音に色を感じる『共感覚』を持っているのかもしれないというお話

いつ頃からはわからないけど昔っから音楽や声、音に色を感じて生きてきた。

これ、あんまり人には言ったことがない、というか感じているのが当たり前すぎて、耳が聞こえるとか言葉を話すとかと同じぐらいの感覚だったので、何とも思ってなかったのだけど。

よくテレビであなたのオーラの色は赤ね?とかやってるけど、それに関しては普通の人と同じ感覚で『オーラ見えるとかすげえ!』と思っていたので、自分のそれが特殊能力だとも思ってなかったわけです。
(ていうかまだ特殊能力だとも思ってない自分がいるけど。みんな見えてる…でしょ?)

そんな当たり前のことになぜ気付けたかというと、たまたまテレビで『共感覚』についてやっていたのを見てから。

色がなくても色を感じる(共感覚)

ここで紹介されているのは文字に色が付いて見える人のことだけど、私これに近いんじゃないかなって。

私の感覚だと、音楽を聴いていると暗ーい黒色の空間にぼんやりと光るような色が広がるイメージ。
白くくすぶったり、緑色がぼんやりと広がって揺れたり、炎のように赤色が揺らめく時もある。

これを書くにあたって色々と記事を眺めていたのだけど、

共感覚の持ち主にはこんなに世界が違って見えていた

この記事に、

実際、長田教授の知る共感覚者の中には、本名の色が嫌いなため、好きな色のペンネームを使っているジャーナリストや、

というくだりがあって、確かに自分の旧姓の名字は黒い色が付いていたのが、今の名字は白くてとても気に入っている感覚がある!言葉にしたこともなかったけど確かにその感覚があった、そういえば。

音楽も好きだけど、言葉の音節の美しさとかしゃべり言葉をじっくり聴くところが自分にはあって、もしかしたら音の色を楽しんでるのかもしれないなぁ。

30数年生きてきて初めて気が付いた。どのぐらい共感者がいるもんなんだろう。

#共感覚 #心理学 #音に色が付く #エッセイ

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