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株高の間に知りたい!!「配当貴族銘柄」

 こんにちは!
NYダウが16日連騰したりと株高が続いていますね。株高の時に投資家を毎回悩ませるのが「株を売ってもそのあとさらに株が上がったら買えないから持ち続けるしかない」という問題です。
 そこで今回は株式の利益を確定した資金の置き場所として米国高配当株をご提案します。

配当貴族銘柄

 皆様は「配当貴族銘柄」をご存知でしょうか。S&P500指数に組み込まれている銘柄のうち25年以上連続増配をしている銘柄のことです。日系企業の銘柄だと花王(33年)とSPK(25年)の2社しか25年以上の連続増配をしている企業はありません。一方アメリカには60銘柄以上も存在します。中には「配当王」と呼ばれる連続増配年数50年以上の銘柄も複数存在します。

株高の際に配当株への投資を考えた方がいい理由

 配当株は基本的にはボラティリティ(株価の振れ幅)が小さい事が多いです。業界的にも日用品やヘルスケアなど景気に左右されにくい銘柄が多いです。また株主も長期的に配当を受け取ることを目的に株式を購入していることが多いことも株価の安定につながっています。
 値上がりしている株を売却し、現金ポジションにしてしまうと、さらに株価が上がった際に高値で買い戻すことは困難になるでしょう。しかしそのまま持ち続けても株価が下がるのが怖いのではないでしょうか。そこで同じ株式であるもののボラティリティの小さい銘柄にすることでリスクを適度に下げることが可能です。

配当利回りに騙されるな

 配当銘柄に投資をする際に気を付けたいのが、配当利回りのみに注目をして投資を行う事です。配当利回りは株価が下がることでも上がるため、注意が必要です。例えば決算が悪く株価が下がっているタイミングで配当利回りが高いと思って投資をしても業績が悪く次の配当を減配するケースもあります。一方配当利回りは低くても、株価も右肩上がりに上がっている株は配当以外に元本も増えていくこともあります。

有名な配当貴族銘柄

 プロクター&ギャンブル(PG)

 日本でもファブリーズなど商品に馴染みのある会社です。P&Gは67年連続増配を行っている会社です。世界の人口が増え続ける中で同社の商品は今後も買われ続ける気がします。

 ロウズ カンパニーズ(LOW)

 こちらも日本にも店舗のある会社で、ホームセンターを運営している会社になります。連続増配年数は51年です。

 フィリップ モリス インターナショナル(PM)

 世界のたばこメーカーですね。連続増配年数は54年です。紙たばこは世界的にも減ってきていますが、電子たばこは堅調に推移しています。

米国株式なら毎月配当を受け取ることも可能!!

米国株式の多くは年に4回決算を行い、配当も4回出します。つまり投資資金を3分割し、決算期の異なる株を買うことで、毎月配当を受け取ることができるのです。退職金などの運用の場合にはこのような形がいいでしょう。

まとめ

 今回は現在の含み益を保全するための方法として、配当貴族銘柄のお話をさせて頂きました。弊社が行っている不動産クラウドファンディングも流動性リスクはあるものの、高配当かつ元本の変動が少ない商品となっております。是非次号案件までに会員登録の程、よろしくお願いいたします。

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