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輪行とグリーン車

 混雑具合をちゃんと考慮しないとですが、やっぱ楽なんですよね。


ポジコロで飛んだ夏の輪行予定

 まあこれは致し方無い話なのですが、以前も書いたように夏の輪行旅行はポジコロで全部飛んでしまいました。

ただ、ポジコロ以前に今年の異常な暑さを考えたら夏の輪行、ってか夏のチャリはそれだけで自殺行為だったとも言えますが・・・

涼しくなってきたのでそろそろチャリを再開

 これを執筆しているのは9月。もう秋の筈。一気に涼しくなることを信じて止まない。てなことで、体のリハビリをしつつ、チャリも再開させる時が来ていると言えるわけだ。
 ポジコロは基本きつくて辛いことばかりだが、他方「もっと旅行しないとな」とは気づかせてくれた。まあチャリれなかったおかげで久しぶりの鉄旅をしたのも、ポジコロの副次的効果よねって。望んだ効果ではないけどさ。

東京近郊で輪行するならグリーン車

 てなことで、輪行で遠出に厚みを増していきたいなという思いが強くなってくる。タイでチャリ趣味を始めたので、輪行自体ジャパンに帰ってきてから覚えた作法故、チャリ歴と比して輪行回数は少ない。その少ない輪行回数でしょっちゅう活躍しているもの、それが「グリーン車」だ。

これから乗車をするところ

 グリーン車と言っても、ここで指すのは東京近郊の在来線グリーン車のことである。特急等のグリーン車ではない。
 グリーン車はまあ快適よね、なのだが、輪行で何故活用?というのは、チャリ収納場所が目的だ。

通常の輪行時置き場とグリーン車の置き場

 通常の電車では、先頭車や最後尾のスペースにチャリを置くことが多いと思う。広さとチャリが転倒しないように固定する場所の兼ね合いだ。

例えば211系くん!とかも、今は一般座席のみ
先頭車にチャリを縛りつける(この車両は211系くん!ではない)

ただ、先頭車両はトレインキッズの特等席でもあるので、そこは場所取り合戦が発生する場合もある。故に最後尾のが無難だったりすることも多い。

駅の端まで持ち運ぶのは辛い!

 一方でグリーン車。これは2階建てエリアにチャリを持ち込むのではなく、1階の平屋エリアを狙う。そして狙いは進行方向最後尾の座席だ。グリーン車は2両連結。平屋エリアは4か所。左右2列なので、合計8か所が、チャリ置き場の勝負である。そこに、こんな感じで収納を狙っていく。

収納時の姿(FOCUS CAYO)
収納時の姿(DAHON VISC EVO)

リクライニングシートの後ろのスペースは、スーツケースを置く人もいるし結構な争奪戦ではある。なので1列車8か所有るといっても意外と場所取りが厳しいこともある。短い10両長い15両が頻繁に来るトンキンエリアなればこそ、1本見送って、なんて対応はできるが、それでも何本も見送るわけにはいかないからどこかで踏ん切りが必要だ。

気をつけないといけないこと

 言わずともがなではあるが、これやっちゃうと該当座席はリクライニング出来ないので、出来るだけ空いている時間を狙う必要があるだろう。流石にここに荷物を置いて別の席に座る人もいないと思うが、リクライニング出来ない席は自分で座るほうが良いよねって。更に、混んできたときに隣にほかの乗客が来た場合は、時と場合によってはリクライニングできないことを一言断ったほうがいいこともあるかと思われる(私はこのような事態に出くわしたことは無いので、今のところセーフだが)。

 また、根本的な話ではあるが、鉄道における自転車持ち込みルールは各自乗車予定の鉄道のHPを確認が必要である。

 今回の例は都内近郊グリーン車だが、乗車する列車によって座席後ろエリアの確保ルールが違うのでそこも確認が必要だ。
 東海・山陽・九州新幹線は、今回取り上げたスペースは予約が必要となっている。自転車は別料金こそかからないものの、最後尾座席後ろの置き場は予約が必要となる。

 東北・北陸・上越・秋田・山形新幹線や、ほか一般在来線特急などはこのような制度は無いが、指定席でしっかりと最後尾座席を押さえるのが無難だろう。通路に置くなどの手もあるかもだが、手元から離れるので心理的不安も大きいと思われる。
 また、自転車をそのまま持ち込める施策が最近あちこちで見られる。お酒をそのまま持ち込めることで有名な常磐線が自転車をそのまま持ち込めるキャンペーンをやるのも中々興味深い話だ。

 輪行は自由度が広がるが、混雑する列車に大きな荷物を持ち込むことへの配慮をしつつ、しっかり楽しみたいところですね。

グリーン車ならBENTOも楽しめる
SAKEは呑んじゃったら自転車アウトなので、呑まないように!(非チャリ旅の時に撮影)


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