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『知的謙遜』サッカーの伸び代|FBase マガジン #94

『サッカー現場の話です。』

早速ですが質問です。

知的謙遜(ちてきけんそん)という言葉をご存知でしょうか?

私は知りませんでした。

知的謙遜とは?
自分がどれだけ無知なのか。自分は何を知っていて何を知らないのかはっきり把握していること。

簡単に説明するとこんな感じです。他の言葉で言い換えるならば『無知の知』とも表現できるのかなと思います。

知的謙遜。皆さんが知っているアノ超巨大企業も人材採用する時に重視している要素だったり、なかったりするみたいです。確かに私がもし人を雇用する立場だったら知的謙遜をしっかり兼ね備えている人材を採用したいなと思いました。その理由はおいおい話していけたらなと思っています。



それだは本題に移っていきたいと思います。このnoteの冒頭に書いた通り今回は『サッカー現場の話』です。ここまで説明してきました知的謙遜とサッカー現場がどう繋がりがあるのか?と疑問を抱く人も多いかもしれませんがしっかり繋がります(たぶん笑)。

グッと成長するサッカー選手に共通しているのが、この知的謙遜という概念と言いますが考え方をしっかり兼ね備えているというのが今回の話の大枠になります。

そうなんです。私が何年もサッカー現場で子供達に関わる中で、共通して「知的謙遜」、「無知の知」と言った考え方がある選手はグッと伸びる選手だなと本当に感じてます。


▪️冬場に伸びる選手たち

秋から冬場にかけて一気にプレーが向上する選手。そしてBチームにいた子供たちがAチームで活躍する光景をよく冬場に目にします(反対に成長が止まってしまう選手もですね)。もうすっかり春になって今頃冬の話かよ!と突っ込まれそうですが。

この成長曲線の違いは何なのか?伸びる選手と伸び悩む選手の要因は何なのか?とよく考えるようになりました。

そこで出会った言葉、考え方が知的謙遜でした。

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