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傷つけて、傷ついた




また終わった。


今回はずるずる引きずらずに終わらせられたはず。

なのにどうしてこんなに胸が痛い?


まさしく夢でも見てるような感覚だった。

クールぶってたけど、本当はもっとたくさん甘えたかったよ。


遠くから見るとこんなに醜い関係ないのにね。

渦中の人たちはわからない。


傷つけて、傷ついた。

そんな顔、させたかったわけじゃないのに。


ゆるく甘い夢のような時間は中毒性が高すぎる。

でも、帰る場所がある人だから。

これは夢であって現実じゃないから。


都合のいい関係っていうのは大体誰かがずるい。

そして誰かの都合の悪さの上で成り立っている。


やめられて、よかった。

しばらく痛みは続きそうだし、思い出してしまいそうだけど。


でもちゃんと言えてよかった。

えらいぞ、わたし。

これからだぞ、がんばれ。




日常からそっと逃避行する時間に使わせていただきます。