ言葉そのものが伝える、情報は少ないということがびっくりしました。
じゃあ、どういうときなのかと具体的な例で考えてみると
子どもたちが”先生大好き!”って来てくれるんですよね、
近くによってきて
急にそういう言葉を言ってきて、
ぎゅーって抱きしめてきたりすることがあるんですけど、
その時に、
自分が例えば無表情で、表情一つ変えず、声のトーンも高くなく
”先生も大好きだよ”って言ったら怖いじゃないですか。
全然気持ち伝わらないと思うんですよね。
子どもも気持ち伝わると思うし、
あっちが”先生大好き!”って言ってきたら、
”いやー先生も大好きだよ〇〇ちゃんのこと大好きだよ”って
きっと身振り手振りも混ぜながら、
すこし声のトーンも高く、声量も相手よりも大きな感じで
そして表情も笑顔で満面な笑みですよね。
”先生も大好きだよー”
っていってぎゅーなんてしちゃったりしてね。
視覚的情報は、55%もありますから、
先生が笑顔でいてくれるとか、
先生がなんか手なんか広げちゃって私を抱きしめてくれるとか
あと、声のトーンですよね。
なんか先生めちゃくちゃ大好きみたいな。
いつもの声より高いなぁとか
なんか声の大きさもいつもより大きいじゃん
と言うふうになったら
言葉としては、
”先生も大好きだよ”としか言ってはないんですけど、
伝わるものって全然違うと思うんですよね。
これって考えさせられること多いなぁと思って
日ごろからそういうことをことを意識されるといいんじゃないかなぁと思いました。
エピソード by やなさん
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