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人とお寺のあたらしいディスタンス - 塾生インタビュー

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「ポスト・コロナのお寺の場づくり」をキーワードに、未来の住職塾塾生たちの活動事例についてインタビューしていきます。
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#コロナ禍の寺院運営

連載:人とお寺のあたらしいディスタンス vol.6「コロナ禍における弔いの場づくり」河野清麿さん

こんにちは。未来の住職塾の遠藤卓也です。 「ポスト・コロナのお寺の場づくり」をキーワードに、全国各地の僧侶にお話しを伺っていく連載「人とお寺のあたらしいディスタンス」。第6回は大阪府大阪市 遍満寺 の河野清麿さんにインタビューしました。 会えばいつも笑かそうとしてくる、ザ・大阪人な河野さん。そのお人柄をあらわすべく、今回はとにかく "あの関西弁の感じ" がでるようにがんばりました(笑)ニュアンスが違ったらごめんなさい。 河野さん流の「お弔い」は、いつかご遺族がまた笑えるよ

連載:人とお寺のあたらしいディスタンス vol.5「塀のいらないお寺」大場唯央さん

こんにちは。未来の住職塾では担任という立場で塾生の学びをサポートしている遠藤卓也です。 「ポスト・コロナのお寺の場づくり」をキーワードに、全国各地の僧侶にお話しを伺っていく連載「人とお寺のあたらしいディスタンス」。第5回は静岡県藤枝市 大慶寺 住職の大場唯央さんにインタビューしました。 コロナ禍以前・以降に関わらず境内施設に「土足で休める休憩所をつくりたい」という声をよく聞きます。なぜ土足か?についてはあとで触れますが、まさに「靴を脱がずにくつろげるカフェスペース」をお寺

連載:人とお寺のあたらしいディスタンス vol.4「お寺の門を出て、ローカルに根ざす」小池陽人さん

こんにちは。未来の住職塾では担任という立場で塾生の学びをサポートしている遠藤卓也です。 「ポスト・コロナのお寺の場づくり」をキーワードに、全国各地の僧侶にお話しを伺っていく連載「人とお寺のあたらしいディスタンス」。第4回は兵庫県神戸市 須磨寺 副住職の小池陽人さんにインタビューしました。 内に外に多方面に活躍なさっていた小池さんが、ポスト・コロナの世界でどのように活動なさっているのか興味がありました。「今できることは何か」ということを自分なりに考えて行動しているという小池

連載:人とお寺のあたらしいディスタンス Vol.3「やわらかく楽しく広げていくこと」- 庄司真人さん(大阪府・法華寺)

こんにちは。未来の住職塾では担任という立場で塾生の学びをサポートしている遠藤卓也です。 「ポスト・コロナのお寺の場づくり」をキーワードに、全国各地の僧侶にお話しを伺っていく連載「人とお寺のあたらしいディスタンス」。第3回は大阪府 法華宗 法華寺の庄司真人さんにインタビューしました。 最近、各宗派の青年会によるオンライン研修の講師を務めさせていただく機会が続いているのですが、その中で庄司さんの5年をかけたお寺改革を事例として紹介しています。庄司さんの改革を紐解いてみると、一

連載:人とお寺のあたらしいディスタンス Vol.2「犀の角のように」- 近藤玄純さん(山梨県・妙性寺)

こんにちは。未来の住職塾では担任という立場で塾生の学びをサポートしている遠藤卓也です。 「ポスト・コロナのお寺の場づくり」をキーワードに、全国各地の僧侶にお話しを伺っていく連載「人とお寺のあたらしいディスタンス」。第2回は山梨県 日蓮宗 妙性寺の近藤玄純さんにインタビューしました。 住職をしながら、仲間たちとともに一般社団法人SOCIAL TEMPLEを立ち上げ、仏教の思想哲学をもって社会課題にアプローチすることにトライなさっている近藤さん。 コロナ禍においてどのように考

連載:人とお寺のあたらしいディスタンス Vol.1「打ち上げ花火のあとに」- 横山瑞法さん(山梨県・法源寺)

はじめに こんにちは。未来の住職塾では担任という立場で塾生の学びをサポートしている遠藤卓也と申します。  2019年9月に未来の住職塾 塾長 松本紹圭さんとの共著で『地域とともに未来をひらく お寺という場のつくりかた(学芸出版社)』という本を上梓しました。私は本の第2部「お寺という場をつくる人々」を担当。全国各地のお寺で「場づくり」を行う人たちを取材して「お寺の場づくり」事例集としてまとめました。  一口に「お寺の場づくり」といっても様々なケースがありますが、主には居場所活動