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30-Day Film Challenge - Day 3 マイ・ビッグ・ファット・ウェディング

twitterで回ってきた映画チャレンジ、noteで書いてみよう!

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DAY 3 - a film that has more than five words

「My Big Fat Greek Wedding」2002年制作

監督:ゲイリー・ゴーツマン、トム・ハンクス&リタ・ウィルソン夫妻
主演:ニア・ヴァルダロス
あらすじ:ギリシャ系アメリカ人のトゥーラは、内気な性格と地味な容姿のせいか、恋愛に縁のない冴えない毎日を過ごす独身30歳。“ギリシャ人の男性と結婚して子を授かり、死ぬまで家族の食事を作ること”がギリシャ女性のすべきこととされる世界にあってこれは一大事。ギリシャ料理レストラン“ダンシング・ゾルバ”を営む両親にとって娘トゥーラの結婚は今や最大の心配の種。ところがある日、父のレストランで働いていた彼女は、店にやって来たハンサムな男性に一目惚れしてしまう。これをきっかけに、トゥーラは一念発起、これまでの自分を変えようと決意するのだった…。Yahoo!映画より

英語だと5文字なのでセーフ!邦題だと「マイ・ビッグ・ファット・ウェディング」で4文字になってしまう罠。

舞台はシカゴ、家族経営のギリシャレストランで働くトゥーラ・ポルトカロスの物語。幼いから大家族で育ち、ギリシャの男性と結婚し、子どもをうみ育てるべしと教えられ30代まで鳴かず飛ばずの人生。一目惚れしたイアンのために(といいつつ自分のために)人生を変えるチャンスに飛び込む話。とても気持ちがいい映画です。トゥーラの家族、男尊女卑にちかいギリシャの古き文化を押し付けられても、諦めない芯の強さ。欧米では成人でもコミュニティカレッジなど短大~大学に戻って学び続けるひとは多いし、私の米のインターン先でも従業員250人のうち20名は学生兼務の社会人でした。年齢は20代~40代まで様々。最近は声優の佐々木望さんが東大卒業して話題になってましたが、学ぶのに遅いなんてことは、絶対にないです。


厚化粧の叔母様のキャラが最高だしアクセントが超セクシー

トゥーラの大家族のしきたりや、異教徒との結婚に大反対される、お見合い合戦、親戚の名前にニック、マリアが多数なあたりはギリシャあるある。「親戚にギリシャ人以外と結婚したひとはいないの、ひとりも」と言われてビビるイアン。それでも、トゥーラのためにギリシャ教徒に改宗したり、一族に受け入れてもらうよう努力してるとこは涙なしにみれない。こんな彼氏、最高じゃん!!!!(あとプロポーズ場面が好き)

大黒柱の男を立たせておいて、本当に最強なのはママさんっていうのも最高にツボでした。マンマ、クソカッコいい。

「男は一家の頭(ヘッド)。女は首(ネック)よ。首は頭をどんな方向にも変えられる」

ウーゾ(アルコール度数が約40度のリカー)飲みながらオッパ~!と叫んで踊りだす場面。ギリシャ移民が多いシカゴにいたとき、同僚のギリシャ人に呼ばれてホムパいったらマジこのまんまだったので、本作は忠実です。ウーゾめっちゃ胃が焼けるよね。5杯目くらいでクラクラ。

映画、とくに海外のインディペンデンス系見ていると多文化共生を学ぶにはもってこい。本作も、もともと単館上映だったのに口コミで広がってったやつです。ハッピーな気分になれるのでおオススメ。娘世代の続編が出てるのですが未見なので、そのうち見てみようかな。



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