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きな臭い世界情勢

米CPI

4月12日のCPIの結果の印象はインフレ鈍化は見込めたものの、リセッションの足音が少しずつ聞こえてきているという感じなんですかね。。
市場予想よりCPI総合が下回ったとしても、5%はまだまだ高い水準なのでFRBが利下げに踏み切ることはまだまだ先という意見をよく見かけます。

年内利下げを織り込む市場の動きは楽観すぎると言われるけど、、今の市場の上昇は年内利下げを見込んだだけじゃなく、先月のFRBによる想定外のQE(量的緩和)だったわけで、市場は今後何らかの危機が起こるだろうと予想した動きというところなのかなと感じます。
今の指数の上昇は、あくまで短期的なラリーであって、市場はいつでも逃げれる準備は整えていると。。

特に今年は米大統領選挙の前の年にあたることからも、市場にお金を投入してきそうな感はあるように感じます。。
ただ、そうなるとドルは結構窮地に立たされるだろうなと。。

OPECプラス原油減産

サウジアラビアが5月以降から年末まで日量50万バレルの原油減産を発表したことで、原油価格が窓を空けて高騰しました。
OPECプラスということなのでロシア等も減産に踏み切るとのことなので、、世界的なインフレ上昇がまた再燃してきている状況ですね。

ここからは妄想でしかないけど、昨今のロシア、中国、サウジアラビアをはじめとする中東諸国、さらに南米などの足並みの揃い具合が気になるところです。。
明らかにロシア・ウクライナ戦争から世界がアメリカと中国を中心に2分割されていっているように感じます。

昨年こそ、ドル一強の年ではあったものの、元々から「ドル離れ」は言われていたことでもあって、理由の一つには中国の台頭があったわけです。
その中国がロシアに接近していることが明るみとなって、アメリカを中心とした西側諸国との対立構造が表面化してきているように感じる。。

第三次世界大戦

起きないと思われていたロシア・ウクライナ戦争が勃発し、台湾有事も時間の問題と言われている最中、、西側諸国以外の国々の団結が来るべき有事へのカウントダウンような気がしてきたと想像させられること自体、、今の世情の不安定さを物語っているように感じます。

武力ではなく、CBDCなどで覇権争いをしてくれることを祈るばかりですが、、世界情勢がかなりきな臭くなってきた印象ですね。。


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