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失敗から学ぼう!先輩オーナーの事例から学ぶ塾経営の厳しさと失敗しないための施策とは

働き方の選択肢が増える今、独立や起業を視野に入れている人も多いでしょう。そうした中で塾経営を候補のひとつとして検討している人にとって、塾経営の利点や厳しさ、市場感などは知っておきたいポイントです。そこで今回は、塾経営のメリットやデメリットを紹介。また、塾経営の失敗事例から、失敗しないための施策なども合わせて紹介します。

1.塾経営がもつ利点と厳しさの二面性を紹介!現在の市場感は?

まずは学習塾を経営する利点や厳しさなどを紹介します。

1-1.利点は他業種に比べて挑戦しやすいビジネス

塾経営の大きな利点のひとつは、他業種と比較して開業費用が比較的抑えやすいことです。日本政策金融公庫の「2021年度新規開業実態調査」によると、開業費用の平均値は941万円であることがわかりました。その中でも学習塾は、ストックビジネスではないので開業費用を抑えられる傾向にあります。加盟金などがかかるフランチャイズ経営でも、500万円程度からスタートできるため、チャレンジしやすいビジネスです。

教員免許などの特別な資格がいらないことも大きな利点のひとつ。生徒に勉強を教えるのは主に教室長や講師なので、今まで教育ビジネスに携わったことがない人でも挑戦しやすいビジネスでもあります。

1-2.厳しさは時代や業界の最新情報を常にチェックすることが必要

未経験からでも始められるなど、たくさんの利点がある塾経営ですが、厳しい一面もあります。現在の日本は少子高齢化が進んでいることから、顧客にあたる生徒の母数が減少しています。その一方で、塾業界にチャレンジする人は増加傾向にあるので、安定的な経営をするためには工夫が必要です。また、優秀な講師の確保も塾経営の厳しさのひとつです。

1-3.現在の塾ビジネス市場は数年前に比べて回復傾向に

経済産業省が発表した「学習塾の動向;少子化とコロナ禍の影響」によれば、学習塾の経年変化は、2015年を指数100とすると、2019年まではなだらかにアップしていました。2020年3月以降、コロナ禍で大きく落ち込んだものの、その後は徐々に回復に向かっているといいます。また、少子化の影響によって、子どもにかける教育費は増加し、一人あたりの授業料も高くなっている傾向があります。

2.オーナーに聞いた!塾経営の失敗事例

塾経営にチャレンジする前に、失敗事例から学ぶことも大切です。ここでは、塾経営にチャレンジした先輩オーナーの失敗事例を紹介します。

2-1. 事例1:開校する立地の選定

集客のしやすさを考えたAオーナーは、駅前での開校を決意。しかし、実際に開業してみると「失敗した…」と感じているようです。

現在は共働き家庭も増加しているので、集客のためには子どもだけでも通いやすい駅前への開校が絶対だと考えていました。地元での開業が夢だったのもあり、土地勘のある地元の駅前に開業することに。しかし、私の地元の駅はターミナル駅ながらも学生があまり乗り降りしない駅だったんです。立地の選定は、自分の思い込みやエゴではなく、広い視野を持ち、複雑な要素を掛け合わせてなければいけないと感じました…。

2-2. 事例2:時代や顧客ニーズへの対応の遅れ

塾経営未経験でスタートし、開校準備から開業後も一人でがむしゃらに突き進んできたBオーナー。時代の影響を受けて「このままではいけない…」と感じているようです。

新型コロナウイルスが拡大した2020年、対面での授業が懸念され、オンライン授業が求められるようになりました。しかし、費用の面や運営の難しさから導入が遅れ、通塾できない生徒への対応が遅くなり、経営が苦しくなってしまいました…。

2-3. 事例3:地域における学習塾のニーズの理解不足

子どもたちが学校の授業についていけるようにと、補習塾を開校したCオーナー。しかし、その思いが強すぎるあまり、地域が求めている塾のタイプまで考えておらず「どうしよう…」と頭を抱えているようです。

地域によって求められている学習塾のタイプが違う傾向にあります。私が開校した地域では、中学受験の熱が高い地域だったんです、しかし、当時はそこまで考えておらず、自分の想いを優先してしまって、地域のニーズとズレてしまい、集客に苦労しています…。

2-4. 事例4:学習塾のセールスポイント

自分の経営する学習塾の強みや魅力が理解できていなかったDオーナー。塾経営する難しさを語ってくれました。

他塾と比べて、自分の学習塾の魅力をよく理解できていませんでした。そのため、セールスポイントがあやふやになってしまって、業界の中でも上手に差別化できていなかったので、生徒が集まらず、失敗してしまいました…。

3.塾経営に失敗しないための施策

事例で紹介したような失敗をしないためには、対策や経営手法の工夫が必要です。ここでは塾経営を失敗させないための対策や手法を紹介します。

3-1. 立地の選定は通塾の動線や環境も考慮する

学習塾を開校する際には、ただ駅から近い、土地勘があるなどで選定しては失敗してしまう恐れがあります。親御さんが送り迎えしやすいよう、車での送迎の動線があるか、学生が多く住んでいる地域であるかなども含めて考慮しなければなりません。これらを満たしていれば、ターミナル駅でなくても、一定の集客が見込めるでしょう。

3-2. 変化に対応できる運営体制に

日々さまざまな新型ウイルスの感染報告がされていたり、異常気象などが続いていたりと、対面で授業を受けることにハードルを感じる人も増えています。そのため、オンライン授業にも対応できる塾経営を行う必要があります。対面授業のニーズがなくなることはないので、様々な選択肢を用意でき、変化に対応できる運営が大切です。

3-3.ニーズは逐一調査する

時代や地域によって、求められるものは変化し続けます。指導方法は「個別指導型」またはeラーニングなどを活用した「IT活用型」が良いのか、受験専門の進学を目的とした「進学塾」が良いのか、学校の授業に合わせて主に予習や復習などの学習指導を行う「補習塾」が良いのか、進学塾と補習塾を併設した「総合塾」が良いのかなど、きちんと時代や地域が求めるものを把握する必要があります。

3-4.どんな学習塾にしたいかきちんとビジョンを持つ

塾経営を行う際には、どのような指導方針にするのか、どんなカリキュラムを組むのかなどを明確にし、目指すビジョンを持ちましょう。また、「進学塾」であれば、どれだけの生徒が志望校に合格したか、「補習塾」であれば、どのようなカリキュラムや講師がいるのか、「総合塾」であれば、どこに注力しているのかなど、セールスポイントを明確にしながら他塾との差別化を図ることが大切です。

4.あなたはどっち?個人経営かフランチャイズか?

失敗事例を踏まえた上で、学習塾を起業する場合、個人経営が向いている人と、フランチャイズが向いている人がいます。ここでは個人経営とフランチャイズの特徴や向いている人を紹介します。

4-1. 経験者として力を発揮したいなら個人経営

これまで学習塾の講師として働いていた方や経営者としての経験を持っている方の場合、自由度高く働ける個人経営が向いています。個人経営の場合、使用する学習教材や指導法など、経営に関わるすべてを自分で決定できます。これまでの経験を活かして新しくチャレンジしたい方には、個人経営がおすすめです。

4-2.ノウハウと安心が欲しいならフランチャイズ

個人経営は自由度が高い一方で、開校準備や集客、講師募集など、すべて自分で行わなければなりません。そのため、はじめて起業する方や教育業界未経験の方にはハードルが高いでしょう。フランチャイズの学習塾であれば、本部の知名度やブランド力のもと開校できるため、生徒や講師集めも、比較的スムーズです。また、本部が持つ経営・指導ノウハウを共有してもらえるので、未経験でも安心してスタートできます。

5.京進で学習塾を経営する魅力

京進スクール・ワンであれば、初めて起業する方でも、経営経験者でも、幅広く満足してもらえる仕組みづくりを行っています。ここでは、京進スクール・ワンでフランチャイズの学習塾を経営する魅力を紹介します。

5-1.初めての起業でも安心のサポート体制

京進スクール・ワンでは、開業から開業後にわたるまで手厚いサポートでオーナー様を支援しています。加盟までの流れとして、まずは個別相談にて、教室運営経験のあるプランナーがオーナー様の不安や理想を丁寧にヒアリングします。リアルやWEBで納得いくまで何度でも相談に乗りますので、ご安心ください。その後、学習塾の開校に重要な物件リサーチもしっかりサポート。エリア立地選定・物件提案では専任のスタッフが物件の周辺に赴き、現地での人の動線や、競合塾の動きなどを納得いただけるまで実施します。

総合教育ビジネスに30年携わってきた経験とノウハウを活用し、手間と労力のかかる「創業計画書」や「事業計画書」の書類作成から人材確保、集客方法まで、多方面でサポートします。

5-2.フランチャイズでも高い利益率を誇る収益モデル

フランチャイズでは、ノウハウやブランド力などの利用の対価であるロイヤリティを毎月本部に支払わなければいけません。ロイヤリティは主に「定額方式」「売上歩合方式」「粗利分配方式」の3種類で、フランチャイズの学習塾では「売上歩合方式」を採用しているところが多い傾向にあります。売上にかかるパーセンテージは、本部によって異なりますが、ロイヤリティの相場は、10%〜30%程度です。

京進では、高い利益率を誇る収益モデルを実現しています。ロイヤリティは、授業料・諸経費の10%、入学金の50%に設定しています。例えば、年間平均生徒数が60名の場合、年間売上は2697万円。利益率は37.9%で、フランチャイズでも高い収益性を誇っているため、しっかりと頑張りがカタチになるビジネスです。

今回は、失敗事例も挙げながら、塾経営の難しさを中心にお伝えしてきました。塾経営は、独立・開業にかかる費用が比較的抑えやすかったり、特別な資格がいらなかったりと、多くのメリットがあるビジネスです。しかし、少子化やコロナ禍など時代の移り変わりの影響があるので、独自性や工夫が必要。未経験者には難易度の高いビジネスでもあります。

そのため、初めて起業される方や少しでもリスクを抑えたい方には、ノウハウのあるフランチャイズがおすすめです。その中でも京進スクール・ワンは、100以上のフランチャイズ教室の開校実績があります。オーナーの思いを尊重し、それぞれが思い思いの教室づくりを行っていますので、将来、起業や独立を考えている方はもちろんのこと、自分のキャリアプランを見直してみたい方は、ぜひ一度、お気軽にご相談ください。

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ここまで読んだくださり、ありがとうございます。もし京進スクール・ワンのFCオーナー募集に興味を持っていただけましたら、以下公式HPにて詳細情報がございますので、ぜひご覧になってください。 【公式】京進スクール・ワンオーナー募集HP https://fcs1.kyoshin.jp/