展望:【グループG】21/22 チャンピオンズリーグ
さぁ、残すはこのグループ合わせてあと2つ!
グループGのチームをご紹介!
グループG
どのチームにもチャンスあり!
■グループG
リール(フランス)
セビージャ(スペイン)
ザルツブルク(オーストリア)
ヴォルフスブルク(ドイツ)
正直このグループはどのチームがグループリーダーになるのか分からない。チームのレベルも拮抗し、どのグループにも突破の可能性が平等に与えられているように感じる。
昨シーズン、パリ・サンジェルマンの連覇を止めたフランス王者リール。個々の実力も、チームの完成度も高いビジャレアル。毎度CLの舞台をかき回すザルツブルク。そして久しぶりのCLの舞台となったヴォルフスブルク。突出したビッククラブが居らず、どのチームにも恵まれた!と言えるグループかもしれない。
リール
昨シーズンはパリ・サンジェルマンと最終節までリーグ・アン優勝を繰り広げ、悲願の優勝を手に入れたリール。しかし優勝を手にしたチームだが、難しいチーム状況が続いているようだ。優勝の立役者であるがルティエ監督が退任…そして多くの主力が各国へ引き抜かれてしまった…
それは結果でも現れている。リーグアン開幕から5試合でリールは僅か1勝。不安材料を残したままCLの舞台に。
中盤の要であり、EUROでも躍動したポルトガル代表であるレナト・サンチェスが怪我の影響で離脱…悪いことが次から次へと…
そんな状況の中リーグアン王者として、リールがどんな戦いを示すのか。崩れ落ちるのか、意地を見せるのか注目だ。
セビージャ
セビージャはほとんどの主力選手を放出することなく、ロペテギ監督体制3年目のシーズンを迎えられることとなった。チームの成熟度も高く、個人スキルも十分な布陣が揃い、昨シーズンリーグ戦4位、チャンピオンズリーグベスト16の結果を超えることは目標になりそうだ。
前線には左利きのスソや、パワーで相手をねじ伏せるオカンボス。アタランタから昨シーズン途中でやってきた小さな魔術師パブ・ゴメスは攻撃に違いを出す。中盤にもラキティッチやジョルダン、フェルナンドなど実力者が揃う。
そしてこの夏も多くのビッククラブからの獲得の噂が飛び交ったCBジュル・クンデ。守備でも攻撃でもとにかくスケールの大きな選手。彼がセビージャを離れるのは時間の問題なのは間違いないだろう。そういった面でもロペテギ監督自身も、セビージャというチームとしても勝負の1年になりそうだ。
ザルツブルク(オーストリア)
オーストリア国内ではもはや敵なし。今シーズンは9連覇を狙う盤石の強さ。毎シーズンいい選手を育ては放出を繰り返す中で、その強さを維持していることは素晴らしく、どんなカラクリがあるのかは興味深い。
そして日本のサッカーファンにとって、記憶に新しいのは南野選手が所属していたころではないだろうか。あの時の南野、ホーランド、ファン・ヒチャンの前線3人のスキル、コンビネーションは非常に強烈で、今となっては各選手、ビッククラブへステップアップし活躍しているのは納得だ。
今大会もザルツブルクらしく攻撃的な姿勢で大いに盛り上げてくれるはずだ。また新たなスターが隠れているかもしれないのでそこも要チェック。
ヴォルフスブルク
ヴォルフスブルクのCL参戦は7シーズンぶり。久しぶりにこの舞台に帰ってきたブンデスリーガの名門に期待を寄せるファンも多いはずだ。
今季からファンボメル監督を招聘。あのバルセロナや、オランダ代表で活躍したファンボメルが監督としてCLの舞台に帰ってくるのだ。どんな采配、哲学を見せてくれるのか非常に楽しみだ。
この選手!というビックネームはいないが、ファンボメル新監督を招聘し、チームの完成度の高さを示している。リーグ開幕から唯一のブンデスリーガ4連勝で、首位でCLの舞台にやってくる。CLの舞台でもスタートダッシュを切れるか注目だ!
注目選手をあげるのであれば、中盤のドイツ代表であるマキシミリアン・アーノルド。長短正確なキックでヴォルフスブルクの攻撃を操る。各チームは彼を自由にさせてはいけない。前線には快速たちが待ち、スピーディーな攻撃は注目だ。
次はグループH!いよいよ最後!
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