お休みしてた間の話。

ここ数日、体調不良でnoteに手がつけられなかった。

風邪をひいた影響なのか、味覚がいつもの6~7割程度しか戻らなくて困っている。
病院で検査をしてコロナでは無かったのに。
味が濃いものは分かるのだが、米の味や出汁の味といった薄めの味がほとんど分からないので食事を楽しめていない。
加えて、数年前から手首にあるガングリオンという謎のロボットアニメ系の病名がついたしこりが再発したり、片膝の関節に痛みが出たり。
原因不明の蕁麻疹ができたりととにかく故障が多かった。

全てに関係しているかどうか分からないこともあるけど、免疫抑制剤を使っている人間とはこういうものなのかもしれない。
個人的に免疫力を下げて1番驚いたのは、少し前に体がかびたことである。

数年前から体に茶色いカサついた痣があったのだが特に症状もなく気にしていなかった。
しかし、今年に入って以前見た時よりも広がっていることに気づき怖くなったので病院に行くと『癜風(でんぷう)』と診断された。
聞き馴染みのない名前ではあるが、それほど珍しくない皮膚病の一種らしい。
医師からは免疫抑制剤による免疫力の低下によって起きたのだろうと言われた。
塗り薬で完治はしたけど、なんだか地味にショックだった。自分がゴルゴンゾーラになったような気がした。
通常通りの免疫にすれば、自分で自分の内臓を攻撃してしまうし。
下げれば下げただけ病気にかかりやすくなるし。
どう考えても健康でいるだけというのが人よりハードだと思わざるを得ない。


体調を崩している間、私が子供の頃に流行っていたアニメばかり見ていた。 
その中でも映画『ミュウツーの逆襲』を人生で初めて見たのだが、非常にメッセージ性が強く面白かった。
それがきっかけでポケモンを第1話から直している。

アニメ以外にも気になる作品はあるのだけど、私には大きな問題がある。
私は痛いシーンにとても弱いのだ。
ケガをしたり、刃物で切られたり、銃で撃たれたりといったシーンではどういうわけか同じ部位が痛み。
体に力が入らなくなって気持ち悪くなってしまうので、血が流れる作品は基本的に見られない。

具体的に上げてみると時代劇、戦争映画、一部ホラー・スリラー系、パニック映画はほぼNGである。
実写でもアニメでもそういうシーンには耐えられない。
医療ドラマは『ドクターX』のおかげでだいぶ見られるようにはなったのだが、それでも手術中に内臓を直に触られるようなシーンを見ると自分の内臓も掻き回されているようで「ぐわぁぁぁ…」と思わず呻くことがある。

別に無理して見る必要は無いのだが、その中に誰もが知る名作や人気作があると悔しいなぁと思う。

特に何かと度々話題になっている、『ミッド・サマー』が見たくて仕方ない。
なのに、ショッキングなシーンがあるようなので一生見られそうになくて悲しい。
ホラー映画も好きなのに、圧倒的に見られないものの方が多いのが辛い。
アニメも『進撃の巨人』が見たいのだが、なかなか難しい。
見ているだけで痛みが伝染るという人に今まで会ったことがないので、どこかに仲間がいたらいいなと思う。

また今日から休み休み、運動もnoteも無理せず頑張っていきたい。(了)

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